3月29日放送の『卓球ジャパン!』は 、前回に引き続き全日本卓球女子ダブルス女王の笹尾明日香&麻生麗名(日本生命)が登場。
後編では2人のコンビネーションプレーを実演も交えながらじっくりと解説してもらった。
まず最初に紹介した得意パターンは、MC武井壮が「7色のチキータからの笹尾のアタック!」と命名したチキータからの4球目攻撃。
カギとなるのが麻生のチキータで「速いチキータだったり、ゆっくりなチキータ、横回転が入ってるチキータなどいろいろ使い分けて、いろんなコースに打ち分けている」と本人が解説。
実際に受けてみたMC平野早矢香も「チキータの質が高くて、回転量がありますね。これを攻め返せるかというと、やっぱりコントロール(重視)になるだろうなと」とコメント。
さらに笹尾の4球目攻撃もフォアハンドとバックハンドの両方があり、相手としてはかなり的が絞りにくい得点パターンになっている。
続いては笹尾の3球目フォアドライブからの麻生の5球目攻撃という連係プレー。
「私のフォアドライブをどのコースに送るかによって返球の質が変わってくる。
あとはタイミングとかでいかに相手(の待ち)を外せるかというところを意識しています」と笹尾。
このプレーも早速実演をしてみるが、笹尾の3球目ドライブが鋭すぎて、現役時代は鉄壁のブロックを誇った元全日本女王の平野がミスし、5球目の麻生につなげることができない。
「これ違いますね、笹尾選手の"いいボール特集"じゃないですね(笑)」と焦る平野。
そしてなんとか返したところで待っているのは麻生の伸びのある両ハンドドライブ。
全日本を制したコンビネーションプレー、確かに強烈だ。
3つ目に紹介したのは笹尾が得意とする一撃必殺のバックフリックレシーブ。
実は全日本の決勝、最終第5ゲームの9-9という大事な場面でも笹尾はこのレシーブを決めている。
続く10-9でもフリックで相手を崩して優位に立ってからラリーを制して優勝。このバックフリックが優勝に導いたと言っても過言ではないだろう。
パートナーの麻生も「これで決まることが多い」と語るようにその鋭さは世界レベル。
平野も「映像(で見る)よりも威力がありますね。速さだけでなく威力がある」とコメント。
さらに「全日本を見てて思ったのは一球ミスしたらもうこの試合は難しいんじゃないかっていうあの場面であれだけの強さでいけるっていうところがすごい」と、笹尾の強心臓っぷりにも感心していた。
加えて、フリックと見せかけて短く止めるストップもあり、この"2択レシーブ"はかなり強力。
実演でストップを見た武井も「やばぁ、絶対間に合わない!」とフリックとの落差に驚いていた。
ちなみに今回番組が2人に聞いたアンケートの中の「参考にしている選手は?」という質問で笹尾は「世界の表ソフトラバー選手」と回答。
「いろんな人のいいところをちょっとずつもらう感じで参考にしてます」と本人は語っていたが、そのようにして培ったテクニックがこのバックフリックでもあるのだ。
そして技術解説のラストは麻生の必殺技カウンター。
特に笹尾の表ソフトでのツッツキに対して相手に持ち上げさせたところを両ハンドで狙っていく展開が麻生の十八番だ。
「2人の良い特徴が出てる形ですね。まずツッツキに変化があるんでそれを強く打つのはなかなか難しくて入れにいくんですよ。
それを高い打点で上から狙われるっていうのはプレッシャーがありますね」と平野。
番組アンケートの「参考にしている選手」では、チームメイトの早田ひな、中国の主力・王曼昱という自身と同じく長身&パワータイプの両選手をあげていた麻生。
実演プレーではそんな2人に負けないパワフルなカウンタードライブを披露してくれた。
武井壮&元日本代表の平野早矢香と共に「卓球」の魅力に迫る。ワールドツアーの模様や選手の最新情報などを紹介。
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