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テレ東プラス

2019.1.24 SPONSORED

前編/北海道の大地の魅力を全身で味わう「農泊」だからできること@写真の町東川町

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最近密かなブームとなっている「農泊」を知っていますか?「農泊」とは、農山漁村に滞在して伝統的な文化や生活体験、地元の人々との交流を楽しむ旅行のことを指します。


今回は大自然とおいしい食材の宝庫、北海道の農泊に行ってきました。観光を楽しみながら、北海道の暮らしを体感したい!そんな欲張りな気持ちを叶える2泊3日の旅の様子を前後編にわたってご案内します。

北海道・東川町/ひがしかわマチナカ散策

羽田空港から飛行機で約1時間半。雪原の北海道へと降り立ちました。旭川空港から車で10分程の距離にあるのが、北海道のほぼ中央に位置する東川町。実はここ、移住者が増加している町として全国的にも注目を集めているのです。

その理由は、「日本の百名山」にも選ばれている旭岳による様々な恩恵にあります。

「北海道の屋根」と呼ばれる2,000m級の山々が連なる大雪山(だいせつざん)系の大自然が蓄えた雪解け水は、長い年月をかけて東川町に運ばれます。住民の飲料水として、農作物や加工品を育む天然水として利用されます。美しい風景や豊かな資源があり、そこに惹かれて移住する方が多いそうなのです。

また東川町は木工業が盛んで、全国的に名高い旭川家具などを作る家具職人が集うのも特徴。木工クラフトを創作する方々が移住してアトリエやカフェを設けているのです。

美しい風景や豊かな資源がある東川町で最初に向かったのは、街の中心地であり、様々な体験型観光を提案する会社「アグリテック」が主催する町中散策。

東川は「写真の町」としての活動に力を入れており、旭岳の自然やカフェやショップなど、画になる町として被写体がたくさん点在しています。インスタントカメラを片手に、散歩マイスターの松森さんの案内で"フォトジェニック"なスポットを巡る散歩スタート!

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町役場前の通り、通称「オブジェストリート」を歩きます。よ~く見ると、ベンチや柱などに東川周辺に生息する動物たちのオブジェが! シジュウカラやアカゲラやエゾモモンガなどのかわいらしい動物たちをいくつ探せるでしょうか?

東川町文化ギャラリー

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「オブジェストリート」を進み、「文化ギャラリー」へ。写真の町を象徴する文化拠点で、館内に入ると東川氷土会による立派な氷彫刻がお出迎え。この氷彫刻は一年中展示してあり、3カ月に1回作品を変えているそうです。

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一般の方からプロのカメラマン、小学生の作品がそれぞれ並んでいる。入り口には氷彫刻が一年中展示している。

ギャラリー内にはプロの写真家から地元の小学生まで様々な作品が並びます。さすが写真の町の小学生!というような力作がずらり。また子供ならではのユニークな視点の写真もあって、純粋な気持ちに立ち返りながら写真鑑賞を楽しめます。私は東川町国際写真フェスティバルのストリートギャラリー部門でグランプリをとった高校生の女の子の作品に目を奪われてしまいました。館内は写真撮影OKの展示も多く、気軽に写真作品に親しめる場所となっています。

東川町文化ギャラリー
住所/北海道上川郡東川町東町1-19-8
電話/0166-82-2111
時間/10:00~17:00(展示最終日は15:00まで)
休み/年末年始、作品入替日、全館清掃日など
料金/町外200円


次に、かつて旭川市と東川町を結んでいたという東川駅跡に立ち寄ります。現在では東川に電車は走っていませんが、半世紀近く地域の人と農作物の輸送に貢献し、1972(昭和47)年の大晦日をもって営業を終了したそうです。線路や駅舎は残っていませんが、駅に隣接していた穀物倉庫は今も健在で、この赤レンガ倉庫群はSNS映えするスポットとしても人気だそう。町の歴史を見つめてきた赤レンガをバックに、記念撮影なんていかがでしょう?

