2016.12.07
13歳の張本が初出場で初優勝!史上最年少チャンピオンに!【卓球・世界ジュニア選手権大会】
張本智和/Tomokazu Harimoto (JPN) 提供:ITTF/アフロ
2016年世界ジュニア選手権がついにクライマックスを迎えた。日本は女子シングルスを除く個人5種目で優勝の可能性を残している。まず男子シングルス準決勝は張本智和が強敵中国の楊碩に4-2で勝利。3ゲームを先取しながら、続けざまに2ゲームを取られ逆転されそうな場面もあったが、6ゲーム目は3ポイントしか与えず決勝進出を決めた。一方、女子シングルス準決勝に臨んだ加藤美優は、平野美宇を破って勝ち上がってきた中国の石洵瑶に対し、得意のバックハンドの打ち合いに持ち込もうとするも、コースを散らしてきた石に揺さぶられてミスが増え敗戦。だが、日本の女子シングルス唯一のメダルとなる、銅メダルに輝いた。
続く混合ダブルスと男女ダブルス決勝は、まず混合ダブルスの松山祐季・早田ひなが趙勝敏・金智淏(韓国)と対戦。フルゲームでマッチポイントを握るも、10-7から逆転を許し惜敗した。さらに男女ダブルスも女子の早田・加藤、男子の張本・龍崎東寅が破れ準優勝。日本はダブルス種目で3つの銀メダルを獲得した。
そして、フィナーレを飾ったのは男子シングルス。U-18世界ランキングトップの張本と同2位の趙勝敏(韓国)という見応えある頂上決戦は、両者の応援が白熱する中、韓国の趙が先に2ゲームを連取。張本もすぐさま2ゲームを巻き返しゲームカウント2-2で並ぶ。そして迎えた4ゲーム目、6-7の場面で趙のサーブがフォルトの判定。実は今大会を通じてフォルトを取られる選手が多く、趙もそのうちの一人だった。これでリズムを崩した趙はゲームオールで力尽き、栄えある優勝は張本の頭上に輝いた。
「2年前まで世界ジュニアはいつか出られるといいなと思っていたけど、2年後にまさかチャンピオンになれるとは思わなかった。本当にうれしい。疲れはありましたけど、疲れたなんて言っているヒマはなかったので全力でやりました」と話す張本。13歳で同大会に初出場し初優勝を遂げた偉業は、2006年に同種目で優勝した松平健太の15歳の最年少記録を更新する大記録となった。
<試合結果>
【男子シングルス準決勝】
◯張本 11-6、12-10、13-11、9-11、10-12、11-3 楊碩(中国)
【女子シングルス準決勝】
加藤 11-6、8-11、10-12、11-8、9-11、7-11 石洵瑶(中国)◯
【混合ダブルス決勝】
松山・早田 11-7、9-11、9-11、11-7、11-8、3-11、11-13 趙勝敏・金智淏(韓国)◯
【女子ダブルス決勝】
早田・加藤 7-11、8-11、6-11、11-5、11-9、9-11 ディアコヌ・ドラゴマン(ルーマニア)◯
【男子ダブルス決勝】
張本・龍崎 11-7、8-11、4-11、3-11、4-11 安宰賢・趙勝敏(韓国)◯
【男子シングルス決勝】
◯張本智和 7-11、9-11、11-6、12-10、11-8、7-11、11-7 趙勝敏(韓国)