父に美味しい納豆を食べさせたい!北海道の“わら納豆”と福島の“経木納豆”を学ぶ:世界!ニッポン行きたい人応援団
ニッポンに行きたくてたまらない外国人を世界で大捜索! ニッポン愛がスゴすぎる外国人をご招待する「世界!ニッポン行きたい人応援団」(毎週月曜夜8時54分 ※4月20日(月)は夜8時)。
【動画】「世界!ニッポン行きたい人応援団」最新回
今回紹介するのは、オランダ在住の「納豆」を愛するマロンさんとリュディアさん兄妹。
![父に美味しい納豆を食べさせたい!北海道の“わら納豆”と福島の“経木納豆”を学ぶ:世界!ニッポン行きたい人応援団]()
ニッポンの食卓に欠かせない国民食、納豆。始まりは900年以上前、武将の源義家が持っていた煮豆が戦の間に発酵し、偶然糸を引く豆になったとか。
今では、世界的な健康食ブームを背景に“スーパーフード”として人気が拡大。この7年間で輸出量は約2倍に。
マロンさん、リュディアさんの家族は、みんな納豆が大好き! 元々、父・ヘンクさんが体調を崩した際、健康のために食べ続け、納豆の虜に。独学で納豆作りを始め、2013年に「納豆団」を創業し、インターネットを中心に月30個ほど販売するように。
今は、息子のマロンさんと娘のリュディアさんが会社を受け継ぎ、納豆を作っています。
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早速、納豆作りを見せてもらうことに。オランダ産の大豆を16時間かけて水で戻し、汚れた豆や膨らんでいない豆を手作業で選別。加熱した大豆をパックに詰め、発酵させて完成。パンに挟むなどのアレンジも楽しんでいます。
ニッポンにはまだ一度も行ったことがなく、インターネットなどの情報を頼りに試行錯誤している2人。本場ニッポンで学び、父・ヘンクさんにさらに美味しい納豆を食べさせてあげたいと願っています。
そんなマロンさんとリュディアさんを、ニッポンにご招待! 初来日を果たしました。
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父の夢を背負って初来日!オランダの「納豆団」兄妹
今回紹介するのは、オランダ在住の「納豆」を愛するマロンさんとリュディアさん兄妹。

ニッポンの食卓に欠かせない国民食、納豆。始まりは900年以上前、武将の源義家が持っていた煮豆が戦の間に発酵し、偶然糸を引く豆になったとか。
今では、世界的な健康食ブームを背景に“スーパーフード”として人気が拡大。この7年間で輸出量は約2倍に。
マロンさん、リュディアさんの家族は、みんな納豆が大好き! 元々、父・ヘンクさんが体調を崩した際、健康のために食べ続け、納豆の虜に。独学で納豆作りを始め、2013年に「納豆団」を創業し、インターネットを中心に月30個ほど販売するように。
今は、息子のマロンさんと娘のリュディアさんが会社を受け継ぎ、納豆を作っています。

早速、納豆作りを見せてもらうことに。オランダ産の大豆を16時間かけて水で戻し、汚れた豆や膨らんでいない豆を手作業で選別。加熱した大豆をパックに詰め、発酵させて完成。パンに挟むなどのアレンジも楽しんでいます。
ニッポンにはまだ一度も行ったことがなく、インターネットなどの情報を頼りに試行錯誤している2人。本場ニッポンで学び、父・ヘンクさんにさらに美味しい納豆を食べさせてあげたいと願っています。
そんなマロンさんとリュディアさんを、ニッポンにご招待! 初来日を果たしました。
全国納豆鑑評会入賞の“わら納豆”
向かったのは、北海道登別市にある「道南平塚食品」。日本一の納豆を決める「全国納豆鑑評会」で、4年連続、通算8回の賞を受賞。G8北海道洞爺湖サミットの朝食に採用されたことも。四代目の納豆職人・平塚正雄さんによると、50種類の納豆を作っているそうで、2人は驚き!

