経済ドキュメンタリードラマ「ルビコンの決断」

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2010年4月29日放送
アルコール0.00%への挑戦 
~キリンフリー開発物語~
詳しい内容
2009年4月、世界で初めてのアルコール分0.00%というビールテイスト飲料が発売された。その名も「キリン・フリー」。発売されるやいなや、予想を超える売れゆきで、わずか8カ月で400万ケースを販売、2009年の大ヒット商品となった。
それまでにもビール各社から「ノンアルコールビール」というのは販売されていたが、実はアルコール分は0.5%~0.9%程度入っていた。
実は酒税法ではアルコール分1%未満のものは酒と扱わないため、「ノンアルコール」として販売できていたのだ。
しかし消費者からは「ノンアルコールビールを飲んだ後に本当に車を運転できるのか?」といった問い合わせが相次ぎ、キリンでは全くアルコールの入っていない「完全ノンアルコールのビールテイスト飲料」の開発を目指すことになる。
その開発担当者となったのがキリンビール マーケティング部の梶原奈美子さん(配役 北川弘美)。そもそも「社会に役立つようなビールを作りたい」と思っていた梶原さんにとって、「完全ノンアルコール」は飲酒運転の防止にもつながる、ぜひ取り組みたい商品だったのだ。
しかし、その商品の開発は困難を極めた。
単なる「完全ノンアルコール」の飲料なら、ジュースでもお茶でもそうである。
ビール本来の味を実現しながらの、「完全ノンアルコール」でなければ、ビール好きの人たちを納得させることはできない。
ビール本来の味である「コク・香り・キレ・のどごし」は麦芽やホップを煮込んだものを発酵させることによって醸し出すことができる。
しかし発酵させるとかならずアルコールが発生してしまう。
「アルコール分0.00%」で「ビール本来の味」をどう実現したのだろうか?
その知られざる開発秘話をドキュメンタリードラマとして描いていく。
またスタジオではジャーナリストの池上彰氏が、「これまでなぜ完全ノンアルコールは実現できなかったのか?」
「"カロリーゼロ"という表示が"ゼロキロカロリー"とは限らないという秘密」などについてわかりやすく解説していく。
場面写真

キャスト紹介

<「キリン・フリー」
開発担当者
キリンビール 
マーケティング部>
梶原奈美子 役
<キリンビール 
商品開発研究所
所長(当時)>
佐藤章 役
<キリンビール 
マーケティング部
ビールの味の
責任者>
太田雄人 役
北川弘美 湯江健幸 大浦龍宇一
ゲスト紹介
池上彰(ジャーナリスト)
梶原奈美子さん(キリンフリー 開発担当者本人)