中小企業サラリーマン。
彼の人生は我慢の人生だった。
あらゆるストレス抑圧に耐えて生きてきた。
いや、我慢しないと生きていけない社会だった。
そして、いつの頃からか表情を失った...。
ある時、そんな彼の頭に「煙突」が備わる。
それは彼の潜在的なパワーの源と化し、
抑圧されていた感情のはけ口として機能するようになる。
スチーム係長にからむ街のチーマー。
我慢して生き続けてきたスチーム係長を、
ついに怒りで爆発させることになった存在。
後に奇妙な友情で結ばれることになる。
チェーン店系回転寿司の店長。
ドケチ。なんでも回すのが生き甲斐。