卓球日本代表 PHOTO:ITTF
ITTF混合団体ワールドカップ<12月4~10日/中国・成都> 7日、第2ステージの3戦目で日本(世界チームランク3位)がスロバキア(同16位)をゲームカウント8-2で破り、開幕からの連勝を7に伸ばした。 今大会6勝負けなしの日本。相手はチェコスロバキア時代に世界王者も輩出した、東欧の古豪だ。
第1試合は混合ダブルス。世界卓球2大会銀メダル、"はりひな"こと張本智和(智和企画/世界ランク11位)/早田ひな(日本生命/同5位)が、ワン・ヤン(同83位)/ククルコバー(同65位)とマッチアップした。
カットマンのワンを擁する変則ペアに対し、最初は攻めあぐねる場面もあったが、第1ゲーム5-5の場面からはりひなが6連続ポイントを奪い、11-5で先制する。
2ゲーム目も主導権を握って攻め続け、11-5で取る。第3ゲームはスロバキアペアのツッツキ・カットを打ちあぐねて8-9とリードされるが、早田がネットインの球をねじ込むなど、粘りのプレーで逆転。11-9でここも奪い、はりひながストレートで勝利した。
張本智和/早田ひな PHOTO:ITTF
日本のゲームカウント3-0で迎えた第2試合は女子シングルス。昨年の世界ユース覇者・木原美悠(木下グループ/同23位)がバラージョバー(同71位)と対戦した。
だがYGやバックサーブなど、多様なサーブを使うバラージョバーにリードされ、逆に木原にサーブミスが続いて第1ゲームは5-11で先取される。
2ゲーム目は木原のサーブレシーブが決まりだし、ラリーではフォア側を続けざまに抜いて11-3で取り返す。
第3ゲームも必殺のミート打ちを次々と繰り出した木原が、最後はシュート性のフリックで決め、11-5として勝ちきった。
木原美悠 PHOTO:ITTF
日本はゲームカウント5-1と大きくリードし、第3試合の男子シングルスは戸上隼輔(明治大学/同24位)がゼリンカ(同227位)を迎え撃つ。
風車のように腕を振り回す独特のサーブのゼリンカ。戸上はそれを無難にレシーブしつつ、ラリーで攻め立てて第1ゲームを11-7で先制する。
2ゲーム目はより攻撃的に来たゼリンカに、長身からの豪打を浴びてリードされる。戸上は粘り強く10-10に追いつくが、10-12で奪い返される。
第3ゲームも意外性のあるゼリンカの強烈両ハンドに手を焼くが、戸上は的確な攻守で6-6の場面から4連続得点し、最後はロングサーブでエースを奪って11-7とし、勝利した。
戸上隼輔 PHOTO:WTT
ゲームカウント7-2と日本が王手をかけた第4試合は、男子ダブルス。先ほど出場した戸上と今大会初出場の曽根翔(T.T彩たま/同280位)がペアとなり、ARPAS(同314位)/ゼリンカと戦う。
第1ゲーム開始早々、ワールドクラスの両ハンドを持つ戸上と曽根がどんどん攻め、いきなり5-0に。
このあと詰め寄られて8-5となるが、ロングサーブでエースを奪って追い上げムードを断ちきった日本ペアが11-6で奪い、チームの勝利を決めた。
日本は第2ステージのヤマ場となる明日の韓国戦に向けて、無傷の7連勝で弾みをつけた。
戸上隼輔/曽根翔 PHOTO:WTT
<混合団体ワールドカップ 第2ステージ>
日本 8-2 スロバキア
(8ゲーム先取のリレー形式)
<第1試合>
張本智和/早田ひな 3-0 ワン・ヤン/ククルコバー
11-5/11-5/11-9
<第2試合>
木原美悠 2-1 バラージョバー
5-11/11-3/11-5
<第3試合>
戸上隼輔 2-1 ゼリンカ
11-7/10-12/11-7
<第4試合>
戸上隼輔/曽根翔 1-0 ARPAS/ゼリンカ
11-6