張本美和 PHOTO:Itaru Chiba
パリ五輪日本代表選考会・全農CUP平塚大会(5月6~7日/平塚総合体育館) 7日、女子シングルス準決勝で張本美和(木下アカデミー)が佐藤瞳(ミキハウス)を破り、決勝に駒を進めた。
準々決勝で平野美宇(木下グループ)を下した14歳の張本にとって、佐藤は鬼門の一人。世界卓球2021選考合宿やTリーグで敗れており、今回は成長を示す絶好の機会だ。
中学生としては驚異的なパワードライブを放つ張本に対し、佐藤は打点の高いカットで対応。回転の変化をつけながら何度も返球する佐藤に対し、張本のミスが目立つ。
第1ゲームは11-2で佐藤が先取し、2ゲーム目も1-3のビハインドをすぐさまひっくり返し、その後も前後左右に動いて粘る佐藤が張本の決め球のミスを誘発し、11-6で奪う。
佐藤瞳 PHOTO:Itaru Chiba
張本はツッツキを増やしてチャンスボールを待つ戦術に出る。3ゲーム目は最後に抜け出して11-9で取り返し、第4ゲームもスマッシュ、ミドル攻めからのフォア側へのドライブなど、張本が崩して奪う。
さらに試合が長引いたため、4ゲーム目の最後から促進ルールに突入。レシーブ側が13回返球すると得点になるルールだ。
焦りが禁物のルールだが、ここでもボールを選びながらコースを的確に突く張本が第5ゲームを11-8で取り、6ゲーム目も兄譲りの「はりパンチ」やラリーの中での逆チキータなど、技術力で佐藤を抑えて逆転勝利を果たした。
なお男子の準決勝、張本智和(智和企画)と吉山遼一(日本大学)との試合は、張本がゲームカウント4-0で勝利。
極めてまれな「兄妹アベック優勝」まで、あと1勝ずつとなった。
<全農CUP平塚大会 女子シングルス準決勝>
張本美和 4-2 佐藤瞳
2-11/6-11/11-9/11-4/11-8/11-3
5月7日(日)
テレビ東京:夜6時30分