経済ドキュメンタリードラマ「ルビコンの決断」

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2010年5月13日放送
緑茶戦争を勝ち抜け!
~奇跡の定番商品はこうして生まれた~
詳しい内容
年間およそ4000億円もの規模をほこる緑茶飲料市場。日本を代表する飲料メーカーがしのぎを削る中で、21年間に渡りトップシェアを守り続けるのが伊藤園の「お~いお茶」。お金を払って緑茶を買うという文化を切り開き、幾度も緑茶飲料戦争を戦ってきた。この奇跡の定番商品の知られざる歴史に迫る。

伊藤園は高度成長期の1966年に設立。お茶業界では後発ながら、初の茶葉の真空パックを開発するなどして急成長してきた。しかし、1970年代に入ると食の欧米化でお茶離れが進み、売り上げが停滞した。こうした中、社運をかけて開発に挑んだのが、どこでも飲める"缶入りの緑茶"だった。
プロジェクトの命を受けたのは、商品企画室主任の社(やしろ)三雄(小木茂光)。開発をはじめると、大きな課題にぶつかった。"緑茶"は酸素や熱に弱く、缶詰めにすると茶色く変色してしまうのだ。社は、製造技術や茶葉の加工に改良を重ね、ようやく85年に世界初の缶入り緑茶の「煎茶」が発売された。ところが・・・
「お茶を100円で売る?そんなもの売れるわけないだろ!」当時、お茶はタダで飲めるもの。小売店は店に置いてもくれない。さらに調査すると、「煎茶」という文字は読めない上に、身近でないとの結果が出た。そこで89年、70年代にCMで使っていた「お~いお茶」のフレーズをそのまま商品名にすると、若者などの支持を受け、販売量が飛躍的に伸びた。しかし、緑茶飲料市場の規模が拡大すると、大手が本気で参入してきた・・・
2000年、キリンビバレッジ「生茶」の登場。2004年、サントリー「伊右衛門」の発売。果たして、伊藤園はどう立ち向かうのか。その時、本庄八郎社長(西岡徳馬)はある秘策を打ち出した・・・
場面写真

キャスト紹介

<伊藤園 社長
(当時)>
本庄八郎 役
<伊藤園 商品企画
本部長(当時)>
社三雄 役
<酒屋>
店主 役
<伊藤園
営業部員> 役
西岡徳馬 小木茂光 徳井優 遠山俊也