来日から3か月で念願の出店!大分の名店で学んだ「からあげ」が超進化:世界!ニッポン行きたい人応援団

ニッポンに行きたくてたまらない外国人を世界で大捜索! ニッポン愛がスゴすぎる外国人をご招待する「世界!ニッポン行きたい人応援団」(毎週月曜 夜8時54分 ※7月20日は夜8時放送)。

【動画】「世界!ニッポン行きたい人応援団」最新回

今回は、特別企画「ニッポンにご招待したら大成功しちゃったスペシャル」をお届けします。

行列店で教わったふわふわおにぎりが大反響

7/20応援団

紹介するのは、ポーランド在住の「おにぎり」を愛するカタジーナさん。

近年、専門店が国内だけでも2600店以上に急増している、ニッポンの国民食「おにぎり」。2025年に開催された「大阪・関西万博」では32万個以上を販売するなど、世界中の人々を虜にしています。

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カタジーナさんは、インターネットで偶然目にしたおにぎりに一目惚れ。見よう見まねで作り始め、おにぎりのために炊飯器も購入。その情熱は止まらず、コツコツ資金を貯めてお店をオープンするまでに。
「人気のおにぎり専門店に行って、職人さんがどのようにお米を炊き、どのように握っているのか、ぜひ勉強したいです」と話します。

そんなカタジーナさんを、ニッポンにご招待! 約7年前に来日しました。

向かったのは、東京・豊島区北大塚のおにぎり専門店「ぼんご」。おにぎりブームの火付け役といわれ、1日の売り上げは2000個にもなるという行列店です。

迎えてくださったのは、女将の右近由美子さん。右近さんと共におにぎりを握るのは、元寿司職人の越部努さんです。機械のように正確な手さばきに、カタジーナさんは驚き!

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「ぼんご」の最大の特徴は、“握らない”ことで生まれるふわふわ食感。じゃこマヨネーズとホッキサラダのおにぎりをいただき、「こんなに美味しいおにぎりを食べたのは初めてです!」と感動。行列が絶えないおにぎりの秘密を教えていただきます。

「ぼんご」のおにぎりに使われているのは、新潟県岩船産コシヒカリ。研いだお米は冷蔵庫で冷やして炊きます。冷やすと寒さから身を守るため、デンプンが糖分に変化し、甘味が格段に増すそう。

中に入れる具材にも独自のアイデアが。卵を凍らせ、丸く固まった黄身を醤油に漬けること4時間。これが、「ぼんご」の人気メニュー「卵黄の醤油漬け」です。
普通は握れない卵黄を具材にするための、右近さんオリジナルのアイデア。

特別に、おにぎり作りも教えていただきます。「ぼんご」オリジナルの胡麻塩を手に取り、ご飯を優しく手で包み込むようにして3回形を整え、大きな海苔で包めば、ふわふわでも崩れないおにぎりに。
「握った分だけ硬くなっていくから、あくまでも握りたくないんですよ」と右近さん。

炊きたてのお米の美味しさを最大限に活かすため、握らないのです。

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カタジーナさんも挑戦しますが、なかなかうまくいきません。「数をやるしかない」(右近さん)。米を押しつぶさないよう形にする感覚を、手に覚え込ませていきます。

固めたアルミホイルをおにぎりに見立てた練習も。手に乗せて転がすことで、握らない絶妙な力加減を養うそう。カタジーナさんはコツを掴むため、何度も繰り返し練習します。

そして、「ぼんご」での最終日。右近さんの提案で、一から握るテストに挑戦します。

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カウンターに立ったカタジーナさんは、緊張しながらも、教わった通りおにぎりを握っていきます。最後に中身がわかるよう、上に具を乗せたら完成!

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右近さんから「本当に美味しい」と褒めていただき、「とても嬉しいです!」とカタジーナさん。海苔に米粒がついていたことで「やや合格」という結果になりましたが、「頑張ってください」と激励の言葉をいただきました。

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帰国後、「ぼんご」で習ったおにぎりは大反響! 2024年には、お店をリニューアルオープン。教えていただいた卵黄の醤油漬けなど、メニューが大幅に増えました。
ふわふわの食感も評判を呼び、40分待ちの行列になったことも。

その勢いは止まらず、映画祭などのイベントにも出店。1個700円のおにぎりが飛ぶように売れ、1日に1000個を完売!

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夫のマルチンさんは大手銀行を退職し、カタジーナさんのお店で接客やSNSでの宣伝を担当。「これからも家族でおにぎりを世界に広めていきたいと思います」と話してくれました。

カタジーナさんをニッポンにご招待したら、ポーランドでおにぎり専門店を大成功させていました!

