1歳の”次女”のために爆買い!?つらい選択を経験した若夫婦が語る「手がかかる幸せ」:家、ついて行ってイイですか?(明け方)

8月9日(月)に放送した「家、ついて行ってイイですか?(明け方)」(毎週月曜深夜)では、千葉県佐倉市在住のゆうきさん(24歳)とひなさん(23歳)ご夫妻のお家について行くことになります。

homeii_20210810_01.jpg【配信終了:8月24日(火)】動画はこちら

「二木の菓子 印西店」さんの入り口付近に設置した定点カメラに話しかけてくれた、ゆうきさん・ひなさんご夫妻。1歳になったばかりという娘のりおちゃんのために大好きな駄菓子を買いに来たそうです。買い物代をお支払いするということで交渉したところ、「ウチでよかったらぜひ」と快諾していただきました。

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玄関を入ると2階分の階段を上がった3階部分に2LDKのお部屋がありました。こちらに家族3人で暮らしています。料理中でもりおちゃんの様子がわかるようにとの配慮から、リビングにベビーベッドが置かれています。

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冷蔵庫には離乳食がきちんと整理されてびっちりと詰まっています。そんな中に、大人用の冷凍餃子を発見、こちら29円と格安!! 「大人は米さえあれば」と、食事もりおちゃん優先です。

幸せを絵に描いたようなご夫婦ですが、お2人の出会いはTwitter。共通の友人がいて「可愛いなってフォローした」というゆうきさんが、ひなさんに猛アタック! 結婚したのは2017年の12月25日だそうです。プロポーズの言葉を聞くと「プロポーズされてないです! 1人目の子を妊娠していて」と、ひなさん。

すると、ゆうきさんが「長女がそこにいて...」と指さした先には遺影が...。「2019年の4月8日に生まれて5月8日に天国へいっちゃったんで...」。

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お産のときはまったく異常がなかったものの、生後2週間目の検診で「心臓に穴が二つ空いている」のに加え、「大動脈縮窄症」と診断されたそうです。「ふつうに育児をしていくつもりが、まさかこんなことになるとは...と、頭がごちゃごちゃしちゃって。混乱していました」と、ひなさん。

すぐに手術が必要となり、医師からは「手術で亡くなる確率は1%以下」と説明を受けるも、「確率の低いほうにウチの子が入っちゃったって感じで」(ゆうきさん)...。

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手術が終わり、ICU(集中治療室)で面会したときには悪化した状態で輸血のためのチューブがつながれていたといいます。「ベッドの下に血液のタンクが8個ぐらい並んでいて、それを見てびっくりした」と、ひなさんがつらそうに話すと、ゆうきさんも「手術して治るものと思ってたから心の整理がつかないまま...」と声を落とします。

心臓はわずかにしか動いていない状態のため人工心肺装置で命をつないでいるものの、この装置も長く使用することができず、「取り換えたら(心臓が)止まってる間に脳に血液が回らなくなって、今度は脳に障害を負うかもしれないと言われて...」と、戸惑うご夫婦はさらに大きな選択を迫られたのです。

「担当医から人工心肺装置を新しいものに替えて命をつなげるか、1回外して自分の心臓の力に賭けて見るかって言われて。なんでウチの子なんだろうとずっと考えて」とゆうきさん。

「すごく考えました。ずっとそのことだけ考えていました」そして、お2人が出した答えは...「究極の決断だったんだけど、チューブにつながれて手術を十何時間乗り切ったので...、これ以上つらい思いをさせたくない。最後は楽にさせてあげたい」。

ゆうきさんは「徐々に血の気を失っていって最後は抱っこしながら天国へ旅立った」と、そのときの様子を教えてくれました。

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ひなさんは「ベビーベッドやベビー用品を見るだけでダメになっちゃいそうで。家に帰るのがつらかった。赤ちゃんの匂いとか残っているので。それがすごいつらかったですね。本当にいなくなっちゃったんだって。でも、ちょっとでも思い出ができたのがよかった。オムツを換えたり、抱っこしたり」と振り返ります。

「納骨は、自分か嫁かどっちかが死んじゃった時に一緒にいれようかな。1人じゃかわいそうじゃないですか」と、ゆうきさんがお骨を家に置いたままにしている事情を説明してくれました。ひなさんも「そばにいたいかなと思って」と続けます。

やがて第二子となる、りおちゃんが生まれたときは、お2人の口から「嬉しさよりも不安が大きかった、また同じことが起こるんじゃないかと」と本音が。

「生まれてから2週間を迎えるのが目標」だったといい、それが1カ月になり...何かあればすぐに病院に行く日々だったそうです。「足が冷たい、湿疹が出た、だけでも病院に行く。絶対に聴診器を当ててもらう。不安でしょうがなかった」と語ったあと、ひなさんは「手がかかるって、幸せだよね」とニッコリ。ゆうきさんも「幸せだよね」と応えます。

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今は、りおちゃんの成長1つひとつが幸せ、全部幸せと話すゆうきさんの夢は「家族3人健康に暮らしてマイホームを買うこと」。まずは健康第一で、お仕事頑張って素敵なお家を建ててください!



明日8月11日(水)夜9時放送の「家、ついて行ってイイですか?」は、ゲストに、志田未来・竜星涼を迎えて、「訪れる...運命の分かれ道SP」をお届けします。

【夜の川崎駅】
夜の川崎駅で...街頭演説をする男性に遭遇!
妻は「憧れの先輩」...中学・高校一緒のおしどり夫婦!
しかし...じつは2カ月ぶりの再会。
夫は「全然家に帰ってこない」...そのワケは?

【千葉県成田市・農産物直売所】
成田市の直売所で...大農一家のご自宅へ!
シャチホコに獅子...まるで中国のお城のような門構え!
トラック運転手から大規模農業の経営者へ...。
4人の息子を育てあげた73歳父が建てた"終の住処"。

【神奈川県横須賀市・農産物直売所】
横須賀市の直売所で...実家の中華料理店で働く30歳男性の自宅へ!
店の2階の8畳一間で彼女と半同棲中...昭和感漂うシャイな30代カップル。
しかし、コロナ禍で売上50%減。でも、彼女と一緒に店を支えていきたい...。
そして...コロナ禍が落ち着いたら「結婚かな」...シャイな彼氏からの突然の告白!!

どうぞお楽しみに!

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