第240回 テレビ東京 放送番組審議会報告

(1999年7月12日 12:00〜 於:役員会議室)

冒頭、局側出席者の新メンバー(菅谷副社長、工藤制作局長、奥川報道局長、高木スポーツ局長)を紹介。
続いて、編成・営業などの業務報告。この中で、7/12から実施する「テレビ東京青少年向け番組制作ガイドライン」について説明した。これは1月から社内に設置した〈青少年と放送番組に関する検討委員会〉が、民放連の
「『青少年と放送』問題への対応策」を受けてまとめたもので、青少年に配慮しなくてはならない時間帯(17:00〜21:00)や1週間に3H以上青少年向け番組を放送することなどを盛り込んだ編成基準と、いじめを助長するような表現や過度の暴力・性表現を避けることなどを規定した制作基準で構成されている。


【審議の主な内容】

〈「青少年向け番組制作ガイドライン」について〉
委員−配慮すべき時間が17:00〜21:00となっているが、むしろ21:00以降にテレビを見る青少年に配慮すべき
    では。
    また配慮する時間帯を設定することで、他の時間帯は何をしても良いという抜け道にならないか。
局 −もともと放送基準で、すべての時間帯にわたって青少年に配慮することを謳っている。
    今回はとりわけこの時間帯に配慮するということでガイドラインを策定した。

〈番組内での情報の表示について〉
委員−視聴者の要望の中に、料理のレシピ紹介で分量の表示時間が短すぎるといったものがあったが、
    番組の最後にもう一度見せるなどの工夫をしてほしい。
局 −制作現場には、今後、文字を大きくしたり長い時間表示するよう指示した。
委員−スポーツや報道番組でも、スーパーテロップ等の表示時間が短い傾向があるようなので注意してほしい。

〈本編内CMの可能性について〉
委員−ニュースなどの緊迫した場面では、CMが長く感じられることがある。
    スーパーを画面の一部に出しっぱなしにすることでCMとし、本編を切らないようにできないか。
局 −放送基準(142)「スーパーインポーズは、番組中においてコマーシャルとして使用しない。
    ただし、スポーツ番組および特別行事番組におけるコマーシャルとしての使用は、各放送局の
    定めるところによる。」となっているため、通常の番組ではできない。

〈字幕放送について〉
委員−CNNなどでは耳の聞こえない人のためにニュースでも英語の字幕を出していることがあるが、
    日本でやっていないのはなぜか。
局 −英語と違って、日本語を同時に画面に打ち出すのは、まだ技術的に難しい。
    しかし事前に搬入されるVTR番組に関しては、現在テレビ東京では『ポケットモンスター』など
    数番組で字幕放送を実施している。今後も増やしていきたい。

〈キーロフ・オペラについて〉
委員−このオペラは、世界的に大変高い評価を得ておりテレビ東京で出来るのは素晴らしい。
    もっと宣伝に力を入れてもよいのでは。
局 −今回は、バックアップ番組にも力を入れたい。

〈試写〉
「田舎で暮らそうよ」
(7/11、20:00〜20:54)

【出席者】
委員側−河毛委員長、松木副委員長、阿刀田委員、大田委員、加藤委員、
    佐藤委員、司委員、藤堂委員、野崎委員、日比野委員
 局側−池内副社長、菅谷副社長、金澤編成制作本部副本部長、森編成局長、
    工藤制作局長、奥川報道局長、高木スポーツ局長、寺尾番審事務局長