温泉を愛するモロッコ人男性が温泉に感動!サウナで”ととのう”体験も:世界!ニッポン行きたい人応援団

ニッポンで、憧れの墨絵画家の作品に感動! 伝統の越前和紙作りも体験


続いて紹介するのは、イタリアの首都・ローマに住む、墨絵を愛してやまないジュリアさん。

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ローマの大学に通うジュリアさん。自宅を訪ねると、1年前から習っている居合いの道着で「サムライガール!」と挨拶をしてお出迎え。部屋には障子などニッポンにまつわるものがたくさん! 小学生の時に観た映画「ラストサムライ」に感銘を受け、ニッポンの伝統文化の虜になったそう。


中でも夢中になっているのが、墨の線と濃淡を使って風景や人物などを描きだす墨絵。西洋画にはない、線を生かした画法はニッポンの漫画文化の原点とも言われています。
墨絵は鎌倉時代に中国から伝わったものですが、ダイナミックに描く中国の墨絵に比べ、ニッポンの墨絵が大切にしているのは紙の余白。この「余白の美」こそ、日本人の美意識が生んだ墨絵文化なのです。

ニッポンにはまだ一度も行ったことがないジュリアさん。インターネットでニッポンの墨絵を探しては、模写して勉強する毎日。そんなジュリアさんが尊敬してやまないのが、墨絵画家の西元祐貴さん。美術学校を卒業後、墨絵の新たな可能性を追求し、繊細かつ大胆な筆さばきで躍動感を表現。伝統の枠にとらわれない作風で、プロ野球の球団公式グッズにも採用されるなど、ニッポンを代表する墨絵アーティストです。

西元さんのもとで本格的に墨絵を勉強したいと夢を語るジュリアさんを、ニッポンにご招待! 5年前に初来日しました。

向かったのは、福井県。「西元祐貴・陶墨画ギャラリー」にやってきました。すると、感激のあまりジュリアさんの目に涙が……。ここは、インターネットでいつも眺めていた憧れの場所なのです。

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ジュリアさんがどうしても見たかったのは、1.5m四方の和紙に描かれた麒麟と鳳凰。ギャラリーがオープンする際の記念式典で描いた作品です。実際に作品を見たジュリアさんは「これは越前和紙でしょうか?」とギャラリーの方に質問。西元さんは、越前和紙を使って作品作りをしているそうで、この作品にも使われています。

ずっと興味を持っていたという越前和紙は、福井県越前市で作られる手漉きの和紙。全国に産地がある和紙の中でも、信長、秀吉、徳川幕府が揃って日本一と認めたのが越前和紙なのです。その品質の高さから、ピカソをはじめ多くの巨匠が愛用したとの逸話も。

そこで向かったのは、約1500年前から越前和紙を作っている、越前市の五箇(ごか)地区。人間国宝に2人も選ばれ、職人の数、生産量ともに日本一と言われています。今回は、家族で越前和紙の伝統を受け継ぐ長田さん一家にお世話になります。

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まず見せていただいたのは、30年以上前に作られた襖。四代目・長田和也さんの母、榮子さんの作品です。色の違う和紙を重ね、立体的に藤の木を浮かび上がらせています。ジュリアさんは「美しいですね」「すごい!」と驚きの表情。

長田さん一家のお住まいは、築100年を超える昔ながらの日本家屋。ニッポンの伝統文化が大好きなジュリアさんは、初めて見る本物の和室に「オーッ ディーオ(何てこと!)」と感動し……伝統的な日本庭園にも大興奮!

榮子さんは、ジュリアさんと同じ23才の時に長田家に嫁いで以来、越前和紙作り一筋。伝統工芸士にも選ばれている職人です。そんな榮子さんに、長田製紙所の工場を案内していただきます。

工場では、8人の職人が越前和紙を手作りしています。作っているのは、伝統的な和紙だけではなく、和紙で模様を描いた巨大なオブジェや和紙でできたドレスまでさまざま。「破れないんですか? 紙が服になるなんてありえません!」と驚くと、「丈夫なんですよ。引っ張ってもなんともない」と和也さん。

この丈夫さこそ、和紙の最大の特徴。その寿命は1000年以上とも言われ、越前和紙がピカソなどの巨匠に愛されたのも、紙が丈夫で作品をいつまでも美しく保存できるのが理由だそう。紙の強さを生む秘密を知るため、越前和紙を作る工程を見せていただくことに。

