【サッカー日本代表】南野拓実「こういう相手から点を獲らないと」 堅守パラグアイから3戦ぶりの得点で勝利なるか

サッカー

2025.10.10

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森保一監督 (c)SANKEI

サッカー日本代表が10月10日、大阪のパナソニックスタジアム吹田で行われる国際親善試合でパラグアイ代表と対戦する。

堅守を武器に南米予選を突破して来年のワールドカップ(W杯)へ9度目の出場を決めた強敵から得点を挙げて3試合ぶりの勝利となるか、注目だ。

9月のアメリカ遠征を2試合無得点の1分け1敗で終えた日本代表が、伝統的に堅守で知られるパラグアイに得点力を試される。

パラグアイは先月、南米予選を6位で突破して来年のW杯北中米大会へ4大会ぶり9度目出場を決めた。

前回出場した2010年W杯ではノックアウトステージ1回戦で日本と対戦し、延長0-0の末にPK戦(5-3)で下して8強に進出。日本はベスト8入りを逃した。

今回の南米予選でも得点は18試合14得点だったが守備は10失点。

予選を2位で突破したエクアドルの5失点に次いで2番目に少ない守備力で、アルゼンチンやブラジルにも、アウェイではいずれも0-1で敗れたものの、ホームではそれぞれ2-1、1-0で競り勝つ強さを見せた。

FIFAランクでは日本の19位に対して37位、通算対戦成績では日本の5勝4分け2敗だが、数字だけでは測れないところがある。

日本はW杯アジア予選では複数得点の試合も多かったが、終盤は3月のサウジアラビア戦(0-0)や6月のオーストラリア戦(0-2)ではゴールを挙げられなかった。

9月のアメリカでの強化試合でもメキシコと0-0で引き分け、アメリカには0-2で敗れて2戦連続無得点で、ここのところW杯出場実績のある相手からゴールを奪えていない。

得点力は、W杯優勝を目標に掲げている日本にとって重要な課題の一つだ。

森保一監督も無得点試合が続いていることへの認識を示し、「まずはボールを奪って素早くいい攻撃につなげる。シュートにつなげて決めきることにこだわろうと、今回の活動で働きかけをしている」と説明。

その上で「パラグアイが堅守であることは分析している。強固な守備を打ち破って得点できれば自信になる。ホームでもある。得点にこだわってアグレッシブにプレーしてほしい」と選手への期待を示している。

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南野拓実(c)SANKEI

南野、W杯へ「こういう相手から獲らないと」

MF南野拓実(モナコ)はパラグアイとその後14日に対戦するブラジルに言及して、「すごく良い相手。こういう相手から点を獲らないとW杯ではやっていけない」と指摘する。

今回攻撃陣はMF三笘薫(ブライトン)がケガの影響で不参加、MF久保建英(レアル・ソシエダ)は別メニューで調整中。

所属チームで好調のMF相馬勇紀(町田)やMF望月ヘンリー海輝(町田)、初招集のMF斉藤光毅(QPR)など、これまでとは異なる組み合わせでのプレーの可能性もあり、連係が気になるところだ。

南野は、「まずは互いの良さを出せるようにすること。シャドーの選手としてはウィングの選手との関係性が鍵になる」と言い、「アジア予選でやってきたように、バリエーションの多い攻撃を、パラグアイやブラジル相手にでも高いレベルで見せていかないといけない」と語る。

最近復調の兆しも著しいMF伊東純也(ヘンク)は、「パラグアイはクロスの対応などしっかりしている」として、コンビネーションや速くて低いボールなどの工夫をしながら 「サイドをうまく使って崩したい」と言う。

そして、「最近勝っていないので、まずは結果にこだわりたい。ゴールを生み出すのが自分の役割だと思っているので、出場したら、ゴールやアシストなどで結果を出していければ」と意気込んでいる。

パラグアイ戦に続いて中3日でブラジル戦があり、DF板倉滉(アヤックス)やDF町田浩樹(ホッフェンハイム)、DF伊藤洋輝(バイエルン)ら多くの守備陣もケガで不在のため、先発メンバーの編成も興味深い。

森保監督は「勝つためにベストと思われるメンバーを編成して、そのあとでブラジル戦のことを考えたい」と語っている。

得点力の課題を払拭し、存在感を示す選手が現れるのか。

取材・文:木ノ原句望