天然わかめの潜水漁に同行!初めての“めかぶ”をしゃぶしゃぶで豪快に!:世界!ニッポン行きたい人応援団
ニッポンに行きたくてたまらない外国人を世界で大捜索! ニッポン愛がスゴすぎる外国人をご招待する「世界!ニッポン行きたい人応援団」(毎週月曜夜8時54分 ※5月25日は夜8時)。
今回は、アメリカに住む外国人の初来日の様子をお届けします。
【動画】「世界!ニッポン行きたい人応援団」最新回
紹介するのは、アメリカ在住の「わかめ・めかぶ」を愛するテリーさん。
![天然わかめの潜水漁に同行!初めての“めかぶ”をしゃぶしゃぶで豪快に!:世界!ニッポン行きたい人応援団]()
今が旬の、日本食に欠かせない食材「わかめ・めかぶ」。食物繊維はレタスの10倍以上ともいわれ、腸内の環境をサポート。カルシウムも豊富で、美容と健康の両面で注目されています。
根本部分のめかぶの加工品も人気を集めていますが、わかめを日常的に食べる文化は、世界でもニッポンと朝鮮半島に限られているそう。
テリーさんがわかめの存在を知ったのは、30年前。知り合いの海藻を扱う会社で手伝いをしていた時、その美味しさに驚き。健康食への関心が高かったテリーさんはわかめの魅力に惹かれ、手伝っていた海藻の会社を引き継ぎ、経営しています。
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テリーさんがわかめを採っているのは、地元、カリフォルニアの海岸。引潮の時に収穫し、天日干しにしてインターネットや地元のスーパーで販売しています。
わかめ料理のレパートリーは、ピクルスや味噌汁など10品ほど。テリーさんが所属する和太鼓グループのメンバーにも好評です。
1度もニッポンに行ったことがないテリーさん。ニッポンでわかめの文化や調理法を学び、多くの人に広めたいと願っています。
そんなテリーさんを、ニッポンにご招待! 初来日を果たしました。
今回は、アメリカに住む外国人の初来日の様子をお届けします。
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大分・国東の天然わかめを学ぶ
紹介するのは、アメリカ在住の「わかめ・めかぶ」を愛するテリーさん。

今が旬の、日本食に欠かせない食材「わかめ・めかぶ」。食物繊維はレタスの10倍以上ともいわれ、腸内の環境をサポート。カルシウムも豊富で、美容と健康の両面で注目されています。
根本部分のめかぶの加工品も人気を集めていますが、わかめを日常的に食べる文化は、世界でもニッポンと朝鮮半島に限られているそう。
テリーさんがわかめの存在を知ったのは、30年前。知り合いの海藻を扱う会社で手伝いをしていた時、その美味しさに驚き。健康食への関心が高かったテリーさんはわかめの魅力に惹かれ、手伝っていた海藻の会社を引き継ぎ、経営しています。

テリーさんがわかめを採っているのは、地元、カリフォルニアの海岸。引潮の時に収穫し、天日干しにしてインターネットや地元のスーパーで販売しています。
わかめ料理のレパートリーは、ピクルスや味噌汁など10品ほど。テリーさんが所属する和太鼓グループのメンバーにも好評です。
1度もニッポンに行ったことがないテリーさん。ニッポンでわかめの文化や調理法を学び、多くの人に広めたいと願っています。
そんなテリーさんを、ニッポンにご招待! 初来日を果たしました。
今回の目標は、わかめ料理を学び、帰国後、友人に振る舞うこと。料理を学ぶ前に「わかめそのものを知っておきたい」と、天然、養殖それぞれの生産地を見て回ることに。
向かったのは、天然わかめの産地、大分県の国東半島。市場に出回るわかめのほとんどが養殖の今、天然のわかめは6%。価格は一般的なわかめの1.3倍。国東には、そんな希少な天然わかめが自生しており、古くからわかめ漁が盛んに行われているのです。

今回お世話になるのは、天然わかめを独自の漁法で収穫する水産会社「竹永海商」。
テリーさんが持参したわかめを「竹永海商」の皆さんに試食していただくと、硬いものの味は悪くないとの感想が。
テリーさんがアメリカで採っているわかめは、海水温が低い環境で育つ「釧路わかめ」という品種で、日本で一般的に食べられているわかめとは異なるそう。
三代目社長・竹永英昭さんいわく「天然わかめは養殖より味が濃い」とのこと。収穫の方法もこだわりがあるということで、天然わかめ漁に同行させていただきます。
船で向かったのは、わかめが自生する、陸から1kmに連なる男瀬という岩礁帯。
かつては釘を打ちつけた棒で海中をかき回して収穫していましたが、傷がつき品質を損なうことも。そこで、「竹永海商」の創業者で英昭さんの父・八幡郎さんがハワイで見た、潜水による船の掃除作業をヒントに、潜水漁を取り入れたそう。
潜水するのは、地元の漁師・水永政弘さん。潮の流れが速く、流されてしまうことがあるため、一般的なダイビングより重い29kgの装備で潜ります。さらに、フィンの装備もなし。泳ぐ必要がないことに加え、砂を巻き上げて視界が悪くなるのを防ぐためだとか。

水深3mの海底に着地したら、ベルトに網カゴを固定。稲刈りのように鎌でわかめを刈り、網の中へ。わずか5分で網はいっぱいに!
ロープを引っ張り、船の竹永さんに合図を送ると、空の網が投入され、代わりに天然わかめでいっぱいになった網が海上へ。網一つで収穫量は30kgにもなるそうで、テリーさんは「すごい量です」と驚き! カリフォルニアで採れるわかめよりも薄いそう。

