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尿チェックのプロが教える! メタボ、肌荒れ...カラダがダメージを食らう3つの”ヤバい日常行動”とは

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テレ東プラス

2019.12.16

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まさに新たなヘルスケア時代の幕開けだ。なんと、おしっこをするだけで"健康度"が解析されて、毎回スマホに届くサービスが登場した。開発したのは、生体情報分析のテクノロジーの開発に特化した企業・サイマックスだ。

尿の情報をもとに"健康度"の数値を算出・分析してきた同社に、多くの人が陥りがちなダメージ行動を3つ挙げてもらった。メタボや肌荒れ、日中の眠気、免疫力や集中力の低下などに悩む人は、当てはまるものがあるかもしれない。

おしっこはカラダのデータの宝庫!


仕事に、家事に、育児に、忙しく過ごす人ほど、体に気を使うのはむずかしい。ちょっと異変を感じても「疲れてるのかな?」「気のせいかも...」と後回しにしがちだ。漠然としていて、何が原因かわからないことも多い。

その点、「スマート体調チェック」は画期的だ。トイレでいつも通りにおしっこをするだけで、その時の自分の体調をスマホに届けてくれる。

health_20191216_01.jpg▲「スマート体調チェック」の生みの親であるサイマックス代表・鶴岡マリアさん。これまで身体の状態をリアルタイムで可視化できるサービスがなかったことから、独自に機器を開発。企業や大学病院、自治体との実証実験を経て、2018年より企業向けに先行導入を開始した。

health_20191216_02.jpg▲全体的な健康度は「ヘルシー指数」として表示される。

health_20191216_03.jpg▲ほか、「疲労回復力」や「集中力」、「こころ」などの状態までわかる。

「分析の元となるのは、排尿時の尿のpH(ペーハー)値、尿量、勢いなどです。とくに注目したいのはpH値。実は、尿が酸性・アルカリ性のどちらに傾いているかを示すpH値は、『インスリン抵抗性』と呼ばれる状態と相関関係があることが医学的にわかっているんです」(鶴岡さん)

「インスリン抵抗性」とは耳慣れない言葉だが、膵臓から分泌されるインスリンが正常に働かなくなっている状態を指す。インスリンの十分に働かない状態が続くと、心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病、脳卒中、がん、心不全、認知症といった生活習慣病につながっていくという。

health_20191216_04.jpg▲これは「メタボリックドミノ」と呼ばれる図。病気へと至るドミノは、遺伝や体質によって進路を変えながら倒れていく。その際、必ず通るのが「インスリン抵抗性」なのだ。

「尿のpH値が酸性に偏るとき、インスリン抵抗性が高まるとされていますね。つまり、尿をチェックすることで、あらゆる生活習慣病の予兆となるインスリン抵抗性の動向をキャッチできるのです」(鶴岡さん)

こうした情報を総合して体調を客観的にチェックできるのが「スマート体調チェック」というわけだ。

我が家にも取り付けて毎日使いたいものだが、残念ながら現在は法人への提供のみ。いずれは公共施設や駅などへの普及も目指すというから、私たちの手が届くところへの設置を楽しみに待ちつつ、私たちの健康を蝕む"ヤバイ行動"を教えてもらおう。

カラダの"健康度"をガクンと下げる3つの行動


「スマート体調チェック」の健康度は、医療分野の先行研究の成果をもとに算出されている。同サービスを通じて研究を重ね、日々自らも使用したり、膨大なデータを分析したりするうちに、健康を悪化させる共通項が見えてきたと鶴岡さんはいう。

「『ヘルシー指数』が低い人に共通しているのは、『食事』や『睡眠』の状態が悪く、『ストレス』を溜めがちだということ。当たり前のようですが、尿の測定値を見ていると、私たちが想像する以上にこの3つが大きく影響しており、身体の調整機能を害しやすいことが目に見えてわかるのです。正しい体調管理とは、この3つを自分の身体に合わせてベストな状態にすること、といっても過言ではありません」(鶴岡さん)

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さっそく「食事」「睡眠」「ストレス」の3つに絞って、体をベストコンディションに引きあげるための具体的なハウツーを見ていこう。

食事面では「糖質・脂質・アルコール」の3兄弟にご用心!


「まず、最も体がダメージを受けやすい食生活は、糖質・脂質・アルコールのとりすぎです。ただ、アルコールについては、酔いやすさと体へのダメージはちがうことに注意してください。トイレで尿をチェックしてみると、ほとんど酔っていなくてもガタンと数値が悪くなる人、泥酔していても良好な数値を維持する人など、体質によってさまざまなのです」(鶴岡さん)

ただ、確かなことは、糖質・脂質・アルコールをとりすぎた状態が続くと、体内が慢性的に酸性に傾くということ。体内が酸性になると、脂肪をエネルギーに変えにくくなり、脂肪を燃やせなくなって太りやすくなる。さらに、細胞の新陳代謝の力も落ちて、肌が荒れやすくなるなど、健康も美容も負のサイクルに入ってしまう。

これを防ぐためにも、アルカリ性の食品で私たちの日常に不足しがちな野菜・海藻類・キノコ類をバランスよくしっかり摂ろう。

寝不足はやっぱり万病のもと...40代こそ睡眠に注力を!


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「睡眠不足は、3つの中で最も体のダメージを自覚しやすいものかもしれません。少なくとも6時間以上は寝たほうが良いと言われていますが、尿の数値を見ていると、同じ時間眠ったからといってすべての人の体調が良くなるわけではないようです。必要な睡眠時間は人それぞれなので、自分のベストは何時間なのか、きちんと知っておきたいですね」(鶴岡さん)

ちなみに、厚生労働省の「国民健康・栄養調査」(2017年)の平均睡眠時間の調査によれば、世界的に見ても、日本人の睡眠時間は最短クラスだ。しかも、40代男女の半数前後が「6時間未満」と回答している。

睡眠が足りないと、頭が働かない他にもストレスを受けやすくなったり、免疫力が低下したりといった悪影響が出る。睡眠時間を削りがちな40代こそ、寝具を自分の体にあったものに変え、湯船に浸かってしっかり体を温めて、暖色のランプが灯る部屋でひとときの癒しの時間をもちたい。

その日のストレスはその日のうちに解消せよ


「ストレスを感じていることも、ある程度は排尿の状態でわかります。ストレスや不安を抱えていると排尿行動に変化が起き、ある一定のラインを超えた人の7割が精神疾患を患っているとのデータもあります。体にストレスがかかりすぎると身体の調整機能が正しく働かなくなって尿にサインが現れるのです」(鶴岡さん)

自律神経を正常な状態で守るためにも、その日のストレスはその日のうちに解消しておきたい。疲れて帰った夜でもサッと準備できる範囲で、ブレンドして楽しめるアロマやコーヒー、ネイルアートやプラモデルなど、一瞬でもぐっと没入できる趣味を持っておくと、良いストレス発散になりそうだ。ゲーム類は脳が刺激されて寝付きにくくなるため、アナログなものがベスト。

「ちなみに、よく挙げられる目視や匂いによる尿チェックも重要な健康管理のひとつ。とくに『尿の色が茶色い』『尿が泡立っている』『尿が濁っている』といったような目視でわかる異変が出た場合は、体調不良の域を超えている恐れがあります。とくに、尿の色が茶色い、つまり出血している場合は要注意。数回続くようならすぐに受診してくださいね!」(鶴岡さん)

【取材協力】
サイマックス株式会社
住所:東京都葛飾区西水元1-16-3
電話番号:03-6869-9677(代表)

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