第227回 テレビ東京 放送番組審議会報告

(98年4月10日・12:00〜 於:役員会議室)

 冒頭、社長から『ポケットモンスター』問題について以下の通り報告。
「4/8、民放連・NHKのガイドライン公表を受け、テレビ東京のガイドラインを策定。4/9、、衆議院逓信委員会でこれまでの経緯と放送再開方針など説明。今後については4/11、視聴者の方に向けて検証番組を編成し、4/14参議院でテレビ東京の説明が了解されれば最短のケースで4/16に放送を再開したい。」
さらに岡専務はテレビ東京のガイドラインとフリッカー解析機(HP参照)の説明、またアストン大学のハーディング教授を招きガイドライン作りの協力や検証番組出演のほか社内勉強会の講師をしていただいたことを報告した。

 局側からの報告中では、「サンディエゴ事件」の報道に関し、3/19にBRC(放送と人権等権利に関する委員会)の決定が出されたことを報告。
テレビ東京に対しては見解として「誤報は、直ちに権利侵害があったとまでは言えないがその可能性があったことは否定できない。訂正放送は評価できるがもっと早くすることが望ましかった」という内容であった。これを受けテレビ東京は当日の『ワールド・ビジネスサテライト、3/27の『生かします!視聴者の声』でこの決定内容を放送、また社内では「人権放送倫理委員会」で取り上げ周知徹底を図った。

【議事の概要】

〔『ポケモン』問題について〕
委員−テレビ東京の対応は、一貫して誠意があり適切だった。
   局のイメージアップにつながったのではないか。
委員−《視聴者の皆様へのお願い》について
   「十分に離れて見る」「部屋を明るくして見る」に加えて
   「気分が悪くなったら手のひらで片方の目にふたをして離れる」とあるが
   どのように周知徹底するのか。
 局−『10時!!奥さまプラーザ』や夕方のニュース番組で
   まず親御さんに対し周知していきたい。

〔「Vチップ」について〕
委員−「Vチップ」制度導入についていろいろと取りざたされているが局の見解は。
 局−あくまで局が自主規制でやるべき。
   導入には格付け認定のための審査機関を設けるなど難しい問題もある。

〔番組試写〕
「アニメ『ポケモン』問題検証報告」
(4/11、13:00〜13:55)
委員−放送時間を午後1時にした意図は。母親が見やすい時間の方がよいのでは。
 局−系列局に同時放送しなければならないということもあり
   この時間設定になったが、再放送も検討したい。
   またこの問題は視聴環境も大きな要素なのでいろいろな形で
   視聴者に訴えていきたい。
委員−この番組は子供も対象にしているのか。
 局−子供用としては、再開第1回目の冒頭に5分程度のわかりやすいものをつける。

〈出席者〉
委員−河毛委員長 松木副委員長 大友委員 加藤委員 小島委員 佐藤委員
   藤堂委員 野崎委員 日比野委員

放送事業者−一木社長 池内副社長 岡編成総局長 金澤制作専任局長
      森編成専任局長 太田スポーツ局長 渡辺報道局長 三善編成部長
      寺尾番審事務局長