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ひがしかわマチナカ散策
住所/北海道上川郡東川町進化台781-6
電話/0166-82-0800
料金/3,000円


そして、町のシンボル旭岳と写真をモチーフにしたマンホールや東川の産業である木材を使った各商店の個性的な木彫看板を眺めつつ歩いて行くと、町の複合交流施設「せんとぴゅあⅠ・Ⅱ」へ到着。

せんとぴゅあⅡ」は2018年7月にオープンしたばかり。図書館をはじめ、家具デザインや写真のコレクション、大雪山関連資料が公開された複合交流施設です。「せんとぴゅあⅠ」では、全国で初めて公立で設置された日本語学校も併設しています。

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注目すべきは、「写真の町」「木工の町」らしいカメラの名機やモダンな家具のコレクションの数々。椅子研究家の織田憲嗣氏が所有する北欧家具を中心とした織田コレクションの常設展示など、粋でアーティスティックな雰囲気を感じられます。

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ランチは施設内にある「ひがしかわ食堂ワッカ」で、東川の食材をふんだんに使った日替わりの定食をいただくことに。この日のメニューはこちら

こんなに品数があってなんと600円!日替わりのほかのメニューも美味しそう。
また、北海道のお米で育てた鶏の卵「米艶卵」で作ったプリン、シフォンケーキといったデザートも人気です。

店内には東川関連の本もあって、ゆっくりと過ごすことができますよ。

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ひがしかわ食堂ワッカ
住所/北海道上川郡東川町北町1-1 せんとぴゅあ1内
電話/0166-74-6817
時間/11:00~17:00(ランチは14:00まで)
休み/月曜

北海道・東川町/モノクロ写真現像体験

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お腹いっぱいになった後は、午前中に撮影したインスタントカメラのプリント現像体験を。普段の生活ではすっかりデジタルのカメラに慣れてしまっていたので、どんな写真ができ上がるのか楽しみです!

教えてくれたのは、写真家の渡辺信夫さん。東京で一流企業の広告を撮り続け、撮影で滞在した北海道に魅せられ移住してきたそうです。

先程までの白銀の世界から一転、たくさんの薬品や機材が置かれた暗室は、とても非日常を味わえる空間!

撮影したネガは引き伸ばし機と言われる機械で印画紙に転写します。光を当てる時間の長さによって色の濃さが変わるそう。繊細な作業が求められます。

それを現像液につけてゆらゆらと泳がすと、30秒ほどで絵が浮かび上がってきます。徐々にはっきりと写真が浮かび上がる様子は、思わず声が出てしまう程の感動もの。現像液に1分30秒つけた後は、停止液に30秒、定着液に60秒、最後は東川の水で洗い流して乾かしたら完成です。親切丁寧に説明してくれた渡辺さんにテクニックの秘訣を聞くと、「この、水で洗い流すという作業が写真の保存年数を左右する。東川は大雪山系の伏流水を生活水にしているから水に塩素が入っていないのです。だから写真も長持ちする。この水に惹かれて引っ越してきた」とのこと、渡辺さん。写真や現像の仕方について話してくれる渡辺さんはとても生き生きとした表情だったのが印象的でした。

「この町の水と写真文化のおかげで、肌ツヤもよくなったよ(笑)。ここの暗室にこもって、納得いくまでずっと現像していくっていう若い人も多い。同じ写真でもやり方によって濃淡の出方とかが違うので、そこを調整しながら自分好みの一枚を作る喜びを感じてもらえたら嬉しいね」とのこと。写真や現像の仕方について話してくれる渡辺さんはとても生き生きと、そして、にこやかな表情で話す渡辺さんが印象的でした。


モノクロ写真現像体験
住所/北海道上川郡東川町東町1-7-1
電話/0166-82-0800(アグリテック体験予約センター)
料金/1名4320円(2名から受付)
ホームページhttp://www.agtec.co.jp/?p=1525

北海道・東川町/森林ウォーク&トドマツ蒸留体験~旭岳温泉へ

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キトウシ森林公園から東川町を一望できる

街中での体験を終え、続いて向かったのは東川町の北側にあるキトウシ森林公園。こちらでは森林ウォークと針葉樹のトドマツ蒸留体験ができます。

ガイドしてくれたのは、大雪山自然学校の小沼さん。「キトウシとは漢字で岐登牛と書きます。アイヌ語で、*ギョウジャニンニクがよく採れる山という意味で、アイヌの人たちの重要な栄養源でした」と説明を聞きながら森林の中へ。

北海道を代表する樹木が、針葉樹のトドマツ。「トドマツ」という名前ですが、マツ属ではなく、いわゆるクリスマスツリーと同じモミ属の植物なんです。北海道ではポピュラーな針葉樹で、リラックス効果や抗菌作用を生むといわれている森の香り成分フィトンチッドを含んでいます。

ガイドの小沼さんの説明に耳を傾けながら、歩きを続けると、時折キツツキが木をつつく音が。残念ながらその姿を見つけることはできませんでしたが、いたるところにキツツキが開けた穴がありました。キトウシにはアカゲラ、ヤマゲラなどのキツツキが多く生息しているそうです。