さらに「本物のめかぶが見られて感激です」とテリーさん。
実はカリフォルニアでは、自生する海藻を採る際、根元部分を切ってはいけないルールがあるのです。
潜水開始から50分、水永さんは一旦海上へ。休憩を挟みながら4回ほど潜水を繰り返し、最盛期は1日に800kg収穫することも。
港に帰ると、すぐさま天然わかめは水揚げされ、鮮度が落ちないうちに加工場へ。
まずはわかめを茹で、傷みの原因となる酵素の働きを抑えて鮮度を保ちます。わかめは真水と相性が悪く、身崩れを起こし食感が落ちるため、必ず自然に近い海水を使うそう。
80℃の海水で1分ほど茹でた後は、冷却と洗浄。もちろんここでも、海水を使用します。
続いて、わかめの美味しさを保つ塩蔵の工程。わかめに塩をまぶして漬け込む加工技術です。余分な水分が抜けて鮮度がキープされ、うまみが凝縮。食感も良くなるとか。
約3日間かけて塩漬けし、葉と茎を手作業で切り分ければ塩蔵わかめに。塩抜きして、完全に水分を飛ばしたものが乾燥わかめになります。

ここで、収穫したばかりの天然わかめをしゃぶしゃぶでいただきます。テリーさんは「とても柔らかくてクセのない優しい味です」と感動。アメリカのわかめより美味しいそう。
めかぶも丸ごとしゃぶしゃぶでいただき、「ネバネバがいいですね」。美味しい食べ方を教えていただくことができました。
宮城・気仙沼のめかぶを美味しくする養殖技術
続いて向かったのは、宮城県気仙沼。青森・岩手・宮城にまたがる三陸エリアは、養殖わかめの約70%を占める一大産地。中でも気仙沼は、有数の水揚げを誇る地域です。

お世話になるのは、めかぶブームの火付け役となった水産会社「丸繁商店」。創業者で会長の小野寺繁雄さんと社長の小野寺薫さんが出迎えてくださいました。
45年前、海藻の養殖業を営んでいた繁雄さん。当時、調理に手間がかかるため、浜の人たちだけが口にしていためかぶに着目。「丸繁商店」を立ち上げ、商品化したのが始まりです。
「10秒deおいしいめかぶ」は、冷蔵が当たり前だっためかぶを、冷凍で美味しさを封じ込めた技術などが評価され、農林水産大臣賞を受賞。試食させていただくと、天然に比べて「柔らかくて食べやすく、うまみもあります」とテリーさん。
歓迎会では、めかぶのかき揚げ、めかぶとキノコの炊き込みご飯、わかめのマリネやめかぶのピザなど、和洋さまざまな料理を堪能。レシピもいただくことができました。
気仙沼の養殖わかめは、特にめかぶが美味しくなるように育てられたもので、うまみや粘りが凝縮。どのように育てているのか、「丸繁商店」のめかぶを手がける漁師・藤田純一さんに養殖場を見せていただくことに。

翌朝、藤田さんの船で養殖場へ。天然のわかめは海底に付いていますが、養殖のわかめは海面に張られたロープに付着しているため、生育する時の向きは真逆。束になった大量のわかめを引き上げると、テリーさんは「ビッグめかぶ」と驚き!
実は、わかめ養殖に重要なのは、種となる胞子の育成。胞子はめかぶのヒダに付着している茶色の液体に含まれており、5月頃、胞子を含んだ水にロープを入れて付着。そのロープを水深10mに沈め、発芽を待ちます。
水温の低下に合わせて浅い場所へ引き上げ、11月頃、雨による真水の影響がなく、より光合成ができる水深1mのところでロープを張り、収穫できる2月頃まで大事に育てていきます。この間、小さいわかめを間引きすることで栄養が行き渡り、めかぶが大きくなるそう。

引き上げたわかめは、鎌で根本から刈り取って収穫。テリーさんもお手伝いさせていただきます。養殖場は5km沖まで広がっており、藤田さん一人で収穫する1日の量は約2t!
港に戻ると、新鮮なうちにめかぶは切り取られ、葉と茎はその場で塩揉みして加工。めかぶは「丸繁商店」に直送されます。
送られためかぶは、硬い茎部分からうまみが詰まったヒダを切り取る芯取りの工程へ。最後に海水で茹でられ、濃厚なうまみと粘りが強い「丸繁商店」のめかぶになるのです。
こうして、養殖のわかめとめかぶについて学ぶことができたテリーさん。お世話になった皆さんに「学んだことを活かして友人に料理を振る舞うのが楽しみです」と伝えました。
「丸繁商店」の皆さん、本当にありがとうございました!

帰国後、テリーさんは学んだわかめ料理を友人に振る舞います。調理したのは、気仙沼で教わった茎わかめのかき揚げと、茎わかめとキノコの炊き込みご飯。そして、大分の国東で教わった佃煮も。実は国東でも、天然わかめを使った数々の料理をいただいていました。
新作のわかめ料理は「美味しい」「上品で歯応えもいいわ」と大好評。
最後にテリーさんは「ニッポンで学んだ料理をもっと多くの人に楽しんでもらって、わかめの魅力を広めます」と語ってくれました。
テリーさん、またの来日をお待ちしています!
月曜夜8時からは「世界!ニッポン行きたい人応援団」を放送!
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