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ニッポンの「リアルなご飯」にスポットをあて、「あなたのご飯見せてください」を合言葉にリポーターが旅を敢行する「昼めし旅」(毎週月~金曜 昼11時40分)。その土地ならではのお昼ご飯や人気店、魅力的なご飯を紹介します。
5月25日(月)の放送は、初夏の野菜満載の簡単アイデアめしスペシャル。これから旬を迎える食材を活かした、とっても簡単で美味しいアイデア料理を総集編で一挙大公開!
ご飯を巻けば絶品! 長茄子の油炒め
最初の舞台は、神奈川県のほぼ中央に位置する厚木市。東京や横浜のベッドタウンでありながら、少し足を伸ばせば丹沢大山国定公園など豊かな大自然を満喫できるスポットが数多く存在しています。また、整備された登山コースがいくつもあるため、訪れる観光客は
なんと年間60万人以上!
そんな厚木市の名物といえば、B級グルメグランプリにも輝いたシロコロ・ホルモン。使用する肉はその日さばいた豚の大腸のみ。そのため肉厚なのに柔らかい食感が特徴です。
味噌と醤油をベースに、塩。唐辛子などを加えて作ったタレもポイント。この特製ダレをつけて食べるのが厚木スタイルです。そんな自然豊かな厚木市で、芸人のワッキーさんがご飯調査!
果樹園「たかざわふぁ~む」を訪れたワッキーさん。作業場にいた髙澤美代子さんに、話を伺うことに。美代子さんとご主人が経営するこちらの果樹園では約10種類の果物を栽培しています。
りんごをはじめ、ぶどう、ブルーベリーなどが実り、果物は直売も行っています。
さっそく、例のお願いを...。
「あなたのご飯、見せてくださ~い」
交渉成立! じつは果物だけでなく野菜も栽培している髙澤さん。畑でお昼ご飯の食材を調達します。
通常のナスの2倍以上、長さ約40㎝もある庄屋大長茄子。ツヤがよく、非常に柔らかくてあっさりとした味が特徴。こちらを使ってお昼ご飯を作ります。
まずは長茄子を大き目にカットしてフライパンに並べます。両面に焦げ目がつくくらい焼くことで、より甘味が増すのだそう。
こちらが髙澤家のお昼ご飯。
長茄子を使った、油炒め。油との相性がよく、生姜醤油で食べると絶品! 髙澤家の定番料理です。
こちらは作り置きしていた、長茄子の揚げ浸し。暑くなるこれからの時期にピッタリ。味付けは、薄目の醤油だしでアッサリと。しっかり味が染み込んでいます。
他にも、果樹園自慢のとりたての桃。
畑でとれた紫蘇を一晩煮込んで作った、健康にもいいという自家製の紫蘇ジュース。果樹園や畑があるお宅ならではの料理がズラリと並びました。
ご主人の和雄さんは、茄子でご飯を巻いて食べるのが大好きなのだそう。「油と生姜がうまくくるまってね。ナス寿司といって、寿司を食べている感じがするの」と和雄さん。
結婚して45年、ふたりで農作業している時間が一番楽しいという美代子さん。これからも美味しい野菜と果物を夫婦仲良く作り続けてくださいね!
これからの季節にピッタリ! 大葉と梅の肉巻き
続いて、関東屈指の別荘地、神奈川県葉山町でご飯調査。川沿いでカルガモを見ていた藤島昭子さんにお話を伺うことに。さっそく、例のお願いを...。
「あなたのご飯、見せてくださ~い」
突然のお願いにも関わらず、快くOKしてくれました。76歳の葉山マダム、藤島さんのお宅へ。藤島さんにはふたりの娘さんがいて、現在は次女と暮らしているそう。20年前からベランダで家庭菜園をしており、ミントやローズマリー、唐辛子などを育てているそうです。
この日は大葉を摘んでご飯に使うとのこと。
まずは、摘んできた大葉を半分に切り、広げた豚ロースにのせます。種を取った梅干しを叩いたものを乗せ、くるくると巻いていきます。
表面に片栗粉をまぶしたら、フライパンへ。きれいな焦げ目がついたら出来上がり!
こちらが、藤島さん家のお昼ご飯。
自家製の大葉と梅を使った、さっぱりとした肉巻き。
9年間継ぎ足して大切に使っているぬかで漬けたキュウリのぬか漬け。
そして、素朴な味わいの切り干し大根も。野菜たっぷりの、食欲をそそる料理が並んだ食卓でした。これからもお体に気を付けて、趣味に励んでください。ごちそうさまでした!
「テレ東プラス」では、毎週1回、「昼めし旅」から学べるまかない飯を紹介していきます。ルーティーンばかりで昼飯、夕飯に悩んだら...ぜひ一度、「昼めし旅」をのぞいて見てくださいね。
※記事内で表示された年齢・数値等はすべて放送当時のものです。