張本智和「全日本が取れなくても、五輪が取れればいい。何よりも重要なのがオリンピック」

2024.01.17
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卓球日本代表のエースでパリ五輪メダル候補・張本智和(智和企画=20)は2023年の最後の日をカタール・ドーハで迎えた。

日本卓球界のエース張本は新年早々にドーハで国際大会3連戦(1月3日〜 WTT男子ファイナルズ、8日〜 WTTスターコンテンダー、14日〜 WTTコンテンダー)という過密スケジュール。

3年前の東京五輪では団体銅メダルを手にしたが、シングルスではスロベニアのヨルギッチに敗れて4回戦敗退。パリ五輪ではシングルスでのメダル獲得の思いは強い。

その思いが強くなる一方、格下相手に敗戦が続く。最高3位だった世界ランクも11位まで後退。

張本は「明日やっても負けるだろう。明後日やっても負けるだろうと初めて思った。世界ランクも11位まで落ちて、本当にやばいと思った。このままいったら20位、30位まで落ちてしまうんじゃないかと思った」と危機感を募らせた。

パリ五輪が迫る中、張本が自身に課したのは"体力強化"。2か月前からランニングを取り入れて4.5kgの減量に成功。

変化したことは体重だけではない。

男子日本代表 田勢監督は「目に見えて行動が変わった。体つきもそうだし、顔つきも変わり始めている。張本選手自身もオリンピックに向けて、いよいよエンジンがかかってきたなと」変化を感じ取っている。

意識が変われば行動も変わる。その変化はオリンピック(シングルス)メダル獲得への歩みを加速させる。

迎えた新年最初の試合。世界No.1を決める大会 WTT男子ファイナルズドーハで東京五輪の銅メダリストのオフチャロフ(ドイツ)とのフルゲームを制して勝利をおさめた。取り組んできた体力強化がさっそく実った。

2024年を迎えて張本は「2023年は自分にとってはいい1年ではなかった。思い描いていた1年ではなかった。1回悪いものは切り離して、今年はいいスタートが切れるように。全日本選手権で優勝できなくても、オリンピックでメダルを獲れるなら、それはそれでいい。何よりも重要なのがオリンピック。そこが一番ですね」と五輪への思いを語った。

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