早速、全国納豆鑑評会で入賞した「わら納豆」をいただきます。わらの良い香りがする納豆に大感動! 「お花の香りがするスイーツを食べているような感覚です」とマロンさん。
ここで、平塚さんにオランダでの納豆作りの映像を見ていただき、持参した納豆を試食していただくと…「納豆です」との言葉にひと安心。ただ、発酵時間が長く、チロシンというアミノ酸の結晶ができているとの指摘も。そこで、わら納豆の作り方を教えてくださることに。
まずは仕込み。わら納豆に使うのは、北海道産のユキホマレという大豆。大粒で甘みとコクが強く、大豆の甘さを感じられる納豆に。
この大豆を、釜に水を溜めて洗浄します。ここで「土が落ちるまで洗った方が良い」とのアドバイスが。オランダでの納豆作りの映像で映った大豆に、土と思われる黒い部分があったそう。土があると苦くなるとのことで、「だから私たちの納豆は大豆の甘さが感じられなかったんですね!」とマロンさん。
さらに、使う水は、発酵に影響を与える塩素や不純物を取り除いた特別なもの。平塚さんは納豆に合う水を追い求め、30年研究を続けました。

続いて、釜に水を溜め、半日かけて大豆を戻します。一番大事なのは、水温を上げること。気温・湿度を毎日計測し、お湯を入れることで、大豆を戻す水温や時間を日々調整。これが、1年中美味しい納豆を作るために、最も大事な工程だそう。
オランダでは、天気や水温を気にせず豆を戻していたため、季節によっては膨らまないことも。平塚さんは、朝に豆を割ってみて「中まで水が浸透しているか見る」と大事なポイントを教えてくださいました。
そして翌朝6時半。昨夜から戻した大豆に芯が残っていないことを確認し、釜で加熱します。2人は大豆を茹でていましたが、蒸した方が美味しいそう。

茹でると、うまみ成分が茹で汁に溶け出してしまいますが、蒸すことで大豆本来の味わいを引き出し、水っぽくならず濃厚な仕上がりに。蒸し上がった大豆を食べた2人は、「ベリースイート」「美味しい」と驚き。
続いて、大豆に納豆菌を振りかけます。使うのは、発酵が安定しやすく、風味豊かな「宮城野菌」。そこに、平塚さんが生み出した臭みが少ない納豆菌をミックスして発酵。2種類使用することで、オリジナルの美味しい納豆を作っています。
そしてもう一つ、うまみへのこだわりが、納豆を包む藁。藁の香りがほのかに付き、風味豊かな仕上がりに。さらに、納豆菌は空気を好むため、藁で包むことで適度な酸素が供給され、発酵が自然に進む効果も。
藁で包んだ納豆は、発酵室で1日かけて発酵。こうして、「道南平塚食品」のわら納豆が完成!
ここで2人から、ニッポンの納豆に貼られている透明なフィルムの効果について質問が。
平塚さんいわく、豆が乾かないためだそうですが、大事なのはフィルムに穴が空いていること。納豆菌の発酵には適度な空気が必要なのです。
オランダでは、容器を密封したまま発酵させていたため空気が循環せず、納豆菌の動きが弱くなり、平塚さんと比べると倍以上の時間が。

そこで平塚さん「オランダでもできるように」と、普通のビニール袋に等間隔で穴を開け、自作のビニールフィルムの作り方を教えてくださいました。
「このやり方なら、オランダでも再現できそうです」とマロンさん。リュディアさんも「お父さんに教えたら飛び上がって喜ぶと思います」と伝えました。
「道南平塚食品」の皆さん、本当にありがとうございました!
まさかの納豆料理に驚き!
オランダで、納豆料理のレパートリーを増やしたいと話していた2人。そこで向かったのは福島県。福島県福島市は、納豆の年間消費額が2年連続全国1位!
そんな福島で人気の納豆メーカーが、会津美里町の「新田商店」。こちらで、こだわりの納豆と納豆料理を学ばせていただきます。

