ロバーツ監督 大谷の緊急降板を判断「あのイニングを乗り切らせようというのは意味がないと思った」

野球

2025.8.1

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    大谷翔平(c)SANKEI

    <2025年7月30日(日本時間31日)シンシナティ・レッズ対ロサンゼルス・ドジャース@グレートアメリカン・ボールパーク>

    ドジャースの大谷翔平投手(31)が、敵地で行われたレッズ戦に「2番・投手兼DH」で先発出場。右臀部の痙攣により4回途中でまさかの緊急降板となり、打撃も5打数無安打に終わった。チームも敗れたが、大谷に勝ち負けはつかなかった。

    スタジアムにいた誰もが、大谷の異変を感じていた。投手復帰後7試合目で、最長イニングとなる4回に入った時だった。先頭の5番マルテを三塁への安打で出塁させると、続くスティーブンソンの初球、2球目とも連続暴投。ストレートが引っかかったもので、捕手スミスも止めることができないほど外角に大きく外れたボールだった。

    結局、スティーブンソンには1球もストライクが入らず四球を与え、続くスティアにカウント2-0となったところで、ロバーツ監督とトレーナーがマウンドへ。当初は「4回まで」(ロバーツ監督)の予定だったが、4回は1死もとることができずに一・三塁に走者を残して降板することになった。

    4回途中、復帰後最多の51球を投げ5安打2失点、4奪三振、1四球。最速は101マイル(約162.5キロ)。初回、ラックス、デラクルーズにそのストレートを狙われ長短打を許し先制されたが、その後はスイーパーを多投するなど投球パターンを変えて何とか凌いでいるように思われた。しかしマウンドで右大腿上部付近を気にする仕草が何度も見られるなど、すでに大谷の体には異変が生じていた。

    試合途中、球団から大谷の降板理由について「足の筋肉の痙攣のため」と発表された。試合後、大谷は「攣った場所?臀筋あたりですね。右の。初回から感じていましたけど、何とかだましだまし3回くらいまで見てきたんですけど、最後はちょっと難しかったな、と」と説明した。

    その後はDHとして残り打席には立ち続けたものの、5打数無安打で2試合連続ノーヒットに終わった。「昨日、今日と体調がよくない。脱水気味」と体調不良であることを明かし、「昨日、今日は正直あまり覚えてないというか、打席に行って帰ってケア、という感じだったので、どういう打席を送れていたかというのがあまり記憶にないかな、という感じですかね」と状態を打ち明けた。

    今後は中6日で先発登板を続ける予定だったが、「明日の休みを挟んで体調を戻してから次の登板の予定が決まるのかな、と思います」と大谷。体の状態を見ながら、登板日、球数、イニング数などを再検討していくことになりそうだ。

    <ロバーツ監督 一問一答>

    ―― 今日の大谷の状態についてはどう考えますか?

    よくわかっていない。今日に関して言えば、確かに痙攣や腰の張りがあって、それがピッチングに影響していた。彼が自分の腰を叩きながら、ほぐそうとしているのが分かった。彼がどれくらいその状態だったのかはわからないけれど、湿度のせいで体がいつもと違う反応をしたと言っていた。どれほど影響があったのかは私にはわからないがね。

    ―― 次回の登板はできると思いますか?明日(の移動日)は彼の状態を確認するのにちょうどよいと思いますか?

    その通りだよ。翔平の次の登板は来週の水曜日を考えていて、彼には一週間の期間があり、ホームゲームで投げることになる。

    ―― 初回の時点で大谷に違和感を感じていませんでしたか?

    それはなかったね。全く。彼が今日は普段とは違う鋭さを持って集中しているのは知っていたが、臀部の痛みとかそういったことは知らなかった。

    ―― ダグアウトで見ててどう感じましたか?

    変な投げ方だった。フォロースルーがおかしくて、その直前の球でも彼は何かしていたと思う。自分がマウンドに行く前にもう一球投げてたけど、最後の投球の動きがどうも正しく見えなかった。だからマウンドに行った。

    ―― その時はどれくらい心配でしたか?

    その時は何が起こったのか分からなくてとても心配だった。それに彼が(ダグアウトから)出ていった時も、本当はよくわかっていなくて、彼は腰の痛みだと言っていた。でも、彼から攣ったという話を聞いてからは安心して話をすることができた。彼曰く、それは湿度のせいだそうだ。だからそう聞いて安心した。

    ―― 大谷から打者として出場を続けたいというアピールはあったんですか?それとも彼の状態から出し続けると判断したのですか?

    いいや、そういうことではなかった。私は彼にはっきりと確認したんだ。彼が打てるのかどうかを。できるのなら問題ありません。それに彼はまだ出場すれば自分のペースを取り戻せると確信していた。

    ―― 翔平はマウンドでそれ以上投げられないという状況だったのでしょうか?

    私の目で見て、そう判断したということ。あのイニングを乗り切らせようというのは意味がないことだと思った。

    ―― 翔平はこの2日間の打席を全然思い出せないと言っていましたが心配にはなりませんか

    心配は感じてない。心配ないよ。

    テレ東リアライブ編集部

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