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ほんとうに大切なものは、目に見えない
かつて子供だった、すべての大人たちへ |
夕陽が輝き、山肌を金色に染める秋の午後。少女リラは山道で美しいきつねに出会った。
柔らかそうなとび色の毛に覆われた姿、つぶらな瞳に魅せられたリラは、ひと目で恋に落ちた。
きつねにテトゥと名をつけた彼女は、警戒心が強く滅多に人前に現れないテトゥに会うため、毎日森へ通う。
リラの想いに応えるかのように、少しずつリラとの距離を縮めていくテトゥだったが…。
誰もが幼い頃、動物と心を通い合わせたい、と願った経験があるはず。好奇心に導かれ、未知の体験に心躍らせた、あの頃へ。美しくも切ない感動の物語が幕を開けます。 |
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