丹羽孝希を怒らせ家を追い出された?!意外なエピソード満載の及川瑞基スペシャルが面白い【卓球ジャパン!】

SHARE
記事をシェア

【公式】卓球ジャパン!2022年5月7日OA

5月7日放送の『卓球ジャパン!』は、2021年全日本選手権王者で、世界卓球2022日本代表の及川瑞基(木下グループ)を大特集。 本人をゲストに招いて、TOP32での戦いぶりを解説してもらいつつ、さらにはトップ選手たちとの意外なエピソードも披露してもらった。

昨シーズンのTリーグではシングルス16連勝という記録を打ち立てMVPに選ばれ、パリ五輪代表選考会のTOP32も準優勝。世界卓球2022日本代表の切符を獲得し、今最も勢いに乗っているのが及川瑞基だ。

そんな彼の強さの秘密を「とにかく練習量がすごい」と語ってくれたのは、木下マイスター東京で共にプレーをした水谷隼。

「僕も自分から練習をやめるとは言わないけど、及川とやると延々と終わらない。ゲーム練習を1時間くらいやって、さすがの僕もこれは無理だと思って音を上げた」

レジェンドがギブアップするほどの練習の虫なのだ。

「気付いたらそれくらいやってて、疲れも感じない。水谷さんとずっと練習していたいという気持ちのほうが勝ってプレーに没頭しています」というまるで卓球少年のような及川の素晴らしいコメントに、MC武井壮も「全てのアスリートに伝えたい言葉ですね」と感心した。

TOP32では、世界卓球の代表権を懸けた準々決勝で有延大夢(琉球アスティーダ)と対戦し、ゲームカウント1-3とリードを奪われたが逆転勝利。

「試合前はこれで勝ったら代表というのは考えずやっていたが、1-3になって周りの台も終わってシーンとなった時に、ふと勝ったら代表だと思って、なぜかそこからゾーンに入って、アグレッシブに攻められた」(及川)

普通であれば意識した瞬間から体が硬くなるものだが、逆にギアが上がったというのだから及川のメンタル恐るべしだ。



続く準決勝は丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス)と対戦。

ドイツのブンデスリーガ時代、丹羽とルームメイトだった及川がこんなエピソードを披露。

及川ら他のルームメイトたちと初めて自炊してキムチ鍋を作った時のこと。あまりにも美味しくて「うまい!」と大興奮だったらしいが、部屋で静かにしていた丹羽を怒らせてしまったようで、なんと翌日に皆で家を追い出されたのだとか。

「丹羽君ってまあまあ体育会系の上下関係厳しい人なんだね(笑)」と武井も驚いていたが、クールな丹羽の怒る姿は確かに想像しがたいものがある......。

そんな丹羽との一戦は、中盤から半歩前に出てより前陣で戦った及川がスピーディーな打撃戦を制して、勝利をおさめた。



そして決勝の相手は出身クラブ・仙台ジュニアの後輩でもある張本智和だ。

「(張本は)元バックハンドが強力ですが、この試合は特に強力で、自分が少し後手に回ってしまった。打点がすごく早くて、さらにストレートとクロスが打点、ラケットの動かし方が同じでどっちに打つかわからない」と張本の十八番であるバックハンドに苦戦した及川。

ゲームカウント1-3と追い詰められたが、第5ゲームは意地のプレーで食らいついた。

その第5ゲーム、MC平野早矢香が注目したのは5-5での台上プレー。3球目でフォアフリック強打をすると見せてから、流し気味の打球で相手のミスを誘った。

そして「これはどういう感覚?」と武井に聞かれた及川のコメントが面白すぎた。

「そうですね......お尻をなでるような」

ここまで抑え気味のテンションでトークを展開してきた及川のまさかすぎる発言に平野もテレビ東京・森香澄アナウンサーも大爆笑!

さらに8-5でも巧な台上プレーを披露すると、何かを期待するかのように武井が質問し、「......さっきは左のお尻だったけど、今度は右のお尻って感じ」と期待どおりの100点満点の回答。

これには武井も「乗っかってくるなぁ及川くん、なかなかだなぁ!」とご満悦。饒舌では及川だが、実はトークスキルも高いことがわかった瞬間だった。

第5ゲームは、勝負にいったボールにミスが出たものの、中盤からは無理に攻めず相手の待ちを外す展開に変更。クレバーな戦術転換で第5ゲームを奪い返した及川。しかし第6ゲームは押し切られ、優勝は届かなかった。

「サーブがすごく重くて、レシーブの時に自分の展開にならず、いい戦術が取れなかった」(及川)



そして、試合後に張本と交わした会話もまた面白い。

「(張本に)"いい試合だったな"という感じで言われたけど、"俺負けたんで、いい試合じゃないわ!"って(笑)」

こういう選手同士の裏話が聞けるのも『卓球ジャパン!』ならではだ。

全日本選手権で優勝した時には選考基準の変更で世界卓球の代表に選ばれなかった及川だが、今回自らの手で悲願の切符をたぐり寄せた。

「自分としては初代表、初出場ですが、日の丸を背負っているからには、金メダルを絶対に日本に持ち帰りたい」(及川)

日本が誇る戦術マイスターが世界で大暴れするのを期待したい。

「卓球ジャパン!」 BSテレ東で毎週土曜夜10時放送