Q: 今回演じた「野口久光」という人物は?
ジャズ好きで、東京美術大学を出て、軍に派遣されて上海にやってきてっていう男ですね。絵を志したり、ポスターを描いたりして、芸術家肌の男なんですが、どこかちょっとおっちょこちょいで、憎めないキャラクターを意識して演じました。
Q: 李香蘭という人物についてのイメージは?
素晴らしい女性ですよね。中国と日本の狭間で、戦争という大きな出来事の中で色々もまれ、その中でもすごい才能があってみんなに認められて、大スターになって。でもどこか切なくてかわいそうだなっていう感じはするんですよね。どうしても幸せな生き方をできなかった、選べなかったというか。でもずっと日中国交の平和を願ってますし、素晴らしい女性だなっていうイメージはありますね。
Q: 上戸さんとの共演はいかがでしたか?
もうね、やられました(笑)。メチャクチャかわいいです。頭もいいですし、勘がいいんですよね。僕も今回初めて共演させてもらったんですけど、なんていうのかな、肩肘張ることなく、スッと入ってくるんですよね。どんなシーンでも。最初はやりにくそうにテストしても、次のテストからは完全にクリアしてて。そのスピードはやはりずば抜けてるんじゃないかなと。それだけの才能があるから、今あれだけの大スターなんでしょうね。
Q: 上海は初めてですか?
初めてです。
Q: 苦労したことは?
中国語がさっぱりわからないので、それはちょっともったいないというか、勉強してくればよかったなと思う部分はありますね。中国語、意味がわからないと怖いんですよ(笑)。中国スタッフのしゃべってる言葉が、すごく尖ったように音が高いので。だけど、言ってる内容が全部わかってくると、すごく優しかったりするんですね。お店でも初対面だと怖いんだけども、これ買いたいんだけどってどんどん話が進んでいくと、最後にニコって笑ってくれたり。そういう暖かい部分もちゃんとあるんだなってわかって・・・。最初はすごく怖かったんですよ、実は。お店でも日本みたいに「いらっしゃいませ!」ニコっみたいなのがあんまりなくて、ムッとしてるんで怒ってるのかな?みたいな感じはあったんですけど、実は違うなってことがわかりました。また上海には来たいですね。
Q: 撮影の裏話はありますか?
今回10日ぐらい上海にいるんですけど、吉満涼太がその内8日間くらいお腹やっちゃってるんじゃないですかね?朝から晩までご飯食べてないですからね。飲みにいっても、ご飯いっても「オレいいから食べて・・・オレいいから食べて」って。何しに来たんだっていう(笑)。ま、それでも上海を満喫してたみたいなんでよかったなと。
Q: 中国で印象に残ったことは?
やはりオープンセットですね。映画「カンフーハッスル」でも出たあの場所。実はカンフーハッスルを撮った場所で撮影するんだっていうのを事前にリサーチしてまして。そこを見たときはやはり感動しましたね。ちゃんと写真も押さえておきました。帰って息子に見せようかなって(笑)。それが一番の感動でした。 あとプライベートでは、お腹の弱い吉満くんを僕が引っ張りまわして、気づいたらホテルから6キロぐらいある人民広場にいまして・・・。僕がどうしてもそこに行きたかったんですね。でも着いた時は、公園の感じがすごくよく、みんな和んでて、僕がイメージしてた感じだったんで、吉満くんも途中何度かブーブー文句いいながら来たんですけど、ニッコリ写真におさまってくれたんでよかったかなと思ってます。
Q: ドラマの見所は?
映画という華やかな部分と、戦争という暗い部分がひとつの作品にうまく収まっていると思います。
Q: 視聴者の皆様にメッセージを。
この作品をご覧になって、日本人の方が中国、そしてまた中国の方が日本をもう一度見つめなおして、平和を今ひとつ考えて頂けたら、この作品の意味があると思います。ぜひご覧になって下さい。