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和紙は、植物の繊維を分解し、再び固めて作られるもの。越前和紙に使うのは、クワ科の楮(こうぞ)など、強い繊維を持つ植物です。皮の内側にある靭皮(じんぴ)だけを取り出し、石釜で煮ること約4時間。それを丸2日水につけてアクをとり、色素を抜きます。自然の力で白くするため、とても時間がかかるそう。

繊維を白くした後にも、もう一手間。「ちり寄り」と呼ばれる工程で、色が落ちていない部分や削り残しを、ひたすら手作業で取り除きます。この道60年以上の大ベテラン、滝吞強士さんに教えていただき、ジュリアさんも体験させていただくことに。繊維から黄色い部分だけを取り除くのは、根気のいる作業。滝呑さんはこの作業を1日8時間近く行うことも。

ちり寄りした太く長い繊維を細かくほぐしたら、次は丈夫な和紙へと固めていく作業。紙の形に整えていく「流し漉き」です。水槽の中にほぐした繊維を入れ、そこにトロロアオイから取れる自然の粘着剤を加えます。これも、1000年以上もの寿命をもつ、和紙の強さの秘密なのです。

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この繊維と粘着剤が混ざった液体を汲んでいきますが、「こんなに難しいなんて!」と大苦戦。一見、液体の波の動きは縦方向だけに見えますが、よく見ると実は左右にも動いています。この職人技で、繊維が複雑に絡み合い、より強度が増していくそう。

これを、室(むろ)と呼ばれる乾燥室で4時間ほど乾燥させれば完成です。襖紙や絵画にも使われる1枚8000円の越前和紙を見て、「一人ひとりの職人さんの魂を感じます」。
すると和也さんが「これで墨絵にチャレンジしてください」と、越前和紙をプレゼントしてくださることに!

和紙作りを見せていただいた後は、夕食の準備をお手伝い。ジュリアさんは初めて目にするタケノコに興味津々。近くの山で採れたというこのタケノコは、生ワカメと合わせて若竹煮に。さらに、日本海で獲れたカレイや、炭火で丸ごと焼いた浜焼きサバなど、福井の郷土の味を堪能しました。「ニッポンの温かい家族に囲まれて幸せです」。

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別れの時。「本当にお世話になりました。素晴らしい経験をさせていただけたこと、一生忘れません」と伝え、墨絵で描いた皆さんの似顔絵を贈ります。「涙が出てきちゃう」と感激する榮子さんと熱いハグを交わしました。

あれから5年、ジュリアさんから長田さん一家にメッセージが届きました。
「ニッポンにも家族ができたことが本当に嬉しいです。これで私も本当のサムライガールになれたのかなぁ? またお会いできる日を夢みて、これからもよろしくお願いします」
長田製紙所の皆さんも、元気に越前和紙作りに励んでいるそうです!

続いて向かったのは、福井県のとある場所。ジュリアさんには内緒で、憧れの西元さんのアトリエにやってきました。「ここはなんですか?」と不思議がるジュリアさんが案内された先には……なんと憧れの西元さんが!

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「オッ ディーオ!(何てこと!)本物ですよね?」と驚くジュリアさんに、まさかの展開が! さらに帰国後、ジュリアさんが驚きの進化を遂げていました!



2月21日(月)夜8時からは、「世界!ニッポン行きたい人応援団」“ご招待で人生変わっちゃった!”を放送!

「ニッポンのひな人形をもっと知りたい!」
25年前、娘のために人形を探していたときに“ひな人形”に出会い、ニューヨークのアンティークショップで購入したジュディさん。東京目黒「ホテル雅叙園東京」で「百段雛まつり」を見て感動!さらに京都では大橋弌峰(いっぽう)さん、手足師・澤野正さん、頭師・川瀬猪山さん、髪付師・井上正幸さんに出会い、分業によって作られる「ひな人形作り」を学ぶ。海を越えた奇跡の縁も!

「ニッポンで本格的に墨絵を勉強したい!」
“墨絵”を愛するイタリア女子大生ジュリアさん。尊敬する墨絵アーティスト・西元祐貴さんの元で「本格的に勉強したい!」と願っていたところ…ご本人がサプライズ登場!
一番大切にしている道具や描く際の大事なことについて教えていただく。あれから5年…ますます墨絵に夢中のジュリアさん、初挑戦の風景画をビデオレターで披露!直接アドバイスが欲しいと5年ぶりに中継で再会も!

どうぞお楽しみに!

※このページの掲載内容は、更新当時の情報です。
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