40分で7品も!?子どもも喜ぶお家居酒屋時短メニュー!焼肉店ならではの贅沢丼も

ニッポンの「リアルなご飯」にスポットをあて、「あなたのご飯見せてください」を合言葉にリポーターが旅を敢行する「昼めし旅」(毎週月~金曜 昼12時00分)。その土地ならではのお昼ご飯や人気店、魅力的なご飯を紹介します。

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8月14日(月)は、茨城県の県庁所在地、水戸市で昼めし旅。水戸の名物といえば納豆。明治時代から盛んに生産されており、小粒で粘りの強い「水戸納豆」は全国的な人気を誇っています。そんな水戸市でご飯調査するのは、お笑いコンビ・北陽の虻川美穂子さんです。

【動画】今すぐマネしたくなる人気店のまかないをチェック!

「秘伝のタレ」が決め手の時短メニュー


クレープ屋を発見した虻川さん。水戸駅から徒歩5分ほどのところにある「クレープのお店K‛S」です。店主の小柳さんの親しみやすい人柄とリーズナブルな価格が、学生さんに人気だそうです。

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お店のイチオシは、「チョコクリームバナナカスタードコーンフレーク」(500円)。こだわりの生地を極限まで薄く焼き上げ、すぐに風をあてて余計な水分を飛ばすことでパリパリの生地に仕上げます。そこへ甘さ控えめの手作りカスタードクリームと、同じく甘さ控えめのホイップクリームをのせ、バナナをサンド。最後にコーンフレークをトッピングしたら出来上がり! こだわりが詰まったおいしいクレープをいただいたところで、例のお願いを…。

「あなたのご飯、見せてくださ~い」!

営業中はお昼ご飯を食べる時間がないという小柳さん。そこで、女性2人連れのお客さんに声をかけ、お願いしてみると、その内のお一人、川口さんと交渉成立! 晩ご飯ならOKとのことで、夕方まで待ってご自宅へ伺うことになりました。

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さっそく料理を拝見!

まずは子どもたちが大好きだという「トウモロコシご飯」を作ります。研いだお米の上にトウモロコシの実と芯を入れます。芯からも甘くておいしい出汁が出るからだそうです。味付けは、塩と料理酒。さらに居酒屋を経営しているというお義母さま特製の「秘伝のタレ」を加えて40分炊きます。ちなみに「秘伝のタレ」は醤油にめんつゆ、数種類の調味料をブレンドしたものだとか。

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そんな「秘伝のタレ」を使って、今度は「納豆チーズオムレツ」を作ります。「秘伝のタレ」を加えた卵液をフライパンに流し入れます。ある程度火が通ったところで、ネギを加えた納豆、チーズを投入し、卵で包みます。

続いて、ナスを油で揚げ焼きし、焼き目がついたら余分な油をとります。そこへ酒とみりん、醤油、ショウガで作ったタレをかけて染み込ませたら、「ナスの生姜焼き」の出来上がりです。

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こちらが川口さん家の晩ご飯。

オムレツなどと並行して作っていた、鰹節と刻み海苔をのせて秘伝のタレを絡めた「揚げ餅」や、「アスパラベーコン炒め」、お酒のアテにぴったりな「クリームチーズチャンジャ」、アボカドやトマト、生ハムなどを盛り付けた彩り豊かなサラダも並びました。なんと40分で7品も!ちなみに から揚げは近所の人気店で買ったものだそうです。手際よくお家居酒屋メニューが並びました。お見事です!

偶然にもこの日は息子さんの4歳のお誕生日。これからも素敵な料理でご家族やお友だちを笑顔にしてください! お誕生日おめでとうございます!

ひと味違う!隠し味がきいた盛岡冷麺&牛肉の〇〇丼


川口さん家の晩ご飯を待つ間も、ご飯調査をしていた虻川さん。訪れたのは、「カウンター焼肉酒場 佐藤ゆたか」。牛タンの中でも特に柔らかいタン元だけを使ったお店自慢の「牛タンサイコロ」(768円)や、甘辛の特製タレがクセになる「新鮮ホルモン肉盛り」(658円)などが人気です。

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店名にもなっているクセ強店主の佐藤さんにお話を伺ったところで、例のお願いを…。

「あなたのご飯、見せてくださ~い」!

交渉成立!

オープン前に軽くまかないを食べるということで、調理を拝見することに。

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1品目は冷麺。まずは冷麺に使うハムやトマト、キュウリ、りんご、ゆで卵などの具材を用意し、冷蔵庫で冷やしておきます。
その間に、盛岡の冷麺屋さんから取り寄せている中太の生麺を4分ほど茹でたら、氷水でぬめりを取り、コシを出します。
あらかじめ冷やしておいた器に麺と具材をのせ、ピリ辛の冷麺スープをかけたら、胡麻と隠し味のミョウガを加えてさっぱりとした味わいに。

続いて2品目。手際よくニンジンやシイタケ、ネギ、タマネギなどをカット。使うお肉は焼肉店らしくカルビやタンなどお客さんには出さない切り落とし。さっそく切り落としたお肉をごま油で炒めます。ほどよく火が通ったところで、カットしておいた野菜を投入。
味付けは醤油・料理酒・鶏ガラスープの素。最後に塩・コショウで味をととのえ、水溶き片栗粉でとろみを出します。

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こちらが「カウンター焼肉酒場 佐藤ゆたか」のまかない。

味のチェックも兼ね、お通しで出している肉団子も並びました。甘酢あんとお肉のジューシーさがクセになるそうです。また、豚肉ではなく牛肉で作った焼肉店ならではの「中華丼」は、忙しいときにも手軽に作れるのでまかないによく登場するのだとか。これからもおいしい焼肉と個性的なキャラクターでお客さんを楽しませてください。柔らかくキメの細かい肉質と甘い脂が特徴の常陸牛のカルビ肉もごちそうさまでした!
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