世界王者・王楚欽 松島輝空との激闘を制すも「今日はまぐれで勝った」本音の告白 精神状態の揺らぎも吐露【卓球 WTTファイナルズ香港】

2025.12.11
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王楚欽 PHOTO:World Table Tennis

<2025年12月10日(水)~12月14日(日)WTTファイナルズ香港@中国>

LIVE配信:https://www.youtube.com/@tabletennis/

卓球のWTTファイナルズ香港・男子シングルス1回戦で、世界ランキング1位の王楚欽(中国)が、同8位で躍進著しい松島輝空(木下グループ)とのフルゲームの死闘を4-3(6-11, 9-11, 11-4, 12-14, 12-10, 11-4, 11-9)で制した。

18歳の新鋭に追い込まれた王は、試合後に"率直すぎる"とも言える胸の内を明かした。

「正直、今日は"まぐれで勝った"ようなものです」王は開口一番、こう言って苦笑した。

「松島選手は本当に素晴らしかった。試合の前半は、僕にはほとんどできることがありませんでした」苦境を打破したのは第5ゲーム。

12-10で勝ち切った場面を振り返り「勝負を分けたのはあのゲーム。途中、『このまま荷物をまとめて帰ることになる』と本気で思った」と明かす。それでも粘りを見せてゲームを奪うと、流れを引き寄せて最終的に逆転勝利をつかんだ。

さらに王は、この大会に入る前の"異変"についても語った。

「実は、ここに来る前から精神的にかなり複雑な状態で、どう戦えばいいのか分からなくなっていました。自分の中から"準備ができていない"というサインを感じていたんです。競う気持ちも、勝ちたい気持ちも頭打ちになり、休みが必要だと思ったほど」

それでも王は、「中国チームの一員として出ている以上、正しい姿勢を示し、どんな状況でも勝つ方法を見つけないといけない。今はベストではありませんが、こうした状況だからこそ、自分の大会への向き合い方を鍛えるチャンスだと思っています。勝つためにできることをすべてやりたい」代表としてコートに立つ責任を強調した。

一方の松島は第1〜2ゲームを連取し、序盤から鋭いバックハンドを連発。多くの場面で王を圧倒し、決勝点までもうあと2本と迫った。

しかし、第5ゲーム以降、王の粘りに飲まれ逆転される形となった。日本卓球界期待の若手は、世界トップとの激闘で力を見せつつも、あと一歩及ばず。試合結果は悔しいものとなった。


LIVE配信:https://www.youtube.com/@tabletennis/

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