日本大会では難敵のパンクラス王者を撃破 目下5連続KO中 佐藤将光の決め切る力

その他

2020.1.27

6ba85371-1af6-43ea-b0b6-f51d33bbccbd.jpg

ONE Championshipの新春第2弾『ONE FIRE&FURY』(1月31日・フィリピン)で、クォン・ウォンイル(韓国)と対戦する修斗世界バンタム級王者の佐藤将光(坂口道場/Fight Base 都立大)は、タイトル挑戦まであと一歩というところまで迫った今年期待の日本人ファイターだ。

【ONE】マニラ大会、ジャカルタ大会の会見場に潜入!注目の日本人選手に突撃取材!

昨年5月のタイ大会でONEデビューを果たしているが、修斗での試合を含めると目下5連勝中。昨年10月の日本大会では修斗世界バンタム級王者として修斗-パンククラスの対抗戦に出陣。大会前は巷で「圧倒的に不利」と予想されながら、第3代キング・オブ・パンクラシストのハファエル・シウバ(ブラジル)を2RKOで撃破した。

「一発目を効かせた時にいけると思いました。ここで畳みかけないと逆にフィニッシュされてしまうこともある。いける時に思い切り仕留めてやろうと思って、やり切りました」

1e6fc773-1f2e-4ffb-bd10-82dd67bfed0d.jpg

シウバ戦だけではない。佐藤は直近の5勝の全てをKO(あるいはTKO)で飾っている。

一昨年日本で行なわれたONEの会見に一般客として来場してチャトリCEOに直談判。参戦を直訴した能動的な男は夢を実現させた現在、やり切る力を付けつつあるのか。

今年1月20日に行なわれた会見では今年の展望を次のように話した。

「特別こうしたいというのはないけど、毎試合終わりを意識することが多くなってきたので、常に全力で(自分の力を)出し切れればいいと思います」

0f7e94d4-d309-47b4-9f87-e2fcc33d8777.jpg

そんな佐藤と対戦するクォンはテコンドー出身で、MMAファイターとしてのデビューは日本だったという韓国期待のホープだ。昨年10月の東京大会では第1部で組まれた68kg契約の試合に出場して判定勝ちを収めている。

「クォンは一階級上で闘っていた選手で、(勝つ時には)1Rの早い段階でKOすることが多い」

たとえ対戦相手が誰であっても、自分らしく。それが佐藤が貫く闘いのスタンスだ。

「ステップを使って相手の攻撃をサバきながら圧力をかけていければと思っています」

今回で51戦目。ベテランと呼ばれてもおかしくないキャリアを積み重ねた32歳は「最近は終わりを意識するようになった」と気になる発言も。

6戦連続KOで、ビビアーノ・フェルナンデスが保持するONE世界バンタム級王座にまた一歩近づけるか。

(スポーツライター 布施鋼治)