第223回 テレビ東京 放送番組審議会報告

(97年11月12日・正午〜 於:テレビ東京)

 編成報告など局側の報告の中で、まず、米国・サンディエゴで起きた斉藤教授父娘殺害事件の報道(「サンディエゴ事件」)でBRC=放送と人権に関する委員会に人権侵害の申立てがあった件(前回の番組審議会で、テレビ東京が「答弁書」をBRCへ提出したことを報告)で、テレビ゙東京は申立人の「回答書」を受けて、「再答弁書」をBRCへ提出する予定であることを説明した。
また、視聴者からの電話対応の改善策について、9月と10月に一週間づつ行なった視聴者からの電話の実態調査に基づいた改善策を報告した。 視聴者センターは、視聴者からの電話に(1)放送時に制作スタッフが待機している番組、(2)報道、生情報、スポーツ番組、(3)映画、アニメ番組などの例外を除き全て対応し、「ボイスサービスユニット」も11月10日から活用する。今後も月一回は、一週間の視聴者からの電話の実態調査をする等である。
さらに、改正放送法による番組審議会の「審議の公表」に関し、現在、番組審議会の議事概要を『生かします!視聴者の声』(毎月最終金曜・午後3時20分)の放送、『社内報』(コピーまたは原稿)を備え置くことで公表しているが、加えてインターネット(テレビ東京・ホームページ)でも公表することを報告した。

【議事の概要】

〔BRCの審理について〕
委員−「サンディエゴ事件」が、BRCの場で解決が
   つかない場合はどうするのか。
 局−申立て人が裁判に持込む事もありうる。この場合は
   BRCの審理の範疇から外れる。

〔『究極の職人シリーズ』について〕
委員−『究極の職人シリーズ』は内容が良く感銘を受けた。
   ただ、一回の放送に3人〜4人の紹介はもったいない。
   2人ぐらいを丹念に紹介すれば、長寿番組になるのではないか。
 局−放送が夜8時で、視聴者にじっくりご覧いただけない
   時間帯のため、紹介する人を3〜4人にした。
   視聴率は好調で、本格的な内容が視聴者に受け入れられ
   始めていると思う。
   このエッセンスを、『火曜ゴールデンワイド』等
   ほかの番組に生かしていきたい。
委員−優秀なカメラマンをそろえる等、制作の準備は
   かなり大変だったのでは。
 局−以前放送していた番組『極める』のノウハウが
   生きていると思う。

〔番組試写『まかせて!フルコース』(11月7日放送)について〕
委員−料理人が、髪の毛に触った手で料理しているように見えるので
   注意が必要だ。また、材料等のメモを取ろうとしても
   間に合わないのではないか。
 局−視聴者センターにお問合わせをいただければ、
   お答えできるようにしています。
   基本的には、問合わせをしなくてすむような
   番組作りに努力したい。
〈出席者〉
委員−河毛委員長 野崎委員 佐藤委員 藤堂委員
   司委員 大友委員

放送事業者−一木社長はじめレギュラーメンバー8名

(97.11.28−1)