【華麗なる武一家】武幸四郎とオースミタイクーン JRA史上初の快挙 デビューわずか2日で重賞制覇

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2022.5.18

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記憶にも記録にも残る名馬がズラリ

 日本競馬界のレジェンドと称される武豊騎手とその弟である武幸四郎調教師。ともに数々との名馬とコンビを組み、記憶にも記録にも残る好成績を残してきた。

 その中でもテレビ東京スポーツYouTubeチャンネルで配信中の「競馬大好きママ のスナック美馬女 #1 華麗なる武一家」で紹介された競走馬を詳しく紹介。

■オースミタイクーン

今回紹介する馬の中では地味な存在だが、ジャングルポケットの斉藤慎二が猛プッシュした理由はこの馬の重賞初勝利をプレゼントしたのがデビューからわずか2日目の武幸四郎だったからである。

父はターフの魔術師と称された武邦彦、そして9歳年上の兄は当時からすでにトップジョッキーとして名を馳せていた武豊。

そんな競馬界屈指の超良血騎手なだけに武幸四郎はデビュー前から話題沸騰。騎手デビュー週となる3月1日~2日の2日間で異例とも言える14鞍の騎乗依頼が来るほどだった。

しかし、勝負の世界は甘くない。初騎乗のレースを6着で終えると、13鞍騎乗した時点での成績は[0・0・1・12]。掲示板にこそ5回載ってはいるものの、馬券圏内は3着が1度だけという具合に幸四郎はプロの洗礼を浴びた状態でこの日のメインレースであるマイラーズC(GII 芝・1,600m)に挑んだ。

ここで幸四郎とパートナーを組んだのは父・邦彦が管理するオースミタイクーン。

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英ダービー馬ジェネラスの半弟という騎手に負けず劣らずの超良血馬ながら、重賞では結果が残せず、ここでは人気は14頭中8番人気という低評価に甘んじていた。

ところがオースミタイクーンは直線に入るとグングンと伸び、残り200mで先頭に立つと後続の追撃を振り切って見事に勝利。幸四郎は自身の初勝利を重賞で決めただけでなく、デビューからわずか2日で重賞制覇というJRA史上初の快挙まで成し遂げた。

レース後のインタビューで「これからも頑張りますので応援してください」と答えた弱冠18歳の幸四郎。

ちなみにこの年、彼はこのレースのほかに重賞を2つ勝利するが、いずれも8番人気以下でのもの。のちに「穴男」としてファンを沸かせる片りんをこの時から見せていたと言えるだろう。

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