日本 韓国に敗れ連勝は7でストップ。優勝には中国撃破が必須【卓球 混合団体W杯】

2023.12.08
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卓球日本代表 PHOTO:ITTF

ITTF混合団体ワールドカップ<12月4~10日/中国・成都> 8日、第2ステージの4戦目で日本(世界チームランク3位)が韓国(同4位)にゲームカウント4-8で敗れ、今大会初黒星を喫した。

7連勝中の日本の前に立ちはだかるのが、今大会にベストメンバーとも言える布陣を敷いてきた韓国。ステージ2のヤマ場で、日本チームの真価が問われる。

第1試合の混合ダブルスは、日本が戸上隼輔(世界ランク24位)/張本美和(同14位)の攻撃的ペア。

韓国はイ・サンス(同28位)/チョン・ジヒ(同38位)と、ダブルス巧者同士を送り込んだ。

まずは日本ペアがツッツキを有効に使ってリードするが、徐々に韓国ペアも対応して第1ゲームから激戦に。だが終盤に戸上のチキータと張本のサービスエースがさく裂し、日本ペアが11-9と奪取する。

次も接戦となるが、7-7の場面でイ・サンスにカウンターを食らい、そのまま4連続失点で2ゲーム目を落とす。

第3ゲームも細かい台上プレーがカギを握る神経戦となるが、フリックで仕掛けるなどで韓国ペアが攻勢に転じる。

最後はイ・サンスにフォアで押し切られて9-11。日本はゲームカウント1-2と先行を許した。

第2試合の女子シングルスは、日本がエース・早田ひな(日本生命/同5位)。韓国は世界8位のシン・ユビンではなく、キム・ナヨン(同53位)を抜擢した。

1点目から日本チームを鼓舞するように、大声を上げて盛り立てる早田。ミドルを突き合う攻防で早田がペースをつかみ、最後はハイトスサーブからの3球目バックハンドで11-8と先制する。

だが、次はキムにラリーで先手を取られて7-9に。早田はサービスエース2本で追いつくが、9-11と突き放されて第2ゲームを落とす。

しかし3ゲーム目は再び早田のペース。ハイトスのロングサーブや、ツッツキで持ち上げさせてのカウンターに逆チキータと、多彩な攻めで相手に的を絞らせず、ゲームカウント3-3のタイに戻した。

第3試合は男子シングルス。日本は張本智和(智和企画/同11位)、韓国もチャン・ウジン(同10位)が登場し、エース対決となった。

足を使ってフォアドライブを打つチャンに対し、バック側を攻めて動きを止める張本。第1ゲームは8-8から張本がハーフロングのサーブと3球目チキータで2本取り、そのまま11-9で先制する。

2ゲーム目は2-6の場面でアクロバティックなプレーを決められるなど、チャンに大量リードを奪われる。張本は両ハンドでチャンを台から下げて10-10に追いつくも、再び突き放されて11-13で落とす。

第3ゲームもチャンのフォアハンドを浴び、3-6とリードされたところでタイムアウト。

ここからしぶとくコースを突いた張本が一時逆転するも、チャンの攻めを止めきれず9-11で落とし、合計ゲームカウントは4-5と再び先行を許した。

第4試合は男子ダブルス。日本が張本智和/戸上隼輔、韓国がチャン・ウジン/イム・ジョンフン(同17位)と、日韓の男子フルメンバーが集結する一戦となった。

しかし右利きと左利きかつ、すでにダブルスで実績を残す韓国ペアが有利。第1ゲームは韓国ペアの攻撃をしのぐ展開のまま、8-11で先制される。

2ゲーム目は日本ペアが攻めて得点するシーンが増え、6-2とリード。しかしじっくり構える韓国ペアに対して徐々にミスが出て、9-11と逆転でここも落とす。

どうしても取りたかったゲームを失った日本ペア。第3ゲームは、韓国ペアから一方的に攻められる。最後はチャンにバックハンドを決められ、日本は合計ゲームカウント4-8で敗れた。

日本は開幕以来7連勝中だったが、ライバル韓国に手痛い一敗を喫した。

<混合団体ワールドカップ 第2ステージ>

日本 4-8 韓国
(8ゲーム先取のリレー形式)

