飛び出せ、ナナナ!戸塚編~入手困難な幻のナシとは?「浜なし」を求めて戸塚の果樹園へ~

"幻"の「浜なし」を求めて
秋は果物が美味しい季節ですよね。そんな中、スーパーや市場に出回らない"幻のナシ"があるという噂を聞きつけたナナナ。
それは、横浜市が認定する「浜なし」というブランドのナシで、主な品種は「豊水」「幸水」「新水」など。樹上で十分に完熟させているため、新鮮で糖度が高いのが特徴です。一般的に店頭で売られているナシは、販売時に食べ頃になるよう完熟前に収穫されますが、樹上で完熟させた浜なしは傷みやすいため、果樹園の庭先などでしか販売できません。しかし、市場に出回りにくいことと、その美味しさが口コミで広まり、高まる需要に生産量が追いつかないことから、"幻のナシ"と呼ばれているそうです。
"手に入らないと言われると、何としてでも食べてみたいナ~!"
意気込むナナナがやってきたのは、神奈川県横浜市の戸塚区にある「芝口果樹園」。広大なナシ園で旬のナシ狩りができるスポットです。もちろん「浜なし」ブランド認定! ここで直接、浜なしをもぎ採ろうという作戦です。
"食べ頃のナシがたくさん! テンション上がるナ~!" たわわに実るナシに興奮を隠せないナナナ。もしや果物同士、共鳴してる......?
芝口果樹園の園主・芝口禎之さんに「浜なし」の美味しさの秘密を聞いてみました。 「ナシの実は、樹の上で光合成をすることで養分が作られ甘くなります。収穫後も少しは熟しますが、もぎ採ってしまうとそれ以上養分は増えません。樹になった状態で完熟させると、糖度も旨みも段違いですよ」
"目の前になっているナシたちは、この瞬間もどんどん養分を吸収しているんだナ~"
収穫のコツも教えてもらいましょう。まず、美味しいナシの見分け方は色。おしりの部分を見て、しっかり黄色くなっているのがポイントです。ナシから1メートルくらい離れて見ると、色の違いが見分けやすいそうです。
"よいしょっと!" もぎ取るときにもポイントがあります。下からそっと実を持ち上げると、枝から簡単に実が離れます。採れた実にヒョロッと残った軸は、ハサミで切っておきましょう。軸が長いままだと、カゴに入れた時に隣の果実を傷つけてしまうからです。
"ナシってそんなに傷つきやすいんだ......" よく色づいて、ずっしりと重みのあるナシをもぎ取ったナナナ。落とさないように気をつけてね!
さぁナナナ、さっそく採りたてのナシを食べてみよう! "シャキシャキしてとっても甘い! 採りたての浜なしは、こんなに味が違うんだね!" 幻と呼ばれるのも納得のお味! 贈り物にも喜ばれるそうで、芝口果樹園では採ったナシをその場で丁寧に梱包して発送してくれます。 浜なしの料金は1キロ600円~900円(税込/品種によって変動)。平均3個分です。
芝口果樹園では築水、幸水、あきあかり、豊水、あきづきといった品種を育てており、それぞれ収穫時期が異なるため、8月~9月末ごろまでナシ狩りが楽しめます。9月の連休になると混雑するので、その前に訪れるのが狙い目ですよ!
......と、ここであたりをキョロキョロ見渡すナナナ。 "この果樹園ではバナナの栽培はしないのかナ?" 「バナナは温室で栽培しなければいけないから、すごく難しいんです。育てられても1本200円くらいの高級バナナになっちゃいますね」と芝口さん。
それを聞いたナナナは、なぜか誇らしげ......。バナナ社員としての価値は仕事の能力だからね、ナナナ!
まぁ、今回は浜なしの美味しさを発見できたので良しとしましょう。現地まで足を運ばないと食べられないグルメは、お出かけの思い出と相まってより一層美味しく感じられそうですね。知られざるグルメを求めて、バナナ社員・ナナナのお出かけは続きます!
【取材協力】
芝口果樹園
住所:神奈川県横浜市戸塚区影取町146
電話番号:045-852-1445
営業時間:10時~16時
定休日:9月=土日祝以外は不定休
※果物の育成状況は要問い合わせ
品種:ナシ=幸水・豊水・あきづき・あきあかり・筑水・南水
※時期によって収穫できる品種が変わります
料金:ナシ=600~900円(税込)/キログラム
※品種によって料金が変わります