大谷翔平 WS初先発は7回途中4失点で敗戦投手に 「必要であれば準備したい」と以降の救援登板に前向きな姿勢

大谷翔平 写真:UPI/アフロ
<2025年10月28日(日本時間29日)MLBワールドシリーズ ロサンゼルス・ドジャース対トロント・ブルージェイズ@ドジャー・スタジアム>
ドジャースがワールドシリーズ第4戦でブルージェイズに2-6で敗れ、2勝2敗のタイとなった。
「1番・投手兼DH」で出場した大谷翔平投手(31)は、ワールドシリーズで初めて先発マウンドに上がり、7回途中6安打4失点で敗戦投手となった。打者としては3打数無安打、1四球、2三振だった。
延長18回、6時間39分の激闘から一夜明け、大谷は初めてワールドシリーズのマウンドに立った。
初回先頭ルーカスをK・ヘルナンデスの美技で左邪飛に打ち取る幸先のいいスタートを切ると、ゲレロJrを外角に大きく曲がるスイーパーで三振に仕留めた。
その後、一・二塁のピンチを招いたが、当たっている5番カークをスライダーで一飛に斬って取った。
2回は6番以下を3人斬り。しかし、1点リードで迎えた3回につかまった。1死後、1番ルーカスに右前打を許すと、ゲレロJrには甘く入った137キロのスライダーを左中間スタンドに運ばれる逆転2ランを被弾。
それでも、4回は5番カーク以下を3者三振に仕留めるなどギアを上げ、6回まで90球を投げて2失点と力投を続けた。
7回もマウンドに上がったが、先頭バーショ、クレメントに連打を浴び二・三塁に走者を残して降板となった。
救援したバンダ、トライネンが"消火"することができず、この回4失点。大谷の投球成績は、6回0/3、93球、6安打4失点、6奪三振、1四球。
この日の最速は99マイル(約159.3キロ)止まりで、160キロ超えは1球もなかった。やはり前日、18回の激闘で9回出塁した疲労があったのだろうか。
試合後、大谷は「(深夜)2時くらいにはベッドに行きました。それなりに睡眠は取れましたし、昨日は長い試合でしたけど、なるべく寝られるように努めました。
単純に自分の動き、技術的な動きの部分がブルペンの時からよくなかった。そういう試合は数多くありますし、そういう時にどうするかという話なので」と語った。
しかし、いつもと違うルーティーンを余儀なくされ、「脱水症状気味ではあったので」と本人も認めているように、通常とは違う状態だったのは間違いない。
この日は試合開始時点で気温31度と暑かったとはいえ、かなり発汗も目立っていた。
ロバーツ監督は「6回にマーク(プライヤー投手コーチ)が聞いたら、ショーヘイは"あと3イニングはいける"と言っていた。彼は自分の体のことをよくわかっている。6回は今夜の中でベストなイニングだった。球の出方もよかったし、手ごたえがあった」と続投理由を説明した。
ところが7回に連打を許し、「三振が必要だと考え、左打者が続くところに(左腕)バンダを当てに行ったのだけれどね」とバンダ投入の理由を明かし、「ショーヘイは本当に良く投げてくれた」と大谷の力投をねぎらった。
第5戦以降、先発する可能性はほぼない。ただし、救援登板は展開によっては十分にありうる。
「どこまでもつれるかにもよりますけど、もちろん全試合必要であれば準備したいですし、昨日みたいに延長戦に入ってなかなか決まらない試合もあると思うので、いつでも行けるように準備したいなと思います」と大谷はワールドシリーズ連覇に向け、スクランブル登板へ前向きな姿勢を示した。
テレ東リアライブ編集部
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