早田ひな、戸上隼輔、張本智和、張本美和、木原美悠、曽根翔 Photo:ITTF
ITTF混合団体ワールドカップ<12月4~10日/中国・成都> 9日、第2ステージの5戦目で日本(世界チームランク3位)が中国(同1位)にゲームカウント5-8で敗れ、今大会2敗目を喫した。
昨日の韓国戦で初黒星となった日本は、大会9戦目で世界ランク1位の中国と対戦。
今大会の開催国でもある中国は男女の世界ランクトップ3を揃え、混合団体初代チャンピオンになるべく世界最強にふさわしいベストメンバーで臨んでいる。
第1試合は、戸上隼輔(明治大学/世界ランク24位)/張本美和(木下アカデミー/同14位)対王楚欽(同2位)/孫穎莎(同1位)。
混合ダブルス世界ランク19位の日本ペアが1位の世界最強ペアに挑んだ。
開始早々、張本のロングサーブを読み切ってフォアドライブで打ち抜くなど王楚欽の強力なドライブが炸裂。
戸上もなんとか食らいついたが、ラリーで押し切られ第1ゲームを5本で落とす。
第2ゲームは戸上がチキータ、バックドライブを決めて序盤から7連続ポイント。その後王楚欽に狙い打たれて逆転を許したが13-11で奪い返す。
一進一退となった第3ゲームは日本ペアがラリー戦を制すと中国ペアにミスが重なり11-9で勝利。ゲームカウント2-1で日本がリードする素晴らしいスタートを切った。
第2試合は日本女子のエース、早田ひな(日本生命/同5位)対世界卓球2021女王の王曼昱(同2位)。
過去の対戦では早田の0勝1敗だが、今大会の王曼昱はプエルトリコ戦でディアス(同11位)に敗れており、早田にもチャンスはある。
第1ゲームは相手の巻き込みサーブに苦しみ早田が落とすが、第2ゲームはサーブにうまく対応して互角の展開に。
持ち前のフォアドライブを武器にラリー戦も優位に進めたが、終盤であと1本が取れず、第2ゲームも9本で奪われる。
早田も最後まで粘りを見せたが王曼昱の猛攻を止めることができず0-3のストレートで敗れた。
第3試合は張本智和(智和企画/同11位)と現世界王者の樊振東(同1位)が激突。
通算成績は張本の2勝5敗だが、昨年の世界卓球団体戦では張本が3-2で勝利をおさめており、2度目の金星なるかと注目が集まった。
プレッシャーのためか明らかに動きが固くミスを連発する樊振東に対して、張本は積極的な攻めを見せて11-3の大差で第1ゲームを奪うと、第2ゲームも張本が得意のバックハンドで世界王者を圧倒。
競り合いとなった第3ゲームは張本が落としたものの張本が貴重な2ポイントを獲得した。
第4試合は15歳・張本美和と19歳・木原美悠(木下グループ/同23位)のペアが王曼昱/陳夢(同3位)と対戦。
怖いもの無しの日本の10代ペアが果敢な攻めでリードを奪うと、終盤はネットインのラッキーもあり12-10で先取。
第2ゲームは中国ペアが取り、第3ゲームは相手のドライブを前陣で上から叩いた日本ペアが中盤でリードするが、終盤で追いつかれて11-13の僅差で落とす。
ゲームカウントは5-7となり、日本は1ゲームでも落とすと中国に敗れる状況。
ラストの男子ダブルスは、曽根翔(T.T彩たま/同280位)/戸上隼輔ペアが王楚欽/馬龍(同3位)に挑み、激しい打撃戦を展開するが実力に勝る中国ペアが第1ゲームを取って、中国が勝利。
惜しくも敗れた日本だったが、最強中国の背中が見えた素晴らしい戦いぶりだった。
<混合団体ワールドカップ 第2ステージ>
日本 5-8 中国
(8ゲーム先取のリレー形式)
<第1試合>
戸上隼輔/張本美和 2-1 王楚欽/孫穎莎
5-11/13-11/11-9
<第2試合>
早田ひな 0-3 王曼昱
6-11/9-11/5-11
<第3試合>
張本智和 2-1 樊振東
11-3/11-6/7-11
<第4試合>
張本美和/木原美悠 1-2 王曼昱/陳夢
12-10/3-11/11-13
<第5試合>
曽根翔/戸上隼輔 0-1 王楚欽/馬龍
5-11