〜ばんしん傍聴席〜
第288回放送番組審議会報告

    (5月12日、12:00〜、於役員会議室)

まず、編成・営業などの業務報告。この中で、『サッカー日本五輪代表VSギリシャ五輪代表』(4/21)の試合が最後まで放送できなかったことについて視聴者から苦情があったことを報告した。


【審議の主な内容】

〈『日本五輪代表VSギリシャ五輪代表』
について〉
局−『サッカー五輪代表ヨーロッパ遠征 日本五輪代表VSギリシャ五輪代表』(4/21、水、午後8:54〜11:00)で試合が18秒こぼれて最後まで放送できなかった。事前に設定した放送枠で十分に収まる計算だったが、スタジアムの施設の問題や選手交代の不手際など予測できない事態が起こった。それでも後半途中までは大丈夫だったが、放送時間が足りないと分かったタイミングがロスタイム5分と出た段階だったため手が打てなかった。
委員−試合が18秒分放送できなかったということではなく、試合後のインタビューを含めた番組が放送できなかったという認識が必要だ。
局−監督・選手インタビューも入れる想定での放送枠だった。この試合を反省材料に『サッカー日本代表VSチェコ代表』(4/25)では事前に延長態勢を組んだ。また後番組の『WBS』内でのフォローを早くすべきだったことも反省点だ。
委員−視聴者の要望にもあったが、全国放送する努力もさらにしてほしい。


〈『赤い月』について〉
局−『開局40周年記念ドラマ 赤い月』(5、5/6)の視聴率は、初日が13.3%、2日目が13.2%と、目標としていた15%には届かなかったが、よい作品を放送できたと自負している。
委員−歴史的な背景をきちんと描いている。深刻な部分もあるがこのような重厚な作品は局のイメージアップにつながる。


〈イラク日本人人質事件について〉
局−イラクの日本人人質に関する報道については特に「人質の映像の扱い」と「自己責任の考え方」に留意した。人質の映像については、家族への配慮や犯人の要求に乗ってしまうおそれがあるという判断から、脅されるシーンを避けるなど入手したものをそのまま放送しなかった。自己責任論については、政治的な思惑に左右されないよう、推定を避け事実を冷静に伝えることに努めた。
委員−自己責任についての論議は、本来、本人達の発言があって初めてできるはずだから、解放前の推定を避けた冷静な姿勢はよかった。


〈コメンテーター逮捕について〉
委員−『WBS』のコメンテーターが逮捕された事件を『WBS』で当日報道しなかったのはなぜかという視聴者の反響についての見解は。
局−この事件については夕方のニュースで扱っている。『WBS』で報道しなかったのは、当日、イラク情勢等重大ニュースがたくさんあり、番組コンセプトから考えてあえて入れる必要は無いと判断したからだ。また、その時点ではすでに『WBS』のコメンテーターは辞めている。ただし、その後『WBS』コメンテーター時代にも問題行動があったという情報が入ったため翌日の『WBS』では報道した。

〈試   写〉
『所さん&おすぎの偉大なるトホホ人物伝』
5月14日(金) 午後8:00放送


【出席者】
委員側- 福原委員長、松木副委員長、阿刀田委員、岡部委員、加藤委員、佐藤委員、司委員、野崎委員、日比野委員
局側 -  一木会長、菅谷社長、犬飼取締役、熊村取締役、島川制作局長、藤延報道局長、和知スポーツ局長、
       山口編成局長、太田編成部長、三島番審事務局長