からあげを愛するアルゼンチン人が中津の名店で修業!愛知で伝説の手羽先も!:世界!ニッポン行きたい人応援団

続いて紹介するのは、スペインに住む「招き猫」を愛するバーバラさん。

記事画像
ニッポン伝統の置物、招き猫。歴史は古く、江戸時代には縁起を担ぐ置物として庶民たちの間で愛されてきました。その発祥は、国宝・彦根城を築城した藩主の井伊直孝が、江戸を訪れた際に体験した不思議な出来事。たまたま豪徳寺の前を通りかかった時に、山門で1匹の猫が手招きをしていたのです。

お寺に入り、和尚さんと何気ない話をしていたところ、突然雷雨が! 「猫が雷の危険を教えてくれたのでは?」と、お寺に招いた猫に運命を感じた直孝は、その後、豪徳寺を増築。井伊家の菩提寺にしたのです。
現在、境内には1000体以上の招き猫が奉納され、ゆかりの地として人気の観光スポットになっています。

バーバラさんが招き猫を愛するようになったきっかけは、15年前にポルトガルの蚤の市で見つけた猫の置物。猫好きだったこともあり、見たこともなかった猫の置物に一目惚れ。その後、置物について調べた時に、ニッポンの幸運をもたらす招き猫だと知ったそう。

実は、招き猫の上げている手には、左右それぞれ違う意味があります。左手は人を招くという意味があり、たくさんの人を呼び込むので、商売をする人にはもってこい。右手はお金を招くという意味があり、金運上昇の効果が。さらに、黒は厄除け、紫は健康長寿など、体の色ごとにさまざまなご利益があるとか。

記事画像
本業は、絵画や彫刻を制作する芸術家のバーバラさん。ポルトガルの蚤の市で偶然見つけた招き猫のおかげで、ある幸運が舞い込んだそう。その頃、雑貨店の経営を始めたものの、お客さんはさっぱり。「だけど、金色の招き猫を置いたら、珍しい置物ということもあったと思いますが、招き猫が注目されてお客さんがたくさん来るようになったんです」と話します。

招き猫のご利益なのか、仕事運が上昇。こうして、かわいく凛々しい姿で幸運をもたらす招き猫の虜になったバーバラさんは、招き猫のTシャツや靴下まで身につけるように!
さらに8年前、みんなに幸運をシェアしたいとの思いから、雑貨店をやめて、招き猫専門のインターネットショップを開業。ご主人のイアンさんと共同運営しています。
オーダーメイドで作っている招き猫は、一般的なものからミロの絵画をモチーフにしたもの、さらに映画の登場人物の招き猫などバラエティー豊か。
ベースとなる金色の招き猫をインターネットで仕入れ、バーバラさんが柄をデザイン。それをもとに、下地をスプレーして1日乾燥させ、グラフィックデザイナーだったイアンさんが手書きでペイントしています。

記事画像
「表情を出すには、目を左右対称にさせることが大切です。目が一番緊張します」とイアンさん。ペイントが終わったら、最後に手を取り付けて完成。招く手は磁石の反発を利用して動いています。

製作期間は、1体につき1週間。寿司店や理髪店など、主にお店を経営している方からの注文が多く、これまで作った数は1000体以上! SNSで話題になり、地元のテレビ局から取材が。さらに、あの「NIKE」からも注文があり、店頭のディスプレイ用に採用されたことも。

「買ってもらったお客さんに幸せが訪れるように、強い願いを込めて作っています」と、こだわりを持って招き猫を作っているバーバラさん。アクセサリーショップから注文を受けて作った招き猫にはピアスをつけ、それが映えるように色を黒に。お店の方によると、この招き猫はお店の看板キャラクターになっていて、招き猫を見たお客さんがお店に入ってくれるそう。

評判は上々ですが、バーバラさんには悩みがありました。実は、目指している招き猫があるのです。それは、ニッポンの常滑で作られている陶器の招き猫。常滑焼で知られる愛知県常滑市は陶器作りが盛んで、招き猫の生産量が日本一!

バーバラさんの招き猫は、プラスチック製の既製品。インターネットを参考に招き猫の原型を作り、陶器製の招き猫を一から作ってみようと頑張っているものの、思うようにいかないと話します。「常滑の招き猫は全体的に丸みを帯びてかわいらしいフォルムですが、私のは立体感がなく、全体的に細く見えてしまうんです」とバーバラさん。

ニッポンにはまだ一度も行ったことがないバーバラさんは、「実際に本物を手に取り、職人さんの話が聞けたら、目指す招き猫に近づけると思います。大好きなニッポンに行って、職人さんから招き猫作りの伝統技術を学びたいです!」と意気込みます。

招き猫を愛するスペインのバーバラさん、ニッポンにご招待できることを願っています!

月曜夜8時からは、ゲストに川尻蓮(JO1)、白河れいを迎えて、月曜プレミア8「世界!ニッポン行きたい人応援団」を放送。

【本物の“佃煮”作りを学びたい!】
独学で「昆布の佃煮」を作り続けているイギリスのメラニーさんをご招待!
東京・東雲にある「佃宝」で自分の作り方とは全く違う、60年以上継ぎ足されてきた門外不出のタレを使った秘伝の作り方を目の当たりにし感動!
さらに、創業133年海藻の卸問屋で佃煮作りに欠かせない昆布の秘密と、アサリの産地である愛知県田原市で「大アサリ」の漁を体験する。

【“幻の佃煮”の作り方を知りたい!】
醤油作りと佃煮の産地、瀬戸内海に浮かぶ小豆島へとやってきたイギリスのメラニーさん。まずは「ヤマロク醤油」で巨大木桶で“再仕込み”という通常の倍以上の手間暇をかけた醤油づくりを知り感動! そんな極上の醤油を使い、たった一人で“幻”と言われる佃煮を作り続ける小豆島食品へ。そこで絶品の「鶏そぼろ煮」の作り方を教えてもらうことに!

【ニッポンで“干し柿”作りを学びたい!】
南米ブラジル・サンパウロから車で2時間の山中に暮らすソステネスさんとカロウさん夫婦。そんな2人が愛してやまないのがニッポンの“干し柿”! しかし…ニッポンにはまだ一度も行ったことがなく、本物の干し柿を食べたこともない。
「自分たちのやり方があっているのか?」さらに、「柿の木の育て方をしっかりと学びたい!」という夢が…。
※このページの掲載内容は、更新当時の情報です。
x
x