経済ドキュメンタリードラマ「ルビコンの決断」

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2009年9月24日放送
1964東京五輪を招致せよ
~祖国復興に賭けた男達~
詳しい内容
10月2日、2016年オリンピックの開催地が決定する。東京も候補地のひとつである。五輪招致とは国にとってどんな意味を持つものなのか?1964年東京五輪の招致運動に焦点をあてて考えてみたい。戦後間もない頃、水泳連盟の田畑政治(綿引勝彦)は日本スポーツ界の国際社会への復帰を目指していた。そして「いつか東京オリンピックを開催したい」という夢を持っていた。その頃、祖国復興を願っていた人物が米国西海岸に住んでいた。日系二世のフレッド和田(宅麻伸)である。彼ら2人はやがて知り合い、力を合わせてオリンピック招致を目指すことになった。和田は多数派工作のため、中南米諸国へ向かった。そこで大きなハプニングが待っていた。多くの困難を乗り切って招致に勝利した立役者による感動のドラマである。彼らの情熱はいったいどこから生まれたのであろうか?番組では当時の五輪招致運動を振り返って、五輪招致の意味を探りたい。
場面写真
キャスト紹介
ロサンゼルスの日系2世
フレッド和田 勇 役
水泳連盟
田畑政治 役
フレッド和田勇の妻
政子 役
宅麻 伸 綿引勝彦 野村 真美
大浜報道キャスターのあとがき
「祖国への想い」

2016年のオリンピックの東京への誘致は結局失、敗に終わりました。
東京でオリンピックを開催する意味を皆で共有することが出来なかったことも
敗因なのかもしれません。いずれにしても厳しい結果になりました。

1964年の東京オリンピック。
誘致に奔走したのはアメリカに暮らす日本人でした。
日本政府からの依頼を受けたロビーストではありません。
まさに自腹での奔走です。
時代が違うとはいえ、祖国への想いは並々ならぬものがあります。

今、我々日本人は日本という国に対してどんな姿を望んでいるのでしょうか?
国際社会での存在感?経済成長?手厚い社会保障?
国家が成熟し人々の価値観も多種多様です。
一人ひとりの意思を包摂したような概念を我々は持つ日がくるのだろうか?
オリンピックの誘致運動をきっかけにそんなことを考えています。