経済ドキュメンタリードラマ「ルビコンの決断」

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2009年5月7日放送
愛する故郷を救え!~黒川温泉 再生への決断~
詳しい内容
町の“変わり者”と呼ばれていた温泉旅館「新明館」の三代目主人・後藤哲也。1980年代、全国の観光地が歓楽街的な熱海や、豪華なリゾート建設を目指す中、後藤はまったく逆の「本物のふるさと」作りに取り組んだ。造り込まれた旅館の庭を壊し、山から引き抜いてきた雑木を植えた。裏山の岸壁を3年かけてくりぬき、洞窟風呂を作った。黒川温泉がさびれる中、時代に逆行していると思われた後藤の新明館だけがいつもにぎわっていた。
そんな後藤の元を、経営に苦しむ黒川温泉街の二代目・若手経営者らが訪ねた。後藤はライバルからの申し入れに、自身のノウハウを伝授することを決断した。しかし、「町全体をひとつの旅館にする」という“変わり者の後藤”のアイデアには、反対意見も多かった・・・。
「奇跡の再生」を果たした熊本・黒川温泉、世代を越えた町おこしの決断に迫る。
場面写真
キャスト紹介
「新明館」主人
後藤哲也
「吉田屋」二代目
吉田剛士
勝野 洋 山下徹大
ゲスト紹介
池上 彰(ジャーナリスト)
松田忠徳(札幌国際大学教授)
大浜報道キャスターのあとがき
「黒川温泉の再生」

以前取材した商店街を思い出しました。
日本全国、地方の商店街の凋落ぶりは目を覆うものがあります。
若手の経営者を中心に再生の取り組みを進めていますが、
効果を出すのは難しいようです。
黒川温泉同様、今までの常識を覆すような取り組みが必要なのですが、
リスクも大きく踏み込めないままに凋落しているところが多いようです。

どの商店街にも一人は冒険的な試みを模索している人はいるものです。
ところが、ひとりでは結局、状況を変えられない。
しかし、専門家によると、本気で改革を志す人間が3人いれば、
商店街の再生は可能なのだそうです。彼らの成功体験や気迫があれば
徐々に仲間が増えていくのだそうです。
一人を三人にするまでが勝負、大変な作業なのだそうです。

黒川温泉の後藤さん。一見、頑固な変わり者のようにも見えますが
私利私欲を求めない姿勢が仲間を増やしていく。素晴らしいことです。
人というのは私欲の臭いのする人にはやはり付いていけない、尊敬できない
生き物なのだとつくづく感じました。

木村佳乃さんと二人での温泉旅行は番組内であえなく却下されてしまいました
ので、 家族で黒川温泉に行こうかと、「ひとり」で、せつなく企画しています。