第251回 テレビ東京 放送番組審議会報告

(2000年9月13日 12:00〜 於:役員会議室)

まず、編成・営業などの業務報告。この中で10月編成の概要を説明。また視聴者応答報告の中で、8/8放送の『火曜イチバン!』に関しての苦情と局の対応について報告した。


【審議の主な内容】

〈『火曜イチバン!』について〉
局−『火曜イチバン!』(火曜・夜7時55分)は、日常生活の身近な話題を取り上げる情報番組だが、「潜入!激撮!スーパーマーケット客をだます裏テクニック初公開」と題し、8/8に放送した回について苦情があった。
  番組では、一部の業者が売れ残った生鮮食品の日付を変えてパッキングし直したり、事実に反する生産地表記をするなどの実態を紹介した。しかし、店長(匿名・モザイク)の「どこのスーパーでも行なわれている」というコメントに対し番組内でフォローしなかったため多くのスーパーで行われているという印象を視聴者に与えてしまった。
 このため放送後、問い合わせが殺到し、「制作意図を知りたい」「どこのスーパーか教えるべき」「どこでもやっていると思われてはかなわない」などの苦情・意見が多数寄せられた。
 局は、苦情に対して「商品を自分の目で選ぶことの大切さを消費者に訴えるという制作意図を説明し、すべてのスーパーで行われているかの印象を与えたとすれば申し訳なかった」と理解を求めた。

〈試   写〉
『火曜イチバン! 潜入!激撮!スーパーマーケット 客をだます裏テクニック初公開』
8月8日(火)午後7時55分放送

委員−こういったルポルタージュはTVの役割のひとつで、企画としてはよい。
委員−商品をパックし直すことには賛否があるだろうが、偽りの表記は問題である。ただ、問題の本質にせまるには取材不足の感がある。
委員−タイトルが刺激的だ。一部の業者がやっていることだということを制作側がフォローしなかったのはよくない。
局−取材したことはすべて事実だが、たしかに不十分なところがあった。
委員−企画としてはよいが、このようなテーマは調査報道として問題提起したほうがよかった。またテーマをきっちりと扱える時間帯で編成するほうがよかったのでは。


【出席者】
委員側-河毛委員長、松木副委員長、大田委員、大友委員、加藤委員、司委員、藤堂委員、野崎委員、
     日比野委員
 局側−一木社長、菅谷副社長、金澤編成制作本部副本部長、三沢編成局長、犬飼制作局長、奥川報道局長、
     工藤スポーツ局長、山口編成部長、三島番審事務局長、