<第1試合>
戸上隼輔/張本美和 1-2 イ・サンス/チョン・ジヒ
11-9/7-11/9-11

<第2試合>
早田ひな 2-1 キム・ナヨン
11-8/9-11/11-5

<第3試合>
張本智和 1-2 チャン・ウジン
11-9/11-13/9-11

<第4試合>
張本智和/戸上隼輔 0-3 チャン・ウジン/イム・ジョンフン
8-11/9-11/1-11

<第5試合>
早田ひな/平野美宇 - イ・シオン/チョン・ジヒ

<ステージ2 暫定順位>

1位 韓国 5戦5勝 勝ち点10
2位 日本 5戦4勝1敗 勝ち点9
3位 中国 4戦4勝 勝ち点8
4位 フランス 5戦3勝2敗 勝ち点7
5位 ドイツ 4戦2勝2敗 勝ち点6
6位 スウェーデン 4戦1勝3敗 勝ち点5
7位 台湾 5戦5敗 勝ち点5
8位 スロバキア 4戦4敗 勝ち点4

<試合方式>

1.混合ダブルス
2.女子シングルス(混合ダブルスに出なかった選手)
3.男子シングルス(混合ダブルスに出なかった選手)
4.女子ダブルス もしくは 男子ダブルス
5.男子ダブルス もしくは 女子ダブルス
4.5番の順番は試合前に決定。各マッチは3ゲームを必ず行い(3-0または2-1)、獲得したゲーム数が8ゲームとなった段階で試合終了、8ゲームを先取したチームの勝利となる。
※リレー方式

<大会システム>

全56試合(ステージ1 32試合/ステージ2 24試合)

■第1ステージ
4つのグループに分けられる
2グループ、4チームの総当たり(6試合×2グループ)
2グループ、5チームの総当たり(10試合×2グループ)

■第2ステージ
第1ステージの各グループ1と2位が第2ステージに進出
8チームの総当たり戦
ただし、ステージ1で対戦したチームは再戦しない。ステージ1の結果はステージ2に持ち越される

<出場選手>

中国
男子:樊振東、林高遠、馬龍、王楚欽
女子:陳夢、孫穎莎、王曼昱、王芸迪

ドイツ
男子:マイスナー、スタンパー、ワルター
女子:シャン・シャオナ、ユアン・ワン、ウィンター

日本
男子:張本智和、曽根翔、戸上隼輔、吉山僚一
女子:張本美和、早田ひな、平野美宇、木原美悠

韓国
男子:アン・ジェヒョン、チャン・ウジン、イ・サンス、イム・ジョンフン
女子:チョン・ジヒ、キム・ナヨン、イ・シオン、シン・ユビン

フランス
男子:ゴジ、A.ルブラン、F.ルブラン
女子:ルッツ、パバド、ユエン・ジアナン

台湾
男子:林彦均、王晨又、楊嘉恩、葉致緯
女子:陳思羽、CHEN Ying-Chen、黄怡樺、李昱諄

香港
男子:陳顥樺、何鈞傑、林兆恒、黃鎮廷
女子:杜凱栞、李皓晴、呉詠琳、朱成竹

ポルトガル
男子:アビオドゥン、ゴメス、ラファエル
女子:LI Tiago、マトス、ピント、フ・ユ

エジプト
男子:ユセフ、エイ ベイアリ、サレ
女子:アルホダビー、ホダビー、ヘルミー

スウェーデン
男子:ALFREDSSON、A.シェルベリ、カールソン
女子:ベリアンド、ベリストレム、C.シェルベリ

ルーマニア
男子:E.イオネスク、O.イオネスク、イストラテ、MOVILEANU
女子:ディアコヌ、ドラゴマン、サマラ、セーチ

シンガポール
男子:チュウ・クラレンス、CHUA Josh Shao Han、パン・コーエン、クエック
女子:ウォン・シンルー、ゾン・ジエン、ジョウ・ジンイー

インド
男子:バンジャ、グローバー、シェティ、スラヴァッジュラ
女子:BAISYA、DUTTA、ゴーシュ、カマス

アメリカ
男子:リャン、N.NARESH、S.NARESH
女子:サング、ワン・エイミー、チャン・リリー

プエルトリコ
男子:アファナドール、BIRRIEL、ゴンザレス、ナランホ
女子:ブルゴス、A.ディアス、F.ディアス、M.ディアス

スロバキア
男子:ARPAS、ワン・ヤン、ゼリンカ
女子:バラージョバー、ククルコバー、ラボショバー

オーストラリア
男子:チェインバーズ、ディクソン、イ・ヨンフン
女子:ブロムリー、レイ・ジャンファン、TOWNSEND Danni-Elle

カナダ
男子:リー・エドワード、マヨロシュ、ワン・ユージン
女子:リャオ、XU Jessie、ジャン・モー

卓球史上初開催の「ITTF混合団体ワールドカップ」 中国・成都で12月4日(月)〜10日(日)開催! 特設HPでは試合結果、試合映像を随時更新