四代目の新田俊さんが見せてくださったのは、赤松の経木に包まれた「高田納豆」。
経木とは木材を薄く削ったもので、通気性も良く、食べ物を腐りにくくする効果が。
経木納豆を40年間作っている母・キミ子さんは「木は呼吸ができるので、(納豆の)出来上がりもふっくらして、ちょっと違う」と教えてくださいました。
納豆の包装に経木を使う大きなメリットは、うまみ成分の増加。経木には、昆布と同じうまみ成分のグルタミン酸が入っています。これで包むことでうまみが染み渡り、粘りが増えるそう。
経木納豆を初めていただいた2人は「経木で包む理由が分かるわ」「口の中にほのかに木の香りが広がってツンとした匂いが消え、こんなに食べやすい納豆があるんですね」と感動。

その夜、納豆料理を勉強したいという2人のために、新田さんのご家族や友人の皆さんが駆けつけてくださいました。
食卓には、たくさんの納豆料理が並びます。新田さんの友人、納豆料理研究家の湯田佳華子さんは、油揚げの中に納豆を詰めた「納豆の揚げ焼き」や「納豆の天ぷら」などを作ってくださいました。中でも2人は「納豆ペペロンチーノ」の美味しさに衝撃を受けた様子。
なんと、デザートにも納豆が! 2人は、新田さんの経木納豆とバニラアイスで作った納豆アイスを堪能。様々な納豆料理を学びました。
別れの時。「40年間も納豆作りに愛情を注いでいるお母さんを見て、私たちもオランダで頑張っていこうと心から思いました」(マロンさん)。「納豆が大好きな父に、ニッポンの納豆の素晴らしさを伝えたいです」(リュディアさん)。
すると、新田さんから経木のプレゼントが。さらに、湯田さんの納豆料理のレシピもいただき、感激。握手を交わし、感謝を伝えました。
「新田商店」の皆さん、本当にありがとうございました!
ついに完成!ニッポンの技で父へ贈る“最高の納豆”
帰国から1カ月。2人は父・ヘンクさんのために、ニッポンで学んだ納豆を作ります。

ニッポンで教わったことをすぐに実践。大豆を戻す水温は、毎日状態をチェックしながら研究中。ニッポンとは大豆の品種が違うため、日々データを取っています。大豆の甘みが失われないよう、土のついた豆などは今まで以上に丁寧に取り除きます。

そして、最も大きな変化は、大豆を煮るのではなく蒸し始めたこと。大豆の乾燥を防ぐビニールフィルムも自分で作り、ニッポンの納豆をオランダで再現しました。
ヘンクさんに食べてもらうと…「粘りが強くなった感じがするな」と感想を。そして、「これはとても美味しいよ。ニッポンの納豆はこんなに美味しかったんだね!」と大絶賛!

さらにリュディアさんは、湯田さんのレシピ「納豆ペペロンチーノ」を振る舞います。こちらも「ナイス、ベリーナイス、美味しいね!」と喜んでくれました。
最後にヘンクさんは「マロンとリュディア、夢を叶えてくれてありがとう! ニッポンの皆さん、本当にありがとうございました!」と感謝のメッセージを送りました。
マロンさん、リュディアさん、またの来日をお待ちしています!
月曜夜8時からは「世界!ニッポン行きたい人応援団」を放送!
●12歳でアルゼンチンへ渡ったふみ子(76)さんが、64年ぶりに奇跡の里帰り!
目的は生き別れた兄姉との再会を果たすこと。生まれ故郷の熊本では、地元の人々の協力を得て兄の行方を大捜索!
さらに広島では、50年以上前の手紙を頼りに姉を探します。温かい人々に助けられながら聞き込みを続けると、ついに衝撃の有力情報が! 果たして64年の時を超え、最愛の兄姉との再会は叶うのか!?
※このページの掲載内容は、更新当時の情報です。