デーモン閣下、やくみつるも応援 早稲田大学相撲部が目指す「Aクラスへの復帰」

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2019.7.23

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今まさに土俵際の早稲田大学相撲部。全国優勝5回の伝統をよそに現在の部員はたった5人。この人数では大会に出るのも一苦労。去年は一般学生に助っ人を頼み、奇跡の勝利で大会を乗り切った。

早稲田相撲部OBの室伏監督が少数精鋭を束ねる新チームの主将は、個人戦で優勝経験もある橋本。筋肉大好きでプロテインが好物の21歳。ある日、稽古場を覗くと、いつになく大勢の学生の姿が。すると現れたのはデーモン閣下とやくみつる氏。

この日行われたのは早稲田杯といって早稲田の学生なら誰でも参加できるオープン大会。早稲田のOBで相撲の大ファンであるデーモン閣下とやくみつるさんは、何とか早稲田相撲部の部員を増やしたいと審判まで務めて、この大会を盛り上げている。そしてついに待望の新人部員が来た。田太と鳥居が加わり、これで部員は7人に。

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1年生は稽古が始まる1時間前に稽古場へ集合し、掃き掃除や洗濯などをする。さらには稽古後に食べるご飯を準備。彼らが目指すのは2カ月後の東日本選手権。そこに大きな野望を掲げていた。

静岡の強豪高校に泊り込んで合同練習を行なう。狙いは初心回帰。全国レベルの高校生と稽古し、大会に向け気合を入れたい。さらに良い選手が見つかれば来年、早稲田を受けてもらうようスカウトもするという。

大会まで1カ月、急に土俵から外れた主将の橋本。状態は想像以上に深刻だった。実は10日前に行なわれた全国大会で橋本は個人戦で決勝まで勝ち進んだものの、右足首3カ所を骨折してしまった。

大会2週間前。監督を悩ませた団体戦のメンバーが発表された。大抜擢は浅田。石川出身の浅田は、部の中で一番気持ちが優しい男。 正直、浅田より実力のある後輩もいる。だが監督は上級生の意地に賭け、マンツーマンでみっちり稽古をつけた。

そして迎えた東日本学生相撲選手権。早稲田の目標はBクラスからAクラスへの復帰だ。初戦の相手は東京大学。早稲田は4勝1敗で勝利した。

1年ぶりのAクラスへ。次の相手は慶應義塾大学。去年の全国大会では早稲田が勝利した相性のいい相手。しかし橋本の抜けた穴は大きかった。大将が敗れ2勝3敗となり遠のいたAクラス。だが最後の望みを賭けて早稲田は勝負に出る。

あとがない早稲田は強豪日体大との試合に怪我をしている橋本を急遽起用。橋本は監督と仲間の信頼に対して意地を見せ勝利した。だが、そこまでだった。そのあとは勝利が遠のき、早稲田大学はあと一歩のところでAクラス復帰を逃した。

土俵に蒔いた反省の種がきっといつか勝利の花を咲かせてくれる。

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