早田ひな 3度目の栄冠に輝く!「応援してもらえる中で卓球をするのが本当に好き」【全日本卓球 女子シングルス】

2024.01.28
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早田ひな PHOTO:Itaru Chiba

2024年全日本卓球選手権大会<1月22日~28日/東京体育館> 28日、女子シングルス決勝で早田ひな(23=日本生命)が張本美和(15=木下アカデミー)をゲームカウント4-0で破り、大会2連覇となる優勝を果たした。

前回3冠を達成し、さらに2020年、2023年大会に続く3度目の優勝をめざす女王・早田。張本は初の決勝進出で、2017年大会の平野美宇の16歳9か月を抜く、女子最年少・15歳7か月での優勝に王手をかけている。

まず張本が鋭いレシーブを武器に9-5とするが、早田は回転を変えた多様なサーブから反撃して6連続ポイントで逆転。第1ゲームを11-9で先取する。

だが張本は2ゲーム目序盤、早田の2本のロングサーブをいずれも破り、強打で早田を台から下げる。早田も張本のミドル攻めに耐えて攻勢に転じ、激しい打ち合いは最後にエッジボールとなり、早田が11-9でここも奪う。

第3ゲーム、早田は後陣からのバックドライブ一発で抜くなど、タイミングを変えた攻めでも張本を押す。張本はアップダウンサーブの回転を読めずレシーブでつまずき、早田が11-6で取る。

4ゲーム目も、早田のカウンターバックハンドが張本のフォア側に突き刺さり7-3とリード。張本はYGサーブやストレート攻撃、フォア攻めで抵抗し1点差に迫るが、再び早田が攻めて最後はハイトスサーブからの3球目バックハンドで11-7とし、優勝を果たした。

世界ランク14位で最強の15歳、張本美和を破った早田。優勝までに取られたゲームはわずか1つ、もはや日本に敵なしの強さで、パリ五輪イヤーを最高の形でスタートさせた。

<全日本卓球選手権 女子シングルス決勝>
早田ひな 4-0 張本美和
11-9/11-9/11-6/11-7

■早田ひな 勝利後インタビュー

Q.連覇を決めて

今は本当に、すごくホッとしています。

Q.第1ゲーム、相手のリードから6連続ポイントで奪いました

張本選手には11月の選考会で2-4で負けていたので、本当に1ゲーム、もうフルゲームになっても、そういった気持ちで試合前から入っていたんですけど。今日もやっぱり1ゲーム目取られるか、っていう感覚から...でもやっぱりこのレベルになると、一本一本、一球一球の勝負になってくるので、本当に目の前のことしか考えていなかったです。

Q.そのあとは今大会でも見られた多彩な組み立てがありましたが、試合の中で感触はどうでしたか

11月の選考会ではじめて自分の卓球を変えてやってみて、このレベルになるとやっぱりなかなか出すのは難しいんですけど。その中でも、自分で勇気を振り絞ってやったプレーだとか。あとは本当にいろいろな選手が、自分に勝つために対策してくるんですけど、そこの対応能力が今大会高かったかなと思います。

Q.いろいろな選手が早田さんに挑んでくる中で、今大会わずか1ゲームしか落とさなかったんですけど、この大会を通して得たことは

大会がはじまる前はすごく緊張してるかなと思ったんですけど、試合に入ると、いろいろな方々が応援してくれて。やっぱり応援してもらえる中で卓球をするのが本当に好きだなっていう思いで、一本一本、1ゲーム1ゲーム、本当に噛みしめて試合をしていたので。

今日、本当に3階席までいっぱい、たくさんの方が応援に来ていただいて、今東京めっちゃ寒いんですけど、熱い試合を見ていただいて本当によかったなと思います、ありがとうございます。

Q.パリ五輪での早田選手の活躍を楽しみにされている方が多いと思います。2024年はどんな1年に、どんな目標を持って進んでいきたいですか

2年間にわたるパリ選考レースが、今日の全日本で終了して。私はパリ五輪に出ることを目標にやってはいるんですけど、パリ五輪の金メダルをさらに目標にして今までやってきて。石田卓球クラブで(卓球を)はじめたときに、はじめて(クラブOBの)岸川(聖也)選手がオリンピックに出ているのを見たときに、オリンピックに出たいと思って。

でもそれがこんなに苦しくて、こんなにしんどいものなのかっていうのをすごく感じたんですけど、やっぱりここまで来るのに、本当に私一人じゃここには来られなかったと思うので、やっぱりいろいろな人の期待を背負って、そしていろいろな方々にこのあともサポートしてもらいながら、私と平野選手はシングルスは頑張っていかないといけないですし。

パリ選考レースは終わったんですけど、ここからが半年、本番になってくるので。みなさん、今以上にたくさんの応援、そしてサポートをよろしくお願いします。ありがとうございました。

開催期間:1月22日 - 28日(7日間)
会場:東京体育館
競技種目:
1.男子シングルス
2.女子シングルス
3.男子ダブルス
4.女子ダブルス
5.混合ダブルス
6.ジュニア男子シングルス
7.ジュニア女子シングルス