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下段げ左は蒸留中、右がトドマツの葉

森林散策を終えた後は、トドマツの蒸留体験が待っています。蒸留機たっぷりにトドマツの葉を入れ、抽出した精油から作ったアロマスプレーは、まさに森の中にいるような香りで、部屋で使えばリラックス効果や風邪予防なども期待できそう。


大雪山自然学校
住所/北海道上川郡東川町西4北46
電話/0166-82-6500
料金/1名3500円(2名から受付)

*ギョウジャニンニク:ニラに似た山菜の一種。北海道では「アイヌネギ」とも言う。

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1日の締めくくりは、大雪山国立公園内にある「旭川旭岳温泉 湯元 湧駒荘(ゆこまんそう)」へ。5つの源泉掛け流しと、北海道の食材と湧き水で作るおいしい料理で鋭気を養いました。


旭川旭岳温泉 湯元 湧駒荘
住所/北海道上川郡東川町勇駒別旭岳温泉
電話/0166-97-2101(代)
料金/一泊二食1人10,800円~(時期により異なる)

北海道・東川町/旭岳スノーシュー体験&旭岳源水見学

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2日目は、朝から旭岳でスノーシューにチャレンジしました。

スノーシューとは、雪の上を歩く用具のこと。新雪でも沈むことなく、雪山でもスイスイと登ることができるスノーシューは、スキーやスノーボードと違って特別な技術は必要なく、用具やウェアもレンタル可能なので、意外と気軽に体験できます。トータル1時間から1時間半くらいでいくつかコースも用意されており目的等に応じて選ぶこともできます。

スノーシュー初体験の私は、用具の装着の仕方すらわかりませんでしたが、そこはガイドさんが手伝ってくれるので安心。「誰でも簡単に楽しむことができますが、スノーシューは幅があるので、内股で歩くとシュー同士を踏んづけてしまうから気を付けてください。あとは後ろ歩きに適さないので、そこだけお気を付けください」と、ガイドの鳥羽さん。

安心に歩くための教えを受けて、身も心も準備万端。それでは、レッツゴー!

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パウダースノーの整備されていない雪山を踏みしめる感覚は初めての経験。

「北海道のパウダースノーは海外の方からは『ジャパウ(JAPOW、JAPAN+POWDER)』と呼ばれて注目を集めています」と鳥羽さん。でも、このサラサラの雪ならではの特徴が。

「水分が少ないので、雪玉を作ろうと思っても上手くできないんです」(鳥羽さん)。確かに、雪を手に取り丸めようと握っても、指の間からこぼれ落ちていくばかりで、きれいな雪玉が作れません。「コツは、最初はあまり動かさずに手のひらの熱で溶かすこと。そうすることで水分が接着剤になってくれます」と教えてくれました。

スノーシューで雪山を登っていくと、氷点下なのにじんわりと体が熱くなっていくのがわかります。道なき道をガイドさんの案内で進み、地形や木々の説明を聞き、北海道の大自然を体全身で感じられる素敵な体験となりました。

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旭岳では気温が低いため、肉眼でも確認できるほど大きな結晶を見ることができました。この結晶の美しさに、思わず目を見張ります。

旭岳スノーシュー体験
住所/北海道上川郡東川町旭岳温泉
電話/0166-82-0800(アグリテック体験予約センター)
料金/ガイド料15,000円(スノーシューのレンタル含む)、3点セットレンタル(ウェア上下、防寒手袋、防寒ブーツ)1,200円


東川のラストを飾るのは、町の生活を支える旭岳源水の見学です。

東川町は水がいいと旅の冒頭でお伝えしましたが、驚くべきことに上水道、つまり水道代が無料で提供されているのです! 町内の全家庭が、この旭岳に降り積もった雪や雨を長い時間かけてろ過した地下水を飲料水として利用しています。軟水の多い日本では珍しく中硬水で、カルシウムやミネラル豊富に含まれています。

実際に源水を飲んでみましたが、透き通っていておいしい!環境省の名水百選選抜総選挙おいしさ部門で全国3位だそうです。こんなにおいしい天然水がこんこんと湧き出している様子は神秘的でもあり、この山を、森を、水を守り続けていかなければならないという思いが湧いてきました。

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大雪旭岳源水
住所/北海道上川郡東川町ノカナン
電話/0166-82-2111(東川町役場公共施設サービス課)


いかがでしたでしょうか? カルチャーから大自然までを満喫した東川町の旅。次は旭川、美瑛を目指します。

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