〜ばんしん傍聴席〜
第289回放送番組審議会報告

    (6月9日、12:00〜、於役員会議室)

まず、編成・営業などの業務報告。この中で、ドラマスペシャル『ラブ・レター』(2003.6.18)『血脈』(2003.9.8)の2作品がATP賞2004のドラマ部門で優秀賞を受賞したことを報告した。また5月20日に発表された民放連「視聴率等のあり方に関する調査研究会」(清水英夫座長)報告について説明した。この中で、【1】視聴率調査のデジタル化対応の検討、【2】報奨・顕彰制度の充実、【3】視聴率調査会社の監査の充実が提言されている。


【審議の主な内容】

〈新しい番組スタイルについて〉
委員−現在、ドラマ・ドキュメンタリーなどジャンルごとに制作スタイルが定着しているようだが、社会の変化に応じた新しい実験的な試みも必要ではないか。
局−若い視聴層向けの番組については深夜帯で新しい企画を試みる枠を確保し、『元祖!でぶや』のように成功する見通しの立った番組をGHに移行するなどしているが、中高年層向けの番組については方法論が確立していない。

〈視聴率調査について〉
委員−視聴率調査では、デジタル放送は「その他」に分類されるとのことだが、オリンピック開催年には「その他」の視聴率が上がるということか。
局−今後、デジタル化が進みハードディスク内蔵型のテレビが普及すると視聴者の視聴習慣自体が変わる可能性がある。民放連の調査研究会は、デジタル化時代の視聴率のカウント方法も含めた提言だと認識している。
委員−視聴率問題に関して、調査方法等、一般社会からもおかしいと思われているのではないか。民放連の調査研究会の提言を真剣に受け止め対策を検討してほしい。

〈ラテ欄について〉
委員−新聞のラテ欄には、番組内容が分かりにくい表記が見られることがある。どういうシステムで、局からの番組情報が新聞紙面に掲載されるのか。
局−番組宣伝部が、制作担当者の考えた原稿を配信する。
委員−ラテ原稿を考える専門職があってもいいのではないか。

 また、委員から、拉致被害者家族関連等の報道について取材対象者へのより一層の配慮を望むという発言があった。

〈試   写〉
『爛漫!モトどる3人娘』
6月14日(月) 午後7:00放送


【出席者】
委員側- 福原委員長、阿刀田委員、大友委員、加藤委員、白石委員、司委員、野崎委員、日比野委員
局側 -  一木会長、菅谷社長、犬飼取締役、熊村取締役、島川制作局長、藤延報道局長、和知スポーツ局長、
       山口編成局長、太田編成部長、三島番審事務局長