3月22日放送の『卓球ジャパン!』は 、今年の全日本卓球女子ダブルスで初優勝を果たした笹尾明日香&麻生麗名(日本生命)がゲスト出演。
2週にわたって全日本決勝の舞台裏、練習法&得意技、それぞれのプライベートの話も含めてじっくりと語ってもらった。
番組冒頭、MCの武井壮&平野早矢香と意外なつながりがあることが明かされたのは先輩の笹尾。
武井には、過去勝てなくて悩んでいた時にインスタの質問コーナーにて「どうやったら勝てますか?」と質問。
ただし武井の返事は「笹尾、ガンバレ!」とかなりシンプルだったようで、「何のアドバイスでもねえじゃん!」と武井が過去の自分にツッコミを入れた。
また2012年に撮影された12歳の笹尾と平野早矢香のツーショット写真も公開。
とある卓球イベントに参加した時のもので、笹尾の首には平野が獲得したロンドン五輪の銀メダルがかけられており、「本当に光栄でした!」(笹尾)と当時を懐かしんだ。
日本生命レッドエルフの主力ペアとしてTリーグでも活躍を見せる25歳の笹尾と22歳の麻生。
昨年の全日本では優勝候補の平野美宇・張本美和ペア(木下グループ)を下してベスト8入り。
初優勝を目指した今年は危なげない戦いぶりで決勝まで勝ち上がると、決勝では過去2連敗を喫している梅村優香・塩見真希ペア(サンリツ)と対戦した。
「2ゲーム目に10-7でリードしてたんですけど、そこから取られてしまって、結構メンタル的にもきつかったんですけど、3ゲーム目をしっかり取り切って立て直したことがポイントだった」と麻生。
第2ゲームはタイムアウトを使ってゲームを失うという苦しい展開だったが、強気の姿勢を崩さず、再び流れを引き寄せた。
競り合いになった最終第5ゲームも攻撃力で上回った日本生命ペアがリード。ラストもフォアドライブ連打で押し切り優勝を決めた。
「相手の選手はどちらも異質ラバーを使っているので、コース取りとかタイミングとか、こちらが出すボールの質というのもしっかり自分たちで話し合った通りに作戦を練って戦っていこうっていうところを徹底していきました」(笹尾)
初優勝ということで涙溢れる感動的なシーンが流れるかと思いきや、大喜びの笹尾に対して、「緊張して頭真っ白でした」という麻生はクールな表情。それを見て武井も「なんか7回目の優勝みたいな感じ」と笑った。
番組後半の実演コーナーではダブルスの練習法を披露。2人がよくやるメニューとして紹介してくれたのが、その名も「3本3本」。
両サイドに2本ずつボールを送る「2本2本」は卓球界ではメジャーな練習法だが、2人はあえて3本ずつで行っている。
そうすることでフォアサイドは笹尾→麻生→笹尾、バックサイドは麻生→笹尾→麻生というように順番が逆になり、より実戦に近い動きになるのだ。
「2本2本と比べて3本3本ですと自分たちの動きも幅広くなって厳しい練習になるので、厳しい体勢だけど早く準備して打つというところを意識してます」(笹尾)
そして2人の練習を見ていて平野がある異変に気がついた。
通常右利き同士のペアは、2人が回るようにしてポジションを入れ替えるフットワークになるが、笹尾・麻生の場合は回る動きにはならず、前に笹尾、後ろに麻生というように前後にポジションを固定してそれぞれが左右に動くのだ。
「ラリーのスピードがすごく早くて回ると間に合わなくなってしまうので、もうその場で打つ方が効率がいい」(笹尾)
バックに表ソフトを貼り、アグレッシブな速攻が武器の笹尾、長いリーチを生かした安定感のある両ハンドドライブが魅力の麻生。
それぞれの長所を最大限に引き出すこの独自のフットワークが2人を優勝へと導いたのだ。
武井壮&元日本代表の平野早矢香と共に「卓球」の魅力に迫る。ワールドツアーの模様や選手の最新情報などを紹介。
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