経済ドキュメンタリードラマ「ルビコンの決断」

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2010年9月16日放送
7万人の命を救った奇跡の医療器具
~愛する娘が教えてくれた命のものづくり~
詳しい内容
心筋梗塞の救命救急などに欠かせない医療器具・IABPバルーンカテーテル。この器具を国内で初めて製品化したのは医療業界とは全くの無縁だった小さな町工場の経営者。この「命の医療器具」はどうして生み出されたのか?開発の裏には生まれながらに重い心臓病を抱える愛娘の存在があった。
1968年。ビニール加工業を営む筒井家に二女が生まれる。しかし二女の佳美は重い心臓病を患っていた。筒井は手術費用を貯めるために懸命に働き、妻の陽子は佳美を助けたい一心で多くの病院を駆け回った。しかし佳美が9歳のときに告げられた宣告は残酷なものだった。「今の医療技術では手術は難しい。娘さんの命は長くて10年・・・」
途方にくれる筒井夫妻。娘のためを思って貯めた2000万円。娘のために役立つ使い道はないのか?筒井夫妻は心臓病の研究に役立ててもらおうと親しかった心臓病専門医に寄付を申し出る。しかし医師から意外な提案をされる。「人工心臓の開発をしてみませんか」突拍子も無い提案に思えたが、人工心臓の開発が万に一つでも成功すれば佳美を救うことが出来るかもしれない。筒井夫妻は人工心臓の開発に賭けてみることにした。
医療に関わったことのない素人に人工心臓の開発は本当に可能なのか?一から勉強する二人。開発を本格化させるため東海メディカルプロダクツという会社まで設立した。周囲の反対もあったが、手術をあきらめざるをえなかった娘を救いたい思いで開発に打ち込む。しかし開発を始めてから8年後、開発を断念せざるをえない厳しい現実に突き当たる。
この時、筒井は「命の医療器具」IABPバルーンカテーテル開発につながる決断をする。果たしてその決断とは?
場面写真

キャスト紹介

<東海メディカル
プロダクツ社長>
筒井宣政 役
宍戸開
<筒井の妻>
陽子 役
伊藤かずえ
<筒井家の二女>
佳美 役
折井理子
<心臓病専門医>
白井晃