 

からあげ店をオープン後、さらに大出世!?

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続いて紹介するのは、アルゼンチン在住の「からあげ」を愛するカミーロさん。

子どものお弁当から、お酒のおつまみまで老若男女に愛される「からあげ」。
国内での年間消費量は380億個、好きなおかずランキングで1位に輝く、ニッポンの国民食です。

カミーロさんがからあげと出会ったのは28年前。ニッポンのマンガに描かれたからあげに憧れ、作り方を本気で学ぶには日本語を理解する必要があると、日本語学校に入学。
さらに料理も基礎から覚えたいと、レストランで修業も。

ニッポンにはまだ一度も行ったことがありませんが、将来はからあげのお店を開きたいと、日々腕を磨いています。

カミーロさんのからあげは、鶏のもも肉を特製ダレに30分漬け、でんぷん粉をつけて二度揚げに。料理教室を開くほど腕を上げましたが、生計を立てるのが精一杯。
からあげの本場、大分県でからあげ作りを学び、アルゼンチンでも広めたいと夢見ています。

そんなカミーロさんを、ニッポンにご招待! 3年前に初来日を果たしました。

向かったのは、大分県中津市。戦後の食糧難対策として養鶏場が増えたことで、からあげ文化が根付いたといわれ、市内にはからあげの専門店が50店近くも。

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お世話になるのは、からあげグランプリで8年連続金賞を受賞した「豊国畜産 ぶんごや」。試食させていただいたカミーロさんは、「今まで味わったからあげの中でダントツNo.1!」と絶賛します。早速、創業者で会長の西郡義照さんに作り方を教えていただくことに。

使うのは、朝〆した新鮮な若鶏。1羽を部位ごとに切り分け、すべてからあげにします。
カミーロさんも挑戦すると、器用な手さばきに「うちの従業員で雇いたいくらい」とお褒めの言葉が。

次は、最も大切な味付け。塩で鶏肉を揉むと、浸透圧により水分が外に。その状態でタレに漬け込むと、隅々まで染み込むそう。
タレは、ペースト状にしたリンゴ、ニンニク、生姜に大分県産の薄口醤油を加え、1か月寝かせて深いコクを出したもの。このタレを塩揉みした鶏肉に揉み込み、満遍なく染み込ませます。
カミーロさんの漬け時間は30分でしたが、「ぶんごや」ではタレを揉み込んだ後、1日冷蔵庫へ。寝かせることで、しっかりとタレの味を鶏肉に染み込ませます。

続いて、1日寝かせた鶏肉にでんぷん粉をつけます。衣が厚くならないよう肉をはたき、均一に薄くつけるのがコツ。

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仕込みができたところで、いよいよ油へ。170℃でじっくり6分、一度揚げで完成です。
西郡さんによると、二度揚げはうまくやらないと衣が硬くなり、タレの味が強くなりすぎるそう。3分揚げて一度空気に触れさせると、衣がよりサクサクになります。

出来立てを試食したカミーロさんは、熱さに悶絶! 本当に美味しいのは、揚げてから10分後。「揚げたてが一番美味しいんだと思っていました」(カミーロさん)。

そして帰国後、カミーロさんの人生に大きな変化が。来日から3か月後の2023年9月、ブエノスアイレスにあるアジアマーケットのフードコートに念願の出店を果たしたのです。
鶏肉は、「ぶんごや」で習ったレシピで24時間タレに漬け込んでいるそう。漬けダレも、醤油ベースで1か月熟成させています。

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漬けダレを染み込ませた鶏肉は、二度揚げではなく一度揚げに。さらに、アルゼンチン人の好みに合わせてゴマだれをかけています。肉料理に甘酸っぱいソースをかけるのが定番のアルゼンチンと、ニッポンの味を融合させた、カミーロさんの自信作。

カミーロさんのからあげは、お客さんにも大好評! 本場の味が食べられると評判を呼び、毎月イベントにも引っ張りだこ。開店から3年で、月商220万円の人気店に。
なんと、日本国大使館から料理教室の依頼もあったそう。

そして2025年6月、農林水産省制定の日本産食材サポーター店に認定。アルゼンチンの日本食レストラン組合では理事を務めるなど、今やカミーロさんは、からあげだけではなく、日本食文化を牽引する存在になっていました。

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「ニッポンの皆さんに人生を大きく変えていただき感謝しています」とカミーロさん。
最後は日本語で「からあげ! ニッポン! ありがとう!」とメッセージを送ってくれました。

カミーロさんをニッポンにご招待したら、念願のからあげ店を開いただけでなく、アルゼンチンを代表する日本食のプロとして大成功していました!

月曜夜8時からは「世界!ニッポン行きたい人応援団」を放送!

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