「できるだけ小さく鋭くのイメージで」とオフチャロフを苦しめたバックテクニックも実演で DEEP解説!田中佑汰SP完結編【卓球ジャパン!】
【見逃し配信】パリ五輪選考ランク3位・田中佑汰出演SP後編!:https://youtu.be/wVhyHoTkleM
11月18日放送の『卓球ジャパン!』は、前回に引き続き『田中佑汰スペシャル』の完結編。大激戦となったオフチャロフ(ドイツ)戦の最終ゲームを振り返った。
バックハンドのストレート攻撃を軸に互角のラリーを繰り広げた田中。最終第5ゲームもバックストレートで有利な展開を作り、3-4の場面では相手のロビングをスマッシュすると見せかけて短く返す技ありのドロップショット。
MC武井壮も「ファンタジスタっぽいやつ出ましたね!」と大興奮の一打を披露した。
「この1本はひらめき。とっさに出ました。打っていたら相手のテリトリーにまた入るというのを感じたのでこの選択をしたのかなと思います」(田中)
しかしやはりオフチャロフは強い。台から出るか出ないかのハーフロングのバックサーブで田中のレシーブミスを誘い、6-7では超低空シュートドライブでバックサイドを打ち抜いた。
「すごく低いボールをあのコースにフォアハンドでいかれたので......これちょっと素晴らしいなって」(田中)。
終盤で連続ポイントを許し、6-10とオフチャロフが先にマッチポイント。絶体絶命のピンチだが、開き直った田中が再び息を吹き返す。試合の流れを作ってきたフォアレシーブをあえて封印し、「自信があるものをどんどんぶつけていこう」(田中)と得意のチキータレシーブで勝負に出て8-10に。
次も相手のチキータを読んでの3球目バックドライブで9-10。あと1本まで迫ったが、フォア前のストップレシーブを完全に読み切って攻めたチキータがオーバーとなり9-11で惜しくも敗れた。
「この2本の3球目攻撃はもう100対0で待っています。1本目もチキータレシーブ待っていて、2本目も100で待ってたんですけどミスしてしまった。"相手はこう来るだろうな"って、他のところを捨てて開き直ってやっていました」(田中)
敗れはしたが終盤での勝負勘の良さも垣間見られた戦いぶりだった。
「駆け引きという部分で凝縮された試合。そういった意味で負けはしたんですけど学びのある試合だった」と振り返った。
番組後半にはオフチャロフ戦で光った2つのテクニックを実演で解説。
まず1つ目はバックサーブに対する「押し込みフリック」。
ポイントはフォア前とのストップを組み合わせてわかりにくくするという点。MC平野早矢香が実際に受けてみたところ、確かに打つ瞬間までどちらで打つのかわからない。
「しかも田中選手が一番得意なのはチキータですからね。ここにチキータが入ってくるってなると読めない」と平野も脱帽の様子だった。
もう1つはオフチャロフ戦のカギとなったバックハンドのストレート攻撃。スピードがあるうえにクロスとストレートの違いがわかりにくいのが特徴だ。
「"コンパクト"を意識している。ストレートは距離も短くオーバーミスのリスクもあるので、できるだけ"小さく鋭く"というイメージを意識しています」と解説した。
パリオリンピック選考レースでは張本智和、戸上隼輔に続く3位。11月25〜26日の選考会、そして来年1月の全日本選手権の結果によっては逆転のチャンスもある。
「オリンピックレースはなかなか経験できるものでもないですし、ましてやオリンピックは本当に限られた選手が出る大会なので、その舞台で戦いたいという思いは強く持っています。ポイント差はありますが思い切ってやっていきたいし、2位以上を勝ち取るという思いでこれからも準備していきます!」と力強く抱負を語った。
次回(11月25日)は、日本期待の新世代ペア、松島輝空&張本美和の「そらみわペア」の強さの秘密をDEEP解説。お楽しみに!
「卓球ジャパン!」BSテレ東で毎週土曜夜10時半放送
武井壮&元日本代表の平野早矢香と共に「卓球」の魅力に迫る。ワールドツアーの模様や選手の最新情報などを紹介。
「テレビ東京卓球チャンネル(YouTube)」でも好評配信中!