
松島輝空 Photo:Itaru Chiba
天皇杯・皇后杯2021年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)大会3日目の13日、ジュニア男子5回戦で注目の中学1年・松島輝空(13=木下グループ)が、原田春輝(希望が丘高)に3-1の逆転勝ちで準々決勝進出を決めた。
これまで一度も勝利したことがなかったというカットマンの原田との一戦。第1ゲームを奪われるも、「このままでは勝てない」と気持ちを切り替え、3ゲーム連続で奪い勝利した。
14日は、準々決勝から一気に決勝まで行われる。中学1年生での優勝となれば、水谷隼(木下グループ)、張本智和(木下グループ)の中学2年での優勝記録を更新する。去年は惜しくも準優勝に終わった松島。日本を背負う先輩たちの偉大な記録超えに期待がかかる。
【2021年全日本卓球選手権大会】
<ジュニア男子5回戦>
松島輝空 3-1 原田春輝
5-11/11-9/11-8/11-5
松島輝空 試合後コメント(一問一答)
Q.試合を終えて
原田選手には今まで試合で勝ったことがない選手だったので勝てて嬉しかったです。
Q.第1ゲーム取られて、どう気持ちを切り替えた?
1ゲーム目5点でやられたと思うんですけど、その時にこのままじゃ勝てないなと思って、打ちミスが多かったので、焦らずにゆっくり行こうという気持ちでやりました。
Q.昨日は緊張があったと言っていたが、今日は?
緊張はしたんですけど、自分より格上の選手なので、向かっていくしかないので。緊張したんですけど、いいプレーができたのでよかったです。
Q.明日(14日)のジュニアと一般の部それぞれの意気込みを
(ジュニアの部準々決勝)明日は篠塚選手で、勝ったことのない選手なので、向かっていく気持ちで頑張っていきたいです。一般は大人の選手も出ているので、ランク(ベスト16)に入れるように頑張っていきたいです。
Q.カットマンに対しての苦手意識は?
カットマンの選手はそんなにやる機会がないので、苦手意識はあります。
Q.どんなところを練習してきた?
そんなに機会もなかったので、カットマンとやる時は焦らずゆっくりするプレーをやっていました。
Q.去年より動けている?
去年は身長も低かったり体もみんなより全然小さかったんですけど、中学生になって身長も大きくなってきたので違ってきている。
Q.カットマン対策として、パワーがないといけないと思うが、「パワーがついた」と言っていたが自分でも感じるところはあった?
カットマンは力がないと勝てないわけではないので、自分は力よりもコースとかを意識しました。
原田春輝 Photo:Itaru Chiba
松島輝空 Photo:Itaru Chiba
