
張本智和 Photo:World Table Tennis
卓球のWTTシリーズ・トップカテゴリー WTTシンガポールスマッシュ<3月7~20日> 本戦2日目の12日、男子シングルス1回戦で張本智和(木下グループ/世界ランク4位)がジャー・カナク(アメリカ/同30位)にゲームカウント1-3で敗れて、1回戦で姿を消した。
先日のTOP32で優勝し、不振からの復調をアピールした張本。対するは、2021年世界卓球ベスト8のジャー。8年前に2度対戦があり、当時は1勝1敗だった。日本とアメリカの若きエースの戦い。
第1ゲームから台から離れずにバックハンド主体で攻める張本。ジャーに得点パターンを与えずに張本が11-7で先制する。
だが2ゲーム目はジャーにハイトスサーブから先に攻められる展開。張本は得意のサーブから追いつくが、最後はジャーのチキータがネットインし9-11で取り返される。
ジャー・カナク Photo:World Table Tennis
打ち合いとなった第3ゲーム。張本が8-6とリードするが、ここからジャーにバックを攻められて9-11で落とす。
あとがない第4ゲームも0-3となって、張本がタイムアウト。しかしその後も守備力が高く、攻めれば厳しいコースを突くジャー。得意のフリックもカウンターされて最後もバックハンドで決められ、張本は3-11で落として敗れた。
<WTTシンガポールスマッシュ 男子シングルス1回戦>
張本智和 1ー3 ジャー・カナク(アメリカ)
11-7/9-11/9-11/3-11
