第226回 テレビ東京 放送番組審議会報告

(98年3月12日・12:00〜 於:役員会議室)

 まず局側から編成・営業などの業務報告、続いて『ポケモン』再開に向けての現状報告を以下の通り行なった。
2/13、テレビ東京は調査報告書を民放連・アニメ特別部会に報告。具体的なガイドラインを作る「NHKと民放連の検討会」の結果や、今後、発表される厚生省・郵政省の中間報告を基にして、ガイドラインを最終的に詰める。テレビ東京の確定ガイドラインを策定した段階で、まず検証番組を放送し視聴者に報告したい。そのうえで再開の冒頭であらためて、お詫び・経緯説明をし、視聴する際の注意事項をお願いしたい。被害にあわれた方の状況については、まだ検査結果の出ていない方もいるが概ね話合いは順調に進んでいる。今後も誠意をもって対応し円満に解決を図りたい。

【議事の概要】

〔『ポケモン』問題について〕
委員−この問題について、テレビ東京の誠意ある対応やガイドライン作りへの努力、
   またテレビ東京だけでなく放送界全体の問題として民放連はじめ各関係者が
   真摯に取組んだことは評価したい。
   今後は、民放連・NHKのガイドラインが公表されたらテレビ東京の
   ガイドラインとのすりあわせを入念にやって欲しい。
   またどんなガイドラインを作っても気分の悪くなる方が全くいなくなるとは
   言い切れない。最悪のシナリオは常に想定すべきで、再開後、何かあった場合の
   対応策は立てておくべきだろう。
 局−すりあわせは万全を期したい。再開後の万一のケースについても考えなければ
   ならないだろう。また視聴者の方への注意喚起キャンペーンも考えている。

〔『ギルガメッシュないと』について〕
 局側からの4月改編報告の中で、『ギルガメッシュないと』は3月終了、4月からは路線は似ているが若い女性が見ても楽しめることを目指して『アルテミッシュNIGHT』を編成することを説明。先月、視聴者から「お色気番組として笑って見過ごすことができない」と苦情のあった1/31OAの『ギルガメッシュないと』について一部視聴した上で審議に入った。

委員−上半身裸だからいけないということはないが、作り手の品位の問題だと思う。
委員−女性に対する差別的な表現はなくしていかなければならない。
   ポルノグラフィ自体は世の中にあるものだが、「裏通り」のもの。
   多チャンネル化の時代においての地上波は「表通り」にあるのだから
   あまりポルノグラフィに近づかない方が良いのでは。
 局−10年前は午前1時〜3時はHUTも低く作り手に「裏通り」の感覚あったが、
   たしかに今は第2のGHと言われ「表通り」になっているので気をつけたい。

〔その他〕
委員−今、話題になっているVチップについての局の見解は。
 局−基本的には作る側の姿勢の問題で、あくまでそれぞれの局の自主性に任せるべき。
   作る側の姿勢がきちんとしていなければいくら規制したところで意味がない。
〈出席者〉
委員−河毛委員長 松木副委員長 阿刀田委員 加藤委員 佐藤委員 高木委員
   司委員 藤堂委員 野崎委員 日比野委員

放送事業者−一木社長はじめレギュラーメンバー9名