キャベツも白菜も使わない? 香ばしい変わり種の餃子は意外な調味料で食べるのがポイント!
ニッポンの「リアルなご飯」にスポットをあて、「あなたのご飯見せてください」を合言葉にリポーターが旅を敢行する「昼めし旅」(毎週月~金曜 昼11時40分)。その土地ならではのお昼ご飯や人気店、魅力的なご飯を紹介します。
11月27日(金)の放送は、栃木県・宇都宮市で昼めし旅。市内には、宇都宮餃子を出す店がなんと90軒以上。切磋琢磨し、おいしい店がたくさんあるんです。日本一の座をかけ静岡県・浜松市と毎年争ってきたのですが、今年上半期、なんと九州・宮崎市に餃子購入額1位の座を奪われてしまったのです。そんな日本一奪還に奮闘する宇都宮を調査するのは、はんにゃ川島さんです。
農家直伝! 春菊ネギ餃子
まずは、餃子店を支える農家さんへ。
宇都宮市出身で、2011年に脱サラして農業を始めたという宮本暢常さん。所有する畑はおよそ3ヘクタール。年間、およそ100種類の無農薬野菜を育てているそうです。
特に力を入れているのが春菊。生でも食べられる春菊ということで、ちぎりたてを食べさせていただくことに。
「春菊の味はスッゴくするのに、春菊のイヤな感じが出ない。噛めば噛むほど甘い!」と川島さんも驚き! 3年ほど肥料や土の配分を研究し、えぐみがなく香味を残した春菊を開発したという宮島さん。サラダや餃子にも合うそうです。畑を見せていただいたところで、例のお願いを...。
「あなたのご飯、見せてくださ~い」
交渉成立! ご自宅へ伺います。
畑に体験農業に来た方に料理を振る舞うために作ったというアイランドキッチンで、まずは餃子作り。

自家栽培のネギ、春菊、ニラ、ニンニクをみじん切りに。ネギは栄養価が高い緑色の部分も入れていきます。白菜の代わりに春菊を入れているのもポイント。
野菜をひき肉と混ぜて、とれたての新生姜を、皮がついたまますりおろして入れます。新生姜は辛みが少ないのでたっぷりと! 味付けは醤油と塩。そして貝柱のだしを振り入れ、ごま油で香りづけしてよく混ぜます。
薄めの皮に具材をのせて閉じ、オリーブオイルで焼き上げていきます。
水ではなく熱湯を入れてフタをし、中火で約6分。皮をパリッとさせるために追いごま油をして強火で水分をとばせば完成。
残ったネギとニラは卵焼きに。銅の卵焼き器で作ると、熱が均等に伝わり、卵がふんわりと仕上がるそう。

こちらが宮本さんの昼ご飯。
餃子は、お酢に辛みが控えめのホワイトペッパーを入れたものにつけて食べるのがオススメ。餃子の味と香りが引き立つそうです。
こだわりの春菊餃子、ごちそうさまでした! これからもおいしい無農薬野菜を届けてくださいね。
人気餃子店のまかないとは?

続いて、昭和59年創業のラーメン屋「幸楽」へ。店主の平塚康さんが出迎えてくれました。

創業以来変わらない味のラーメンは、鶏ガラととんこつでだしをとった、さっぱりとした味わいのスープが特徴。安くておいしいと評判です。
自慢の餃子は、家庭の味になってほしいという想いから、スーパーマーケットやサービスエリアなどに卸しています。焼くときのポイントは、サラダ油とごま油をミックスすること。香りが立ちつつも焦げにくくなるそうです。
餃子を味見させていただいたところで、例のお願いを...。
「あなたのご飯、見せてくださ~い」
さっそく、まかないを見せていただきます。
この日のまかないは牛すじの煮込み。牛すじは肉の旨みを閉じ込めるため、一度焼いてから圧力鍋へ。1時間ほど煮ると、とても柔らかくなるそうです。
その間に唐揚げ作り。
鶏モモ肉は醤油、酒、生姜汁に30分ほど漬けて下味をつけ、衣は卵白と片栗粉を入れることでサクッとし、鶏肉はジューシーに仕上がるそうです。
揚げている間にもう1品。ホットプレートに豚バラ肉ともやしを重ね、さらに豚肉を重ねてお酒を少しかけてフタをして蒸したら出来上がり。
こちらが幸楽のまかない飯。
牛すじの煮込みは、お酒のアテによく作るそうです。
豚もやし蒸しは、ポン酢をつけていただきます。
家族一丸となってお店を盛り上げている「幸楽」。これからも宇都宮の家庭の味、守り続けてくださいね!

