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放送内容
2007年6月9日 海岸列車で走る!にっぽん絶景めぐり

列島の四方を取り囲み、豊かな恵みを与えてくれる海。34600kmにも及ぶ海岸線には、その地域で多彩な表情を持つ海と共存してきた人々の暮らし、歴史、そして食文化があります。そこで今回は、海岸線を巡る列車に乗り、小さな観光名所や地元味、漁村の人々との出会いを求めて気ままに途中下車する旅をお届けします。島国・日本ならではの温故知新!故郷文化再発見の旅をご紹介します。



新潟~山形・JR羽越本線

リポーター:長谷川初範

羽越本線は新潟県と東北地方の日本海側を走る路線。この列車に乗り、雄大な日本海を目指す長谷川。まずは城下町・村上で途中下車、町屋づくりのお茶屋で北限のお茶を、さらに村上名物の鮭専門店では伝統の味・鮭の酒びたしをいただく。村上から北への車窓は日本海の絶景ポイントが続く。海が目の前の桑川駅で下車し、遊覧船から笹川流れを楽しんだ後、昔ながらの製法で作られる天然塩を味わう。さらに列車で北上し、山形県鶴岡市へ。あつみ温泉駅で下車し、今宵の宿・あつみ温泉「萬国屋」へと向かう。創業350年という老舗宿の自慢は地元の港に揚がった魚介類を中心とした夕飯、そして1000年の歴史を持つと言われる温泉。翌日は世界で一番多くのクラゲを展示している加茂水族館「クラネタリウム」でカラフルな発色で目にも鮮やかなクラゲを堪能する。


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長崎・松浦鉄道

リポーター:結城美栄子・猪野佳久夫妻
有田から佐世保まで北松浦半島をほぼ一周する松浦鉄道。かつては焼き物も運んだという列車で結城美栄子夫妻が目指すのは400年以上の歴史を持つ焼き物があるという長崎県平戸市。車中の情報を元にまずは松浦市の調川駅で途中下車、松浦名物「旬(とき)アジ」を探しに魚市場へ。脂が乗った旬アジを様々な調理法で食べさせる料理人がいると聞き、専門いけす「城」へ。2100円の「旬アジの日替わり御膳」には7種のアジ料理が満載。他にも地元ならではの煮付けやアジそうめん等の料理も頂き、平戸へと向かう。異国情緒溢れる町並みを堪能した後は、松浦史料博物館の茶室で江戸時代の復元菓子「鳥羽玉(うばたま)」とお茶のセットを頂く。そして、市内の高台に建つ隠れ宿の温泉「彩月庵」へ。客室は渡り廊下でつながれた離れ形式で全室に温泉の展望風呂や露天風呂が。温泉に続き、平戸の海の幸をふんだんに使った会席料理を味わい、翌日は目的の平戸焼きの平戸茂右ヱ門窯(ひらどもえもんがま)へ。細かい細工の施された作品を堪能した夫妻、一輪挿しの透かし彫りを体験。最後は平戸沿岸クルーズで海を見ながら松浦鉄道の旅を終えた。

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京都・北近畿タンゴ鉄道

リポーター:ヨネスケ
日本三景「天橋立」への足として作られた北近畿タンゴ鉄道・宮津線は西舞鶴から豊岡を結ぶ。まずは宮津駅で途中下車、宮津っ子の故郷の味、カレー焼きを「あかふく」で味わう。「海から見る橋立もおすすめ!」ということを聞き、宮津から観光船に乗って天橋立へ。船上からの溝尻の舟屋を見つけ訪ねる。阿蘇海のアサリ漁に同行したヨネスケ、大きさ6cmという巨大アサリをごちそうに。さらに漁師さんの情報で幻の貝「クロクチ」を求め「雪舟庵」へ。獲れた時は真っ黒、砂抜きをすると貝殻が白くなると言うクロクチの独特の風味に舌鼓。「丹後半島を縦断し日本海に抜けると、天然記念物に指定された砂浜がある」とのことで、再び列車に乗り「ばら寿司」で知られる京丹後市網野町へ。網野駅に到着すると、宿の若旦那がお出迎え。目的地「琴引浜」のすぐそばにある漁師の温泉宿・海士館「松栄」に宿泊。定置網をもつ網元の宿ならではの夕食は、その日に獲れた旬の魚を楽しめ、舟盛りまで付いて9125円。翌朝、天然記念物に指定されたばかりの「琴引浜」へ。ここは鳴き砂海岸として知られ、砂浜の奥にある野趣溢れる温泉は訪れる人々に大人気!潮風に吹かれながらの露天風呂の爽快感を味った。

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北海道・JR日高本線

リポーター: 陣内貴美子
太平洋をのぞみ襟裳岬へ向かって走る日高本線。沿線には小さな漁港や競走馬の生産地が点在する。北海道ならでは雄大さと旬の味を求めてまず新冠町唯一の漁師町の駅・節婦で途中下車。浜を歩いているとトレッキング中の馬を発見した陣内。砂浜で乗馬を体験する。さらに、日高本線を南下、隣町・新ひだか町の日高三石駅へ。駅近くのラーメン店「夢屋」で名産の日高昆布を使った“日高昆布ラーメン”をいただき、今宵の宿「みついし昆布温泉」に。去年リニューアルしたばかりという宿の露天風呂からは、太平洋が一望できる。料理の食材は太平洋の幸が満載で刺身の盛り合わせには、酢飯も付き、自分で巻物にして食べることも。翌日、さらに南下、隣の浦河町の荻伏駅で下車しタコの水揚げが多いことで知られる荻伏漁港へ。港で出会った漁師の奥さんがやっている「浜のかあさん」という直売所へ行き、タコを味わう。おすすめという柳ダコはたまご(タコまんま)が絶品!という事で、今では地元の人も殆ど作れないというタコマンマのかまぼこを食べさせて貰う。美味しい食べ物と人の温かさに触れた旅となった。

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青森・JR津軽線

リポーター: ビリーバンバン(菅原孝・菅原進)
青森駅から終点・三厩駅までを走る津軽線。かつて、文豪・太宰治が小説「津軽」でたどった津軽半島東側を走るこの列車でビリーバンバンが目指すのは半島の最北端・竜飛崎。無人駅・瀬辺地駅で途中下車、蓬田村の味が並ぶ物産館へ。ここで飯寿司を作る地元の料理名人がいるという話を聞き、お宅へ。飯寿司を味わい再び列車に乗り、蟹田へ。蟹田といえばやはりカニ!名物のトゲクリガニを味わい終着駅三厩駅へ向かう。漁港そばの食堂でアブラツノザメを使った郷土料理を味わい、今宵の竜飛の宿を目指す。津軽半島最北の温泉として知られる龍飛崎温泉「ホテル竜飛」は津軽半島の突端に立つ今年4月にリニューアルオープンしたばかりの温泉宿。青函トンネルの真上に建ち、眼前には竜飛漁港を望める。
夕食は地元の竜飛漁港で水揚げされた魚介を始め、半島の海の幸三昧。日本海の幸、陸奥湾のホタテ、そして津軽海峡の味アブラザメも。翌日、竜飛岬へと向かい津軽半島の旅を終えたビリーバンバンだった。

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