第229回 テレビ東京 放送番組審議会報告

(98年6月12日・12:00〜 於:役員会議室)

 冒頭、一木社長から*97年度の決算概要および役員人事について説明した。続いて局側から、編成・営業などの業務報告。この中で、『開運!なんでも鑑定団』の表現の訂正について報告した。

【議事の概要】

〔『開運!なんでも鑑定団』訂正について〕
 局−5/12放送のナレーションで、鑑定依頼人が番組に持ち込んだ古文書を
   「こちらは、アイヌが反乱を起した時に書かれた松前藩の報告書」と説明、
   また鑑定人も「蝦夷のシャクシャインの乱という一揆、それの一種の記録」と
   述べた。これに対し視聴者から、「反乱」などという表現は
   アイヌ民族が悪いことをしたような印象を与えるという抗議があった。
   調査・検討したうえ、次回の放送(5/19)で、
   「反乱」を「アイヌと松前藩の戦い」という表現に訂正した。
委員−放送の訂正についての局の考え方は。
 局−正確な表現に努めるということだ。
委員−文学でも同様な題材を扱った作品がある。
   会話文の中では時代背景や登場人物のキャラクターを反映して
   偏見が入らざるをえないことはあっても、
   地の文では客観的な表現を使うなどしていた。少数民族への配慮は大切だ。

〔参院選について〕
委員−参院選(7/12投票)は番組でどのように対応するのか。
 局−当日、まず『ASAYAN』(21:00〜21:54)の画面を切って情報を流す。
   22時からは開票速報。『スポーツTODAYワイド』(23:45〜24:15)をはさんで
   23時15分から第2部(24:15〜25:15)。この中では、経済を切り口に制作したい。

〔『株式ニュース』について〕
委員−午前の『株式ニュース』(9:40〜、11:30〜)はかなり専門的。
   主婦層を含めた一般投資家が分かりやすいような解説を入れてはどうか。

〔『福留の22の21』について〕
委員−スタート時の視聴率はあまり良くなかったようだが、最近はどうか。
 局−視聴率はまだあがらない。
   出演者に21世紀に残したいものの候補を複数出してもらい、
   その中から映像的にテレビ向きなものを選ぶなどの工夫で強化していきたい。

〔『愛の貧乏脱出大作戦』について〕
委員−心温まるオリジナリティある企画だ。
 局−現在は飲食店中心だが、将来的には色々な業種に挑戦したいと考えている。

〔番組試写〕
「Gパラダイス 『RAVE2001』」
(6/12、23:55〜24:35)

〈出席者〉
委員−河毛委員長 阿刀田委員 大友委員 加藤委員 小島委員
   藤堂委員 野崎委員 日比野委員

放送事業者−一木社長 池内副社長 岡編成総局長 金澤制作専任局長
      森編成専任局長 太田スポーツ局長 渡辺報道局長 三善編成部長
      寺尾番審事務局長