3年間風呂に入らず!?本とゴミに囲まれて暮らす謎の読書家が明かす過去と展望:家、ついて行ってイイですか?(明け方)

7月10日(月)に放送した「家、ついて行ってイイですか?(明け方)」(毎週月曜深夜)では、武蔵溝ノ口駅前で出会った、何冊もの本を持ち歩く謎多き男性のお家について行きました。

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武蔵溝ノ口駅前で、ハンドベルの演奏会に耳を傾けている男性に声をかけました。肩からかけていたバッグには本がぎっしり詰まっています。演奏会を観に来るまでは、お蕎麦を食べたり、本を読んでいたりして時間を過ごしていたといいます。今一番の関心ごとは「お金」。年金が下がり、物価が上がっているせいで「お金が足りないよ!」と嘆きます。

さっそく「家、ついてイイですか?」と聞いてみると、「やってみてもいいかな?」とのお返事をいただけたので、タクシー代をお支払いしてお家へ。しゅういちさん(67歳)の趣味は読書。会社勤めをしていたそうですが、家庭の事情で7年ほど前に退職したそうです。ちなみに、バッグの中に入っていた本を1冊見せてもらったところ、肉好きに警鐘を鳴らす医療関係の実用書でした。

2DKで家賃は6万円。現在のお家には、引っ越してまだ半年ほどだとか。ダンボールが山積みになっていますが、中身はほとんど本。そのせいで部屋は座る場所もないほど狭くなっていますが…「非常に重要な本がいっぱいあります」と、しゅういちさん。

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台所には、きちんと分別はされているのに、捨てられていない大量のゴミ。床にはなぜかティッシュが散乱しています。「鼻血出ちゃったんだよ」とのこと。天むすを食べていたら、突然鼻血が出たといいますが、それも1カ月ほど前の出来事。それ以外にもあちこち山盛りになっているティッシュの理由を聞くと「まぁ色々…そうだな…」と言葉に詰まり、その理由は謎のまま。
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ダンボールの山の上には、外出時に持っていたのと同じバッグがたくさん並んでいます。中には、やはり本や雑誌などがびっしり入っていて、収納にも活用しているのだとか。カーテンを付けない理由は「とくに悪いことはしていないから」…。

ダンボールの中から、1冊の新書を取り出して見せてくれました。しかも同じ本が3冊も!? 開いて見せてくれたページはアメリカの政治献金に関するくだりでした。この本をきっかけに「政治への興味が始まっちゃった」そうです。

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「洗濯はしない、汚れてきたら捨てちゃう」という下着類は半年以上、着用。「自分が病気にならなきゃいい」と、これまた持論が展開されます。

ちなみに、今履いている下着は1週間目ぐらい。さらに「お風呂には3年間入っていない」と衝撃の告白も! しかし、それにも理由があって「除菌をやりすぎると病気になるかもしれないですよ」。これも本の影響のようで、参考にした本を見せてくれました。

「何しろ、自分自身が病気にならなければいい、それしかないんで」と、同じ言葉を繰り返すしゅういちさんですが、それには大きな理由がありました…。

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冷蔵庫には野菜ジュースと緑茶のペットボトルをストック。これも体に良いと本に書いてあったから。また、「動物性タンパク質はダメ」と本に書いてあったため、食べるのはお蕎麦だけといいます。

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寝る時は枕がわりにティッシュを活用!? なんとなく温かくなるからだそうですが、こちらは本で得た知識ではなく、しゅういちさんのオリジナル。ちなみに取材にお邪魔したのは2022年12月でしたが、エアコンも電気代節約のため利用していないとのこと。お気持ちはわかりますが、ちょっと心配です…。

いよいよ核心に迫ります。「買う本の基準」そして「本を買うようになった理